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3分でわかる‼️『マイワシ』

 多くの魚の食べ物となるイワシ。

 きっと彼ら、彼女らには生きづらい世の中でしょう。

 そんなイワシを今日はご紹介しようと思います^ ^

マイワシ
 ニシン目 ニシン科 マイワシ属

分布
 日本各地

生活史
 春から夏にかけて北上し、秋から冬にかけて南下する。

 冬から春に産卵をして、寿命は6年ほど。
 

料理
だんご汁
 イワシといえば千葉の九十九里。イワシのつみれを使ったお味噌汁です。

 毎年だんご汁の味を競うコンテストも開催されています。

さんが焼き
 南房総発祥の漁師飯。
 新鮮な魚と味噌、薬味を細かくたたいてつくったなめろうをホタテの貝殻に乗せて焼いたものです。

豆知識
実は出世する
 成長するにつれて名前が変わる出世魚。
 スズキやブリ、ボラなんかが有名ですね。

 なんと、イワシも出世魚なんです!!

 稚魚はシラス、数センチのものはカエリ、10センチ前後をコバ(小羽)、15センチ前後をチュウバ(中羽)、20センチ以上をオオバ(大羽)といいます。
 あれ?イワシの過程は😅

 きっとすべての段階をイワシであらわすのでしょう。

漁獲量90%減少⁉️
 1982年、マイワシは329万トンもとれていました。

 しかし、2016年には37万トン。35年前のわずか10分の1しかとれていません。

 これは乱獲も要因として挙げられますが、現在有力な説は資源変動です。

 マイワシは昔から数十年単位で大きく個体数を変動させながら生きてきたと言われているのです。
 近年は増加傾向が伺えるという話も聞きますし、5年後にはイワシはかつてのようなやすい魚に戻っているかもしれませんね。

 ただ、だからといって乱獲してしまうと北海道のニシンのように壊滅的な状況になる可能性もあるため慎重な資源管理を行ってもらいたいです🌏

以上、マイワシでした。

普段は肉食魚に食べられるばかりの魚ですが日本の漁業を支える重要な魚です。

味わっていきましょう。

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