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#471 雑誌論⑦|週刊少年マガジン

前回の週刊少年ジャンプに引き続き、週刊少年マガジンを紹介しましょう。



週刊少年マガジンとは?

歴史は1959年と、週刊少年ジャンプより10年早く誕生しているんですね。
そこから「巨人の星」「あしたのジョー」「愛と誠」とか、往年の漫画で大ヒットするようですが、1973年にジャンプに抜かれてからは低迷し、サンデーとかチャンピオンにも抜かれるようです。
しかし80年代後半にサンデーを抜いて2位になってから、90年代にはイケてる漫画が台頭して黄金時代を迎えます。

ただ、ジャンプもエグかったので、当時のジャンプとマガジンはかなりハイレベルな争いを繰り広げ、97年には「ドラゴンボール」「SLAM DUNK」が終わったジャンプを抜くんですね。
僕もこの頃はマガジンを買ってました。

マジで最高のライバル関係ですね。


週刊少年マガジンの大好きな漫画BEST20

20位 MMR マガジンミステリー調査班

マガジンと言えばこの漫画「MMR」こと、マガジンミステリー調査団を浮かべる人は多いと思います。
内容は一切覚えてないですが、この博識のキバヤシさん&「な、なんだってー!!」と驚くマガジン編集部を覚えている人は多いでしょう。

自らを編集メンバーをキャラクターにするのは秀逸ですね。

余談ですがビジネス用語で月の固定の売り上げを示すMRR(Monthly Recurring Revenu)という言葉があるのですが、よく間違えて「MMR」と呼んでしまい、「それはキバヤシさんのやつ」と訂正したり、訂正されたりと同世代で働いていた時期がありましたね笑


19位 哲也-雀聖と呼ばれた男-

この漫画は僕らの世代が麻雀を覚える前にマガジンで連載されておりましたが、それでも十分面白い漫画でした。
で、麻雀を覚えてからみんな読み返すんですね。
ダンチとか房州さんとか印南とかはメジャーですが、僕が覚えてるのは「うめぇ…ロンだ」という蛇みたいなやつとか、七対子する双子の女とか、運が無くて字牌ばっかり集まり国士(無双)ばっかあがるやつとかですね笑


18位 平成義民伝説 代表人

これは最低の漫画でしたね笑
物語としてまとまってのは最初の数話で、早々に意味不明になり、よくこれ連載許されたなと思う位、講談社の度量の広さを感じましたが・・・12週が限界だったようです笑
絶対にこの漫画は伝説になると思って単行本を買いましたが、特にブレイクすることもなかったですね笑

「泣くようぐいす」も面白かったですが、うぐいすより遥かにハードコアパンクだったこの代表人をセレクトしてみました。


17位 無頼伝 涯

これもなかなか強烈でした。
ジャンプほどではないですが、少年マガジンも「友情・努力・勝利」イズムは意識していたにも関わらず、少年誌として色々と訴えることがあると思いましたが、この漫画は「孤立せよ…っ」って言ってますからね笑
澤井所長とかマジで狂っていて面白かったです。
「ユーアーヒューマン」とかも秀逸でしたね。
恐らく打ち切りに終わったと思いますが、もっともっと見ていたかった作品です。


16位 シバいたれタカ!

少年時代の僕は「なんでこの漫画集めたんだろ…」という漫画がたくさんありましたが、その1つがこの「シバいたれタカ」ですね笑
謎に全巻持ってました笑

どうしょうももないヤンキーのタカがボクシングと出会い、のしあがっていくありがちなストーリーですが、気持ち良いくらい打ち切りに終わった作品ですね笑


15位 Harlem Beat

リアルタイムで読んでいた時は、やはりこの漫画も相当盛り上がっていましたね。SLAM DUNKブームもあり、結構人気あった気がします。
細かい設定とかが割と細かく、割と読んでいて楽しい漫画でしたね。
で、不思議なもので、僕の周りのゲイが2人共この漫画を持っていましたが、澤村狙いだったんでしょうか?笑


14位 3.3.7 ビョーシ

この漫画が流行っていた時は既にマガジンを買うのを卒業していたのでコミックスで読みましたが、序盤は面白かったですね。
結局「タケ」が女なら、あの子供はなんだったんだとか伏線を回収できていなかった気がしましたが・・・青春漫画で面白かったですね。


13位 BOYS BE…

そしてこれですよ、BOYS BE…!
エロラブコメ枠はジャンプはI''s(桂先生作品)でしたが、マガジンはBOYS BE…でした。
浴衣着た彼女をはだけさせたくて卓球する話とか、海で初体験する話とか思えてますね笑
プレステ版のゲームもやった記憶ありますね…懐かしい。


12位 DESPERADO

これも大好きでしたね。全巻持ってました。
この漫画に関しても別途「漫画論」で語りたい所ではありますが、結構楽器をやりたての同世代は読んでいた気がします。
「夜空に嘲笑う俺のギター」とか「恋はツイスター!」とか、「くだらない歌は歌えない!」とか、歌詞が中々アレだったのも最高でした笑


11位 脳みそプルン

脳プルも大好きでした。
もう漫画で腹抱えて笑ったのは数えるくらいですが、その1つはこの漫画でした。
ペチカちゃんという狂った女の子がいるんですが、その子の携帯の着メロが「エンヌ、エンヌ」という音で、ツッコミの山田が「なんで着メロがアルファベットのNの正式発音なんだ!!」とツッコんでるのとか、あとペチカちゃんがプリクラ機に入って、違うじゃねえか!と怒って出てきたんですが、そこでも山田が「なにー、銭湯と間違えたのか!信じられん!」と言っていたのも死ぬほど笑った記憶があります笑

あと、帰省したら父・母・妹がぶっ壊れてるやつとか、競走馬ユニコンの家系図に人間がいたりとか、本当に笑いましたね。是非読んで欲しいですね。


10位 はじめの一歩

そしてこの辺からは全部過去に漫画論で紹介した内容でしたが、はじめの一歩もやはり面白いですね。1989年からまだ続いているのが熱い
一歩がパンチドランカー??になって引退っぽくなったあたりから読んでないので、またまとめて読みたい所ではありますが・・・
早く終わって欲しいような、終わって欲しくない限りですね。


9位 翔太の寿司

そしてやっぱこれも欠かせないですね。
とにかくツッコミどころが多い漫画はいいです。
奥万倉さんとかはどうしても突っ込んでしまいますし、シンコくんとかもどうしても突っ込んでしまいますし、笹寿司に至っては…ですが、久々にまた読みたい漫画です。
続編は読まなくて良いです笑


8位 カメレオン

カメレオンは今読んでも最高に笑いますね。
「ガバガバ バナナ銀行」とか大好きでした笑


7位 Jドリーム

Jドリーム通称Jドリは、僕らがサッカーをちょうど始めた頃にスタートしたのもあり、結構みんな読んでましたね。
個人的には飛翔編が一番好きでしたが、キャラクターとか人間ドラマはやっぱり無印が一番熱かったですね。
本橋さんとか、本郷とか、富永と上條の争いとか、その辺はすごく良かったですね。


6位 オフサイド

そしてオフサイドは高校サッカーがすべて入ってますね。
多分高校サッカーで、入学から卒業までを描いた唯一と言ってもいい漫画なのではないでしょうか?
やっぱユースより高校サッカーのほうがドラマがありますし、オフサイドは本当に面白かったですね。


5位 金田一少年の事件簿

そして金田一はかなり今考えてもセンセーショナルでした。
漫画ってここまで面白い展開ができるのかって思う位、続きが気になるし、トリックとかも気になり、勉強になりましたし、本当にハマりましたね。
あと当時何気に金田一は結構エロく、その辺の知識も学んだのも勉強になりましたね笑

 

4位 GTO

そしてマガジンで一番勢いがあったのはやはりこの漫画ですね。
この漫画のパワーでマガジンはジャンプを抜いたと思ってますし、やはり抜群に面白かった。
そして僕の世代はGTOが最全盛期のころ、生徒たちと同世代だったのでその分、親近感もあって面白かったですね。


3位 シュート!

そしてサッカーをやりながら一緒に読んでいたのはシュートですね。
リアルタイムで言うと、選手権の氷室明彦辺りからだった記憶がありますが、その辺は本当に面白かったですね。
やはり無印が一番面白かったですし、トシと一美のラブコメも良かったですね。


2位 湘南純愛組!!

純愛組もすげー好きでした。
純愛組に惹かれてマガジンを買い始めた記憶もあります。
ろくでなしBLUESとは一線を画すヤンキー漫画で、当時は大好きでしたね。


1位 サイコメトラーEIJI

そしてやはり一番印象に残っているマガジンの漫画はサイコメトラーEIJIですね。リアルタイムで読んでいましたが本当に面白かった。
初期~15巻くらいまでの絵柄が好きでしたね。
この人の漫画は毎回面白いですが、やはりEIJIが一番面白いですね。


まとめ

何気にマガジンは粒ぞろいですね。ジャンプよりも迷いました。
最初は「あしたのジョー」とか「巨人の星」とか入れてましたが、この辺の漫画はマガジンの漫画として認識していなかったので外し、「クニミツの政」とか「破壊王ノリタカ」とか「特攻の拓」とか、最近だと「東京卍リベンジャーズ」とか、泣く泣く外しましたね。

やはりマガジンも青春でした!

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