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自分とママの統合

小さな『きもち』の積み重ね

子育てをしていると、
毎日少しずつ何かを積み重ねている時がある

それは例えば『もう少し』という気持ち

もう少し、
仕事したかったけどお迎えに行かなくちゃ
もう少し、
本を読みたいけど 明日も早いし寝なくちゃ
もう少し、
ゆっくり買い物をしたいけど 、子どもがグズっちゃうから早くしなくちゃ
もう少し、
ご飯を味わいたいけど 子どもを見なくちゃ
もう少し、
大人同士で話したいけど 子供が泣いてる

もう少し、もう少し、が少しずつ
でも確実に自分の中に溜まっていく

_____________________

それは時には『聞いて欲しい』という気持ち

今日のママ友の話、夫に聞いて欲しいけど、それよりも家のことや子供のことをしなくちゃ

今日の仕事の話、夫に聞いて欲しいけど、夫も疲れてそうだし、やっと子どもが寝たから私も寝たいな

今日の子どもの話、友達に聞いて欲しいけど、なんだか皆んなと時間も話題も合わなくなってきた

夫や子どもの話、家族に聞いて欲しいけど、心配かけるかな

聞いて欲しいけど、話せなかった思いもまた
少しずつ自分の中に溜まっていく


_____________________

はじめは、毎日の小さな『きもち』
でもそれが少しずつ溜まっていく

そして、それが溜まることが当たり前になると、
その少しの『きもち』を感じることすら、忘れてしまう

知らないうちに溜まった小さな『きもち』は
いつの間にか大きなモヤモヤになる

大きくなったモヤモヤは
もはや何で出来ているのか
本人にも分からない

いつの間にかあるモヤモヤ
ふとした時に出てくるモヤモヤ
正体はわからないけど、なぜかいるモヤモヤ

抱えきれなくなったモヤモヤは
何かの拍子に
まるでその時を待っていたかのように
溢れ出す

本当は、1番笑顔で いたい人の前で
溢れ出す

本当はこんなことを言いたくないのに
こんなことを伝えたいわけじゃなかったのに
そう思いながらも
溜まっていたものは
留まることなく溢れてしまう

溢れた後に残るのは
たくさんの後悔と
罪悪感と呵責と

吐き出したはずなのに
なぜかあまり減っていないモヤモヤたち

そして今日もまた、少しずつ
積み重ねていく

_____________________

これは、かつてのわたしの話。

初めは小さな自分の気持ちに気付けるアンテナを持っていたはずだったけれど
忙しく毎日を過ごすうちに、
いつの間にかそのアンテナは鈍感になっていたように思う

自分の感情をひとつひとつ汲み取る時間もなく
いつの間にか 時間を、1日を忙しく消費していく日々

本当は1番笑顔でいたい夫の前で
イライラしたり、モヤモヤしたり
子供は悪くないのに、なぜかイライラして
優しいママではいられない時もあった

そんな自分にまたモヤモヤを溜め込んで…
の繰り返し

家族だから、
唯一甘えられる人だから、
何でも受け止めて欲しいと
そんな気持ちもあったのかもしれない


ひとりの女性からママになること

子育てをしていると
本当に毎日があっという間に過ぎていく

自分の好きなように時間を使い
自分の好きなように選んで
自分の好きなように行動していく

今まで何も考えず、当たり前にしていたことが
急に出来なくなる

もちろん子どもは可愛い 愛おしい
生きがいであることに違いない

ただ、それとこれとは別で
子どもがいくら可愛くても
自分以上に大切な存在であっても
自分のことも大切にしたいという気持ちは母親にもある


少しずつ、自分を取り戻す

子どもが大きくなるにつれて、
この『もう少し』や『聞いてほしい』は
少しずつ叶うようになってきた

子どもの成長に合わせて
少しずつ、少しずつ
自分の時間が増えてくる

そういえばわたしは本を読むのが好きだったなぁ
本当は、時間をかけてご飯を作るのが好きだったな
夫とくだらない話をしたり、お笑いを見るの好きだったな

自分の時間を取り戻す度に
懐かしい自分が返ってくる

ママである前の私と
ママになった私がゆっくりと統合していく

今もまだ、
『もう少し』『聞いてほしい』が
全部叶うわけではない

だけど、子どもが小さかった時の
毎日 何度も、何度も、積み重ねてきた
あの時のものとは
少しずつ質や量も変わっている気がする

それは子ども自身の成長だったり
自分自身の母親としてのキャリアアップだったり
夫婦で築いたパートナーシップだったり
いろんなもののおかげだと思う


子育て期は自分の価値観•信念を知れる絶好の機会

コーチングを学ぶ仲間とコラボ収録した
『グータン•ヌーボー2』

で違和感を感じたところがひとつだけあった

コーチングを学び始めてから
『あまり乗り気ではない誘いにはのらなくなった』
などの話題

なんで違和感を感じたのかなぁと考えたところ
子育て期には自分時間が少なからだと思う

普段から、
そもそも乗り気でないものに時間を割いている暇はないし、
ようやくできた1人時間!
となると、そのタイトな時間に自分がやりたいことを全力で詰め込んだ記憶がある

つまり、子育て期は
叶えられない『小さな思い』を積み重ねる期間でもあるけれど
自分の価値観や願いを常に考えている期間でもあると思った

なるほど
やはり子育て期にはコーチングが必要に思う

大切な貴重な自分時間を
自分の価値観と願いを叶えながら過ごせたら
それだけで溜め込んでいた『モヤモヤ』は晴れる気がする

私が在りたいコーチって?

まーさんのnoteを読んで、改めて自分がどんなコーチでいたいのかを考えてみた


私は、プロのママになりたいわけではない
プロのママになれているとも到底思えない

プレママや、自分より小さい子どもを持つママに
先輩風を吹かせたいわけでもない

あの頃より、自分にゆとりがあるのは
ただ時間が解決してくれたというのが正しい

時間をかけて
息子が成長してくれて
わたしもゆっくりと母になって
夫と私で、私たちらしいパートナーシップを築いた

12年かけて、ゆっくり作り上げたものだ

でも、もしもあの頃にコーチングに出逢えていたら?

コーチングによる変容

コーチングに出逢ってからというもの
ものすごく満ち足りた自分になっている

『もっと家族とゆっくり過ごせる時間が欲しい』
と焦っていた気持ちもどこかへ行ってしまった

同じ仕事をして同じ生活をしているのに、だ

家族も仕事も何も変わっていない
変わったのはわたしの在り方だけ

あんなに焦って、仕事を変えなくちゃ!家族の時間を作らなくちゃ!と思っていたのにもかかわらず
今となっては、家族時間の質が高まれば量は必須ではないのかもとすら思っている

コーチングを学ぶことで、
自分の中にある常識
過去の願い
表出できていなかった気持ち

それらの持つ願いを満たし、
徐々に手放すことができている

シンプルになった私は
家族に本当に伝えたい大切なことだけを伝え
家族との時間を穏やかに過ごす

考え方がシンプルになったおかげで、
思うことを口に出すことが増えたおかげで
私の心の中には、いつも余白がある

余白ができると、自分を許せる
自分を許すと、人にも寛大でいられる
なんだか全てがいい循環になっている

これはどうも、私だけに起きている変化ではないらしく、
コーチングを共に学ぶ同期のmissoやみどりんも同じ変化を得ている

📻コーチングをしたことでの変容を語り合った、
穏やかで懐の深いmissoとのスタエフはこちら

コーチングでの変容を
繊細に美しく奏でているみどりんのnoteはこちら

少しずつ変容している自分だからこそ、思う

自分が
『もう少し』とか『聞いてほしい』とか
『この1人時間を最高にいい時間にしたい』
と感じていた時に、コーチングに出逢えていたら
どんな変化があっただろう

モヤモヤする自分もイライラする自分も許せていたら、どんな気持ちであの時を過ごせていただろう

もしも、同じように子育てをしながら、
自分のことを責めて、後悔して
1人で泣いている女性がいるとしたら

あなたの思うことを全て言葉にしていい
あなたの好きなように時間を使っていい
あなたの好きなように選んでいい
あなたの好きなように行動していい

コーチングのセッションの中で
こっそりと伝えることができたら
最高じゃないか

母子とともに

今月で子どもは12歳になる
春から中学生
大人への過渡期だ

12年経ち、時代はずいぶん変わったように思う

きっと、私が日々を忙しく過ごしていた時とは
ママ達の環境は大きく変わっていることだろう

だからこそ、私は今を生きる母子とともに、ママとしてのスタートを切る病院で働くことが好きなのだと思う
セッションという場ではない、リアルな現場を感じていたい

それは大前提に産科や新生児科が好きなのはもちろん、
自分の初心を忘れないためでもある気もするし、
少しでもママたちの願いを温度感をもって知りたいからだと思う

コーチングのセッションという場でママ達とお話しするのと同じように
病院という場でも、何気ない話の中でコッソリと気づきの種を置くような、そんな看護師でもありたい

いつかは助産師✖️コーチング

『人はいかに生きるべきか、天命を授かるときがくる』

ドラマの仁で使われている、私の好きな言葉だ

娘と出逢えたことが私にとっては天命を授かった時だったように思う
なんなら、娘は天からの使いだったのではないか?と自分本位な妄想までしたりもする

ママたちの『声』を『ことば』を聴き、ママたちの『スタート』の場に立ち合える人でありたい

女性がママとして歩み始め、自分らしくママとしてのキャリアを育んでいくまで
ともに感じ、ともに味わい、一緒に泣いて、一緒に喜べる
そんなコーチで、助産師でありたい🤱

子どもや家族を想う気持ちと同じように
自分自身のことも慈しみ愛せるママを増やしていきたい

それが今の私のビジョンだ

___________________

毎度長い、長すぎるnote
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました

コーチでいようと思えば思うほど
やっぱり医療現場でも母子を支えたいという気持ちが湧いてくる

ふとした時に、自分が助産師になって
母子と関わる姿を想像してしまう

もはやこれはcalling☎️だなと
感じる今日この頃

二兎追うものは…という諺もあるけど
二つのバランスをとりつつ
相互の価値を高められることができればいいなと思っています

たくさんの母子に
わたしにしかない価値を提供できる日を夢見て🤱


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