はずれ者が進化をつくる?
ちくまプリマー新書の「はずれ者が進化をつくる」稲垣栄洋
を読んでいで、
雑草の話とか、読み進めながらもう雑草という言葉を見た瞬間、心がおどった♫
国立、私立の中学入試の出題数NO.1の作品と帯にあって、こんな本と子供の時に出会えたらいいな!と思った。
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頑張らなかったから、生き残りました(帯)
進化に成功したのは、「強い」生き物ではなく・・・誰よりも「弱い」生き物たちでした。
こうしてときに、「平均値」という、自然界には存在しない虚ろな存在のために、はずれ者は取り除かれてしまうのです。
人間が作りだした「ものさし」も大切ですが、本当は、その「ものさし」以外にも、たくさんの価値があるということを忘れないことが大切なのです。
大人と子どもだって境目はありません。
気をつけなければいけないのは、周りの人が一方向から見たレッテルを、あなた自身も信じてしまうことです。
たくさんのチャレンジをしていけば、たくさんの勝てない場所が見つかります。こうしてナンバー1になれない場所を見つけて行くことが、最後にはナンバー1になれる場所を絞り込んでいくことになるのです。
ナンバー1になる方法はいくらでもあるのです。隣の花を競わなくたって、ナンバー1になれるのです。
草いろいろおのおのの花の手柄かな 松尾芭蕉
生きることに力はいらない
ー「はずれ者が進化をつくる」稲垣栄洋 より引用
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名言のパレード!
大人も子どもも、心に花が咲くから、みんなも読んでみてね!
私、雑草がほんと好きで、雑草を見ながら歩くのが一番好きな事かもしれない。
無心になれたり、励まされたり。
道で摘んだり、畑でもらった草花も描いてる。
花屋さんとか人の手がかかった花畑とか観光スポットも好きだけど、道端で咲いている草花ってほんとうに美しくていつも見とれてしまう。
そういえば子どもの時も、道草が好きだったなあ。あぜ道で、草花をじっと見てたり、草花を摘んでアクセサリーを作ったり。
本の「おわりに」に出てきた東京シューレは私も見学に行かせてもらったことがあるのだけど、子どもたちがイキイキしている素敵な所でした!
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