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偏見

私は、花を栽培してる方の元でお手伝いをしてます。

無償でお手伝いをしてるのですが凄く楽しいです。
小さなガーデンなのと高齢夫婦な事もあり、手伝う頻度も少ないのですが手伝ってと言われると喜んで飛んで行きます。

自然なものは美しいです。
花にハチが止まってると「自然を大切にしたい」「ありがとう」って気持ちになります。
栽培してる方が「ハチが年々減ってきてる」と言ってました。
これは深刻な状況と捉えなくてはなりません。
虫も何かの役割を果たす為にそこに居ると思ってます。
何に対しても「ありがとう」という気持ちです。

お金が価値観では無いので実際にそういう事をしてみたいとも思い行動してみました。
後、私の尊敬するホセ・ムヒカ氏も同じ事をしてるからです。
ムヒカ氏は貧しくても幸せと言ってます。多分、心が幸せだからです。
私もそんな人になりたいです。

もし、動物ならそれは叶いません。牛や豚や鳥に生まれてきたら余計にです。中には食用になって殺される動物も居ます。
人には命が許す限り服従しなくても生きられる特権があります。
私はそれを感じて有難いと思いました。
そんな有難い存在に生まれてきたのだから動物に自然に感謝して幸せの本質を追求したいと思いました。

後、彼の知り合いでもあり、ご縁を感じたのもあります。
でも、とても親切な方なので手伝った対価が凄いです。笑
私は、花が好きなので大切に育てられたお花や美味しい野菜を貰ったりするのですが凄く嬉しいです。
夫婦でやってるのですが凄く仲良しで二人でニコニコ話してる姿を近くで見て微笑ましく思います。
私も老後、彼とあんな風に過ごしたいです。

彼に「もらうばかりでは無くて、今度からは与える人になりな。」と言われて今まで何をしたら良いのか分からない自分に一筋の光が差し込んだ気がしました。
ちなみに彼も無償で休日に農業の手伝いをしてます。

今後、花を誰かに与える時が来た時にこれなら他人を幸せにする事ができると思ったからです。
利他的な行動が相手にとっても自分にとっても幸せに繋がるのでは無いのかな?と思ってます。
大切なのは誰に対してもでは無くて、自分がここなら大丈夫。と思える環境での話です。

私は、なんだかんだ今まで損得勘定がありました。
でも、そう感じたのが自分に適応してない環境だったのもある気がします。
もし、自分に合ってる環境なら進んで行動すると思います。

疑問や違和感は無視をしない方が良いと思いました。無理をしても体調が悪化するだけで良い方にはいかないからです。
嫌な気持ちのまま行くと楽しい事も嫌な方に染められてしまう事があります。出来るならそうでは無い方が良いです。
ずっとは続かないです。いつか限界が来ます。

自分に合ってる環境の場合…。
時間を忘れて作業したり、行動するという事はそれだけ自分の中で夢中になれるものもあるのだと思います。
私は、過集中にあまりなった事がありません。
本を読む時も自分の頭の状態を考えて読んでるので「読みたいけど、これをやる事によって後から疲れが来るからやめておこう」みたいな感じで常に心身へ気にかけてます。
それと過去に失敗してそれが辛かったりした時もあったので気づいたなら予防しようとも思ったからです。
花を世話してる時は夢中になってる気がします。
なるほど…こういう気持ちが大切なのか…と気づきました。

社会に出ると人間関係に苦しめられる気がします。中には「やってやったのに」とか「私ばっかり」とか不満をもらす人が居ます。
それにそういう人は上手くいってる人をよく思いません。
私はそういう環境が嫌いです。
その人の話を聞いてると心が貧しいです。
そうならない為に自分に合った環境に適応する必要があるのだと思います。

最初、私は社会に出て働くしかないという事しか頭にありませんでした。
でも、分からなかっただけです。他にも方法があります。

それと発達障害と診断されて支援を利用しました。
私は、支援に依存した事もあります。
冷静になると支援の人に相談すると逆に不安になる自分が居ました。
それに縋る自分も居ました。

私には大切な言葉があります。
私の心を救ってくれた人が「どんな状況になってもスローステップで進んでく事を忘れないでね」と教えてくれました。
その言葉は、焦ったり、パニックになる私の心を落ち着かせてくれる魔法の言葉でもあります。

支援の利用した結果、社会に出る事が向いてないのに働くしかないという選択肢しかありませんでした。
私も不安が強いのでよく分からないけど働いた方が良いと思い込んでました。
きっと世間体を気にしてたのもあると思います。

現に今の環境に導いてくれたのは彼です。
でも、私にはそのサポートがただ合ってなかっただけです。
人を理解するのは支援の人でも難しい時もあるのだな…と感じました。
合う合わないは必ずあります。

現代は選択肢が無く働く事に必死になるしか無い状況です。
私は、そんな世の中に疑問を抱いてます。

でも、今の環境なら喜んで与えたいと思えます。
そう感じるのが相手もまた与えてくれる人達だからです。
その機会を与えてくれた彼には本当に感謝してます。

それとそれがいつか好きな事でお金を稼げる事に繋がってくれたら嬉しいです。


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