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読書

本は素敵だな…と感じた時の話をします。

私は、よく色んな人に「本を読んだ方が良いよ」と言われてました。
だから何度か小説を読んでみました。
本と言ったら小説かな?と思ったので。
何度読んでみても長続きしませんでした。

だからだんだん本を読むのは苦手だな…と思う様になりました。
当時、ネガティブ全開だったので本を読む気力もありませんでした。
自分にはどんな本が向いてるのとかも分からなかったので考えると余計にしんどくなる時もありました。

分かったことがあります。
病んでると本が読めなくなるんだと思います。
病んでる時の思考と今の思考を比べても明らかに違います。
過去には本が読めなかったけど、今は読めるんです。

でも、小説は相変わらず読んでも全然内容が入って来ません。
小説が読めないのだから読書感想文の感想なんて書けるわけが無いんです。
6年間赤い文字であらすじと先生に書かれました。笑
後に知ったのですが発達障害(当事者)は、その傾向があるみたいです。

多分、本の得意分野と苦手分野が人にはあるのだと思います。
私は、難しい本を読んでみたいと言う好奇心もあり、何度も挑戦して見るのですが口の当たりがピリピリしてくるのであまり長時間読むなと頭に言われてる気がするので無理無く読んでます。
読んだ後に頭が回らない時があるのできっと頭を使ってるんだと思います。

思いっきり読みたいのですが…その時は大丈夫でも後から疲れが必ずくるので何事においても無理はしてはいけないな…と感じます。

休職してた時に私は、哲学の本に出会いました。
ひたすら色んな本を読みましたが、私は人間関係で苦労することが多々あったので人の心理や人に関する本が好きで惹かれました。
自分の好きな分野の本に出会ったら本屋に行くのが楽しくなりました。

哲学の人達の提唱してくれた言葉たちの中には生きるヒントを与えてくれる人も居ます。もっと早く哲学に出会いたかったです。
でも…私が苦しまなかったらきっと出会えてないと思います。
興味やただ言われて哲学に触れるのと苦しんだ先に触れる哲学では感じ方も全然違うと思います。
私は、本を読んで泣いた時もありました。言葉たちが温かくて。
それから色んな哲学の本を読んでます。

とくに自省録が好きで色んな人の書いた自省録を読んでます。
こんなにマルクスアウレリウスアントニヌスに惹かれるのは提唱する言葉たちが現代にも活きるし、割と本質を突いてるので人生の勉強になるな…と感じるからです。

苦手分野を必死に伸ばすよりも得意分野を見つけた方が豊かになれる気がします。
それは、元々自分に備わってるものもあるからです。

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