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【マッチレビュー】EURO2024 準々決勝 スペインvsドイツ


  • EURO2024 ファイナルステージ 準々決勝

  • 日時: 2024年7月6日 01:00 (日本時間)

  • 会場:メルセデス・ベンツ・アレーナ

  • 試合結果:スペイン2-1ドイツ (HT0-0) (終了1-1) (延長2-1)
    スペイン:ダニ・オルモ 51'、ミケル・メリーノ 119'
    ドイツ:フロリアン・ヴィルツ 89'


試合の展開:前半

  • 【スペイン】非保持4-4-2  保持4-3-3

  • 【ドイツ】非保持4-2-3-1 保持2-4-4

  • 【スペイン】序盤は肉弾戦のごとく激しい潰し合いで主導権を狙いにいく。球際の激しいやり取りの中、ドイツが前傾でのハイプレスで、スペインのほうが被ファールで倒れるケースが多い。ペドリが2度厳しいファールを受け、8分 負傷交代 ペドリ→ダニ・オルモ。

  • 【スペイン・ドイツ】15分前後、お互いにアタッキングサードでのボール奪取からカウンターを仕掛け往復するオープンな展開に。

  • 【ドイツ】19分、左サイドから右サイドへのサイドチェンジ、マイナス気味のクロスからハヴァーツがあわせヘディングシュート。

  • 【ドイツ】ドイツはスペインの両ウイングのシャットアウトと、出どころとなる中盤ロドリ、ファビアン・ルイスを抑え、スペインの攻撃を抑える。スペインはビルドアップを制約されている状況だが、それでも両ウイングの質で崩していく。

  • 【スペイン】早くブロックを敷き、奪ったあとの早いカウンターを仕掛けていくような狙い。

  • 【スペイン】38分、ククレジャのプレスバックからダニ・オルモにわたり、ドリブルで中央持ち運び、ボックス外からのミドルシュート。ドイツはボール保持時に失いヒヤッとする場面も。ノイアーが最後の壁として立ちはだかる。

  • 【スペイン】中盤ではパスをつないでいくより、ある程度ドリブルで運んでドイツのプレッシングを突破していく試みが増えてくる。また、GKシモンからのロングフィードで中盤を省略していく試みも。

前半は、中盤同士の潰し合いの中、ドイツがスペインをシャットアウトし支配的な流れをつくっていたが、トランジションの応酬となり、ドイツのプレスをいなしフィニッシュまで持っていく場面も増えていく。ハイレベルなやり取りの前半でした。

試合の展開:後半

  • 【ドイツ】エムレ・ジャン→アンドリッヒ、サネ→ヴィルツの交代カードを切ってくる。

  • 【スペイン 先制 1-0】51分、中盤から右サイドのヤマルに展開、マイナスのスペースへのパスに飛び込んできたダニ・オルモがダイレクトで決めスペイン先制。

  • 【スペイン】先制後の大事な時間、ロドリがアタッキングサードでボール奪取する場面が連続。ドイツを自由にさせない。

  • 【ドイツ】57分、打開したいドイツは、ギュンドアン→フュルクルク、ラウム→ミッテルシュテットの交代カードを切る。

  • 【ドイツ】70分前後、ドイツが押し込む場面。クロスをあげて展開を狙っていく。シモンのスーパーセーブやカルバハルのシュートブロックでスペインは持ちこたえる。

  • 【ドイツ】89分、一度ボックス外に出たあと左サイドに展開、ファーサイド奥深くのクロスを落とし、ヴィルツが押し込みドイツが土壇場で同点に追いつく。まるで終盤のゴールを生み出し無敗を続けてきたレヴァークーゼンのような展開。90分を終え決着つかず、延長戦突入

試合の展開:延長戦

  • 【スペイン・ドイツ】スペインがある程度ボールを持ちつつ、ドイツはカウンターを狙う展開。99分、ドイツが裏抜けを狙うがククレジャがしっかり絞り対応。双方得点になりそうな場面はあるが最終ライン、キーパーがしっかり対応。前半15分スコア動かず。

  • 【スペイン】後半、ムシアラのシュートがククレジャの手に直撃。審判ハンドは取らずプレー続行。

  • 【スペイン 勝ち越し 2-1】後半14分、クロスにミケル・メリーノがあわせ劇的な勝ち越し弾。

劇的な試合はスペインが制し、ベスト4進出を決めました。

所感

各種シーン


スタッツ

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