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「女子選手のコーチング」
「女子は手強いですよね」という言葉は男性指導者からよく聞かれる言葉です。実際、女子は男性指導者に対して反発することがありますし、団結して反抗することもある。気を抜いてため息をしようものなら、それを敏感に感じとり態度を硬化することもある。もちろん1人1人はいい子たち。でも、団体で指導するとなると一筋縄ではいきません。
恥ずかしながら古本屋を経営しながら部活指導を続けている店主も、常日頃から指導方法(というか接し方?)をもっと改善しなければと考えています。そこで、今日は「女子選手のコーチング」という本を読みました。
読み始めたときは手応えを感じなかったのですが、徐々に「あーなるほど」と著者の伝えたいことがわかってきました。女性はチーム内の雰囲気を大事にすること、練習の意図や会話の意味を理解したがるということ、信頼関係を築くためには行動が大事だというところ、どれも素晴らしく腑に落ちるという画期的な指摘はなかったのですが、なんとなく空回りしていた足が地面についた感触がありました。
学校の部活というのは学校外のクラブチームや優秀な子たちが集まる選抜チームとは違い、色々なタイプの子がいます。実際、「やる気あるのかな?」という子も少なくありません。でも、指導者が態度を改善させることで、生徒のいい面が出てくる可能性があると店主は考えています。
というわけで、せかっくの古本屋店主なわけですから部活動やスポーツも読書を用いて学んでおります。
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