MaaS x Card – Think of User Experience Design Method
「ノンデザイナーのためのデザインツールを開発したい」この思いから、このたびクラウンドファンディングを実施することにしました。第一弾のテーマは「MaaS※」です。
※MaaS(マース)とは「Mobility as a service」の略で「サービスとしての移動」を意味します。
これまで、デジタルプロダクト(ウェブやアプリなど)におけるUX(User Experience)をテーマにしたワークショップは数多く実施してきましたが、そのノウハウを活用した新しい試みです。
第一弾は「MaaS」ですが、今後さまざまな分野にも応用していくことを想定しています。そのため、専用コミュニティも並行して進める予定です。
クラウンドファンディング
今回、縁あって「CAMPFIRE」というプラットフォームで公開することになりました。プロジェクトの概要は、クラウンドファンディングのページ「ノンデザイナーのためのデザインツールを開発したい」をご覧ください。期間は年内いっぱいを予定しています。
内容としては、トランプのようなカードを開発し、それを用いたワークショップを実施するというものです。アイデア発想などのツールはほかにもありますが、今回は課題やソリューションに直接触れるツールにした点が特長です。
・これは物理的なカードです(カードゲーム)
・表面にイラスト(@SASHIE)で課題を表現
・裏面にその際に検討すべき要求やソリューションが書かれています
・カードを並べることでシナリオ(ユーザー体験)にすることが可能
・QRコードでデジタルでも再現(スマホアプリも展開予定)
ポイント
・新しい分野(第一弾は「MaaS」)はまだ歴史が浅く、各社ノウハウが蓄積できていません。
・そもそもどういうユーザー体験があるのか調べるには時間がかかります。
・部署や会社ごとにアウトプットに求める質は異なります。
このツールを使うことで…
・あらかじめ用意したカードで、体験とソリューションとをセットで理解できます。
・ワークショップを実施することで、短い時間でアイデアを生みやすくなります。
・部署をまたいで検討する際の共通言語になります。
個人はもとより、企業内での研修にも使うことが可能です。このワークショップを実施する際のファシリテーション権もリターンには追加しましたので、以降自らワークショップを開催することや、イベントに活用していただくことも可能です。
このような方におすすめ
・企業で「UX」チームを立ち上げたが、何からやればいいか定まっていない
・部署を超えたワークショップの必要性はわかるが、どう進めればいいかわからない
・新人やUXに明るい人間はいるが、共通言語がなくそれまでにいた人とコミュニケーションがとりづらい
・コンサルと企画を進めているが、地に足がついていないと感じる
これまでの活動
モビリティやMaaSに関するオンライングループ「カロッツェリア」を立ち上げ、さまざまな業種業態の方々と情報交換を行っています。いずれのイベントでも、このカードは好評価でした。
6月には、京都での初のイベント「Kyoto x Mobility」を開催。
7月には、東京でのイベント「Tesla x Mobility」を開催しました。
イベント開催
目標金額を達成した場合、カードのお披露目イベントを開催します。
また、ワークショップ開催のご希望に合わせて順次ワークショップを行ってまいります。
リターン
カードをお届けします。また、その他いろいろな特典をつけております。
・カードキット本体(54枚)
・3Dプリント模型データ
・説明会権
・ワークショップ開催権
・完成披露イベント参加券
・ファシリテーション権
今回、インダストリアルデザイナーの横井康秀氏からワークショップで使えるモビリティの3Dプリンタ(データ)も提供していただきました。こちらを一口としていただき、ワークショップ開催権などは企業に訪問し実施させていただきます。
3Dプリンタ(家庭用)で出力した模型データ
実施スケジュール
・11月 クラウドファンディングの掲載
・12月 開発
・1月 プレイイベントを都内で開催、完成次第配送
・2月 完成披露イベント(都内)
・3月 ワークショップ開催(全国)
お問い合わせ
不明点や質問あれば、プロジェクト画面から問い合わせをお願いします。わたしから直接お答えいたします。
そのほか、本件に関することやモビリティやMaaS、UXに関することなど情報発信していますので、こちらもぜひご覧ください。
・Twitter @bookslope
・Facebook @bookslope
よろしくお願いします。
トランプのようなカードを開発することで、世代を超えて・部署を超えて・会社を超えてワークショップすることが可能になり、中身の濃い検討からはじめられます
坂本貴史
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