見出し画像

【愛を伝えたいときの1選】

タイトル
かのひと 超訳 世界恋愛詩集

著者
菅原 敏 他1名

ゲーテやシェイクスピア、小野小町はどんな恋をして、愛する人にどんな言葉を掛けていたのだろう。自分が抱えている深い愛情を伝えるために紡ぎだした言葉たちを、菅原敏さんが現代の私たちが分かりやすく翻訳してくれた。美しい挿絵と共に、時代を超えた愛情の世界へ入っていく。


詩人が書いた愛に関する詩は、私たちにとって、愛に関する普遍的な感情や経験の理解に繋がる。伝わらない想いや、すれ違い、時に喧嘩をしたり、また愛したり。つまり古典的な詩を通じて、自分の愛に関する感情の理解に繋がるのだ。私たちは遥か昔の詩を読むことで、彼らの言葉に自分の感情を共鳴させ理解していく、それが気持ち良い体験となる。結局は、自分の感情を理解することで、すっきりする事が読書をする理由のひとつである。

恋人が詩を好きな方なら、この本を贈るのもよいだろう。詩を読まぬ人なら、自分の気持ちに寄り添う一節を手紙したためてもよいだろう。
時間と空間を超越した愛の言葉たちをぜひ活用してほしい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?