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プロレス的妄想対談

”書店員界のケンドーカシン” ”読メフェイマス” "「SUI」編集長”のY2K☮です。

 さて、じゃあ今日もそれなりに妄想トークしてみますか!!!!!

Y:NJC、ザックも裕二郎も負けちゃいましたね。
O:だからあくまでも妄想なんだって。外れてもいいんだよ。結果が出るまでいくらかでも楽しめれば。少なくとも俺はおかげで昨日の試合を楽しく見れたよ。俺らのアホな妄想が「え、もしかして裕二郎勝てる?」とか「そういうフィニッシュもあり得るかも」みたいに、普段とは全く違った角度からプロレスを面白がるキッカケになってくれたら嬉しいよな。
Y:知らない路地をひとつ曲がるだけで見慣れた街の景色が新鮮に映りますからね。そう考えると、プロレスってホント自由です。一個しかない確たる「正解」を求めるんじゃなくて、十人十色の「別解」を各々で見つけることが許される。むしろ推奨される。あ、この「正解」と「別解」という考え方は、最近読んだ鎌田實先生の「○に近い△を生きる」(ポプラ新書)から学んだ発想です。Y2K☮の読書メーターアカウント(https://bookmeter.com/users/49241)でレビュー書いてますので、お時間のよろしい時にぜひご一読を! 
O:プロレスはカード編成や試合結果をいかようにも解釈できるからな。これを他のスポーツを見る時に応用してもなかなか面白い。たとえばプロレス的に見たら、阪神の開幕3連敗なんてもう優勝への伏線にしか見えないんだよな。
Y:ああ有名な「リーグ戦で優勝する選手は初戦を落とす率が高い」理論ですね(笑)
O:あと最近よく「多様性」って言葉を耳にするだろ? みんな違ってみんないいとか。あれ、俺からしたら「うん知ってた」って話なんだよな。
Y:分かります! だってプロレスは文字通り「何でもアリ」ですから。デスマッチに異種格闘技戦に男女混合。あるいは本屋プロレスに路上プロレス。そもそもレスラーが多様性の宝庫ですよね。小学生の選手がいるかと思えば還暦を優に越えている人もいる。チャンピオンベルトと会話ができる人もいる。他にもオカマやら王子やら原始人やら新幹線やらお遍路さんやらミミズを食べる人やら。ファンが認めればそれはプロレスでありプロレスラーですからね。
O:特撮さながらに映像が加工されまくったマット・ハーディーとジェフ・ハーディーの試合も俺は好きだしな。あれは発想がプロレスだからプロレスなんだよ。今のご時世では全然アリ。流行りのフレーズで言えばシン・プロレスだ。そういえばDDTのヨシヒコの試合をリック・フレアーが絶賛していたって記事がウィキペディアに書いてあったな。つまり人間と空気人形の戦いをプロレスだと世界最高峰のレジェンドが認めたわけだ。凄いことだよな。他のジャンルではまずあり得ない。
Y:昔WWEで見たザック・ゴーウェンという選手なんて義足でしたからね。子どもの頃に病気を患った影響で。それでもムーンサルトプレスで213センチ200キロの相手を倒してしまう。何て夢のある世界なんだ!って思いましたよ。
O:そう。多様性の豊かさは叶えられる夢の豊かさでもあるんだ。今はただのくだらない妄想でも信じ続けていれば、いつか妄想じゃなくなるかもしれないんだよ。
Y:そうですね。私もいつか本当に小説家になれるかもしれない。
O:俺もいつか本当に10万馬券を当てるかもしれない(笑)

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