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【メンタル不調の人のための読書室:ゆるっと本のまとめ】「この会社ムリ」と思いながら辞められないあなたへ(著:井上智介)(その2~あなたが苦しいのはもう限界まで頑張っているから)

* 自分もただいまメンタル不調をかかえています。
メンタルが不調のときは長い文章が読みづらいです。
そのため、メンタル不調の方が少しでもヒントとなるような書籍をゆるっと短くまとめています。

【人生は 60点で合格】
・これは仕事に対しても同じ
・仕事を楽しみ、長く会社で働き続けている人は、普段はちょっと力を抜いて働いている
・あなた自身を壊してまで守るべき仕事や職場はない
・心や体が悲鳴を上げているとしたら、今の60%のエネルギーで働く方法を考えてみる。もし、職場環境がそれを許さないのであれば、休職や部署移動、 退職など100%の姿勢を一度リセットすることがおすすめ

【自分の軸を思い出すためにしてほしいこと】
・日本人は周りと意見を合わせがちで、もっと言えば、周りの顔色を伺って意見や行動を決める傾向がある。
・そして意見や行動を合わせない誰かがいると、「どうしてみんなと同じようにできないの?」と異分子のように扱ったりする。
・これが、会社や社会を息苦しくさせている「同調圧力の正体」
・ 周りの空気に振り回されて息苦しくなった時、最初に試してほしいこと、 それは「好きなものを思いつくままに50個リストアップする」こと
・カウンセリングなどでも用いる方法で、100個を求める場合は多いが、50個でも十分に効果がある
・これをすると自分の軸が見えてくる
・周りの空気に影響されることなく、あなた自身が判断する評価の物差しがわかる

・眠ることが好きという人が、ハードワーク 続きで睡眠時間を削っているとしたら、セーブが必要
・好きにはあなたの性格や、思考評価基準などは現れている
・自分を見つめ直して、行動を選択する時、 頼りになるアドバイザーとして大いに活用しよう

【危険サインに気づいたら会社を辞める選択肢を持つ 】
~辞めた方がいいのは分かっているけれどやめられないという人へのアドバイス~
・辞められない理由は
  勇気がなくて
  周りの人に引き止められて
  収入が途切れるからと困るから
  就職先があるかどうかわからない
  転職先も嫌な職場がかもしれないから
  と…色々なケースがあると思う
それでもそれら全てをひっくるめて 、それはあなた自身の体や心より大切なものか。
・私は仕事とは 健康で幸せな生活を送るという目的を達するための手段の一つと思っている
もっと割り切って言うならお金を稼ぐ手段の1つ
・もし辞めたほうがいいとわかった上で仕事を続けているのなら、すでに心や体が限界に近づいている可能性が高い
・危険サインが現れたら心や体、これ以上今の状態を続けてはいけませんよと言っていると思ってほしい
・対処法はありますがあっても、その場を乗り切るための方法で 、危険サインの原因となるような問題を解決しているわけではない
・ひどい傷を放置して痛み止めを飲んでいるだけのようなもの
・何より大切な はなのはそろそろ会社の辞め時だことを自覚すること
・それに気づけたら1日でも早く会社を辞めるために行動を起こすこと
・「 慌てず 」できることから自分を追い詰めずに

【私の感想】
著者の井上先生のおっしゃるとおり、「仕事は健康で幸せな生活を送るための目的を達成するための手段の一つ」が、仕事で大きく体調を崩した私は復職は難しいのかな?と思うようになりました。
また、自分に軸を持つことは、人生を生きやすくするために他の書籍にもたくさん書かれています。しかし、なかなか自分の軸を見つけるのは難しいことです。実際に自分の軸がしっかりしていれば、メンタル不調で休職はしていないでしょうから。しかし、まずは好きなことを50個、今週中に書きだしてみようと思います。

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