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【メンタル不調の人のための読書室:ゆるっと本のまとめ】「この会社ムリ」と思いながら辞められないあなたへ(著:井上智介)(その8~休職中の転職活動のポイント)

*自分もただいまメンタル不調をかかえています。
 メンタルが不調のときは長い文章が読みづらいです。
 そのため、メンタル不調の方が少しでもヒントとなるような書籍をゆるっと短くまとめています。

【休職中の転職活動、5つのポイント】
~忘れないでほしいこと~
休職や退職は成功体験であるということ

・休職中、 ある程度元気になってきた 転職をしたいという気持ちが湧いてくる時もある

~あなたがおけば必ず道は開けます~
【休職中の転職のための5つのポイント 】

ポイント1:休職中に転職活動してもいい
・転職活動するにあたっても健康が第一
・履歴書を書くだけでも、転職希望の会社に連絡するだけでもエネルギーは必要なので、「活動期」に入ってから転職活動はおこなおう
・早く次を決めなくちゃと慌てている必要はない
・心身のケアと並行し 転職活動を続けることは、あなたの回復、 そして未来にいい相乗効果をもたらしてくれる

ポイント2:まずは、求人票の興味が湧くところをメモする
・転職先を探すとき 、少しでも興味がわいた会社、 気になる職種などを、どんどんメモをしていくといい
・仕事探しに高い目標や暑い情熱は必要ない
・人生の目的は健康で幸せな生活を送ることであり、 仕事はあくまでその手段の一つ
・どうしてもここで働きたいと思える人はむしろ レア
・とりあえず生活を安定させるために職を得る人の方が一般的

ポイント3:変わらないことに価値を置く
・どれだけ働き続けても、変わらないものに価値を置くといい
・例えば家からの「距離」や 「基本給の額」、「 福利厚生」など入社してからの理想と現実の差が生まれにくいものや、絶対に外せない条件とする
・もし嫌なことがあっても自分にとって優先度の高いものが満たされていれば、「でも家から近いから」「 給料はそれなりにもらえるから」 など納得できる
・やりがいや憧れといった気持ちに関するものはどうしても変わっていくもの
・目に見えるもの 、数値化できるもので判明した方が断然ラク!

ポイント4:口コミを重視すべき
・転職活動するにあたり、強い恐怖心で動けなくなってしまう人はいろんな会社の口コミを見てみてみよう

ポイント5:転職ブルーに負けない
・転職活動で内定をもらったあと、「本当にこの会社でいいのか…」など未来を想像して不安になる。新しい環境への不安感で「この会社を辞めたい」、「この会社ムリ!」という判断が打ち消されてしまうことも。
この不安は、新しいことにチャレンジするときに、誰でも起こりうる、ごく当たり前の感情だということ。
・この新しい環境への不安感は、一過性のもので、時が経ち出社したらきれいさっぱり忘れられる感情
・不安が迷いが生じても、その感情に流されずに、じっと耐えてほしい。
・いろいろな方法で気分転換をはかりながら、次のステップにむけて、乗り切ろう

【私の感想】
転職活動を行っていると、働き方で自分が譲れない軸を忘れてしまい、やっぱり元の会社に復職したほうがいいのでは…と思います。
しかし、この不安は誰にでも起こる感情であること、一時的なもので、転職したのちに忘れられる感情ということで、こちらも心強いアドバイス。
私のただいま転職活動中で、書類で落選ばかりしていて内定もない状態でも日々、転職するか復職するかで迷いがあります。
内定がでたら、また不安で迷うのでしょう。
私の実体験では、年齢的なもの、病気の症状によりますが、転職はなかなか簡単には決まらないように思うので、思い切って退職してから…と思う場合も、休職中の転職活動だと精神的にラクなのではないかと思います。



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