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【メンタル不調の人のための読書室:ゆるっと本のまとめ】「この会社ムリ」と思いながら辞められないあなたへ(著:井上智介)(その4~体の危険サインだと思った時の対処法②)

*自分もただいまメンタル不調をかかえています。
 メンタルが不調のときは長い文章が読みづらいです。
 そのため、メンタル不調の方が少しでもヒントとなるような書籍をゆるっと短くまとめています。

【体の危険サイン①の続きです】

「何でもない時に勝手に涙が出てきて、いつまでも止まらない」
・これは精神的に不安定になり、心の防衛本能が働いた結果と考えられる。
・自分自身が意識しないところで、自分の助けようとサインをだしている。
・周囲のサポートを呼び込む
・副交感神経優位してリラックスする

「持病と間違えやすい、 痛み・ 炎症・ 下痢。・ だるさ」
・頭痛や胃痛、腹痛などの痛み系サイン
・痛みであなたの注意を引き、脳がストレスに気づいて欲しいと SOS を発信している
・体に起こりやすい危険サインとしては、痛み系の他に、「微熱」や「かゆみ」や皮膚炎などの炎症、 お腹を壊すことによって起きる「下痢」、「 体を重く感じる」ようになる 「だるさ」 などがある。
・ストレスや過労、睡眠不足はストレス性胃炎のように 、それ自体が原因になることもあれば、 病気を悪化させる一因となることもある
このくらい気合で乗り切られると自分をに我慢を強いることなく、 自分の体と向き合おう。

「生理が何ヶ月も来ない・ 髪の毛が抜ける・ 肌が荒れる」
・それまで定期的にあった生理が1週間以上ずれる
・生理関係は、医療関係者になら話せても、男性の上司にお話しにくい
・話してもきっと理解してくれまないこともある
・婦人科への受診で診断書を書いてもらい、周囲にどれほど ストレスを抱えて辛い状況なのか伝えるのも一つの方法

「風邪がひきやすくなった・風邪がなかなか治らない」
・風邪はストレスや睡眠不足などで免疫力が低下した時にかかりやすくなる
・免疫力を高めるコツは 次の3つです
  ① 質の良い睡眠を十分に取ること
  ②良質のタンパク質
  ③抗酸化作用の高いビタミンA・C・Eをとる
  ④腸内環境を整える発酵食品や食物繊維などの多い食事にする
  ⑤適度に遊んで精神的ストレスを減らすこと
   毎日の生活に取り入れてみよう

「すぐに微熱が出る ・微熱のしんどさを周囲に理解してもらえない 」
・風邪よりさらに見逃されやすいのが 、微熱の危険サイン
・微熱は体温がいつもより高い分、 体はいつもよりたくさんのエネルギーを消耗する
・体が疲れやすくしんどい、体力を使ったと感じるのは当然のこと
・倦怠感(だるさ)や寒気、発汗などが一緒に起きる場合もある
・ストレスで熱が出る「心因性発熱」があることだけでも覚えていて欲しい

「体調を取り戻すために有給休暇を使い切り、 それでも辛くて欠勤が増えてしまう」
・今まで欠勤や遅刻が増加する一方の人は、このストレスフルな環境をいかに変えられるか、自分がいかに脱出するかを考えてみる時期
・例えば 欠勤で収入が減るくらいなら早めに休んで 傷病手当金をもらうという方法もある
有給がなくなったら終わりではなく、 反対に有給がなくなった時が次を考えるスタート地点と思ってほしい

「大いに活用してほしい 診断書の交渉力」
・危険サインが体に現れた場合は、医療機関を受診
・内科の医師によっては、 診断書でストレスや過労について触れることをためらう人もるため、 そのような場合は 心療内科や精神科を受診すると、ストレスや過労 、睡眠不足などとの関係を明記した「 診断書」を出してくれます
・これならあなたの抱える 辛い状況がはっきりと伝わり、会社に要望を通すための交渉力も抜群

【私の感想】
私も会社を休職する前に、ずっと腰痛に悩まされていました。
整形外科や整体、鍼灸院に通いましたが改善されず…。
休職をし、うつ症状に対する治療を始めたところ、腰痛は改善されました。
心因性の痛みだったわけです。
私の知り合いは、ずっと背中が痛いという人もいました。
この方も心療内科で治療をおこなったところ、痛みがなくなったそうです。
あなたも、ずっと痛みや微熱が続き、会社に行きたくなかったりした場合は早めに心療内科や精神科を受診してほしいです。
すぐに休職・退職とはならならずに、薬を飲みながら仕事を続けている方もたくさんいます。相談できる医療機関があると心強いですよね。

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