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【メンタル不調の人のための読書室:ゆるっと本のまとめ】「この会社ムリ」と思いながら辞められないあなたへ(著:井上智介)(その4~体の危険サインだと思った時の対処法①)

*自分もただいまメンタル不調をかかえています。
 メンタルが不調のときは長い文章が読みづらいです。
 そのため、メンタル不調の方が少しでもヒントとなるような書籍をゆるっと短くまとめています。

【体にこんなサインがでてきたら…】

「自分でも信じられないような ミスばかりしてしまう」
・まずは過去2週間ぐらい、夜きちんと眠れているかどうかを振り返える。
・何よりその睡眠不足を解消することが大事
・頭を休ませる
・睡眠不足の他に考えられること
   やっている仕事の内容がそもそも自分の苦手なことかもしれない
   仕事が自分の得意なこと、というのはとても重要なポイント
   一度自分の立ち位置を見直してみる
   仕事の内容が、自分に合っていないと気づいたら会社に打診する・ 転職を考えるなどして、自分がのびのび働ける環境を目指してほしい

「家に帰るとぐったり座り込む・ 最低限の家事しかできない」
・こうした人たちは「ヘトヘト=労働過多」が日常的になっている
・自分のエネルギー消費と回復バランスを振り返り、消費が回復を上回らないようにコントロールする
・すでに自由にできる時間を全てを回復のために使い切っているなら、他の解決策を探そう
・一刻も早くその状態を脱出することが先決
・まずは会社の親しい先輩や同僚に今の状況を率直に話してみる
・相談なんかして弱さを見せるぐらいなら黙って 我慢する方がマシと考える人もいるが、弱さを見せるのは決して恥ずかしいことではない。むしろ「 弱点や欠点を知られても揺るがない心を持つ」ことがラフに自分らしく人生を楽しむコツ

「眠れない・ 何度も目が覚める・寝てもすっきりしない・朝起きられない」
・仕事のことで心や体が疲れている人に最初にチェックしてもらいたいこと
   睡眠の質と量
   最近5日間 途中で目覚めることなく、7時間30分以上の睡眠を取れているか
・眠りに関して問題を抱えた時は、 心療内科や精神科で専門の治療を受けるのが一般的
・「睡眠薬は癖になりそうで怖い」という人がいるが、医師の指示に従って服用する限り、そのような心配は必要はない。

「会社に近づくだけでドキドキと動悸がする」
・アドレナリンが体を駆け巡っている証拠
 アドレナリン:交感神経が活発化したときに分泌される神経伝達物質
 出社時のアドレナリン分泌は、いらだちや恐怖など、ネガティブな感情に影響を受けている可能性が大きい
・社内でも動悸がひどいと感じる人は、早めに病院行って治療を。
・休職や 配置転換なども視野に入れて
・体と心の健康を考えたい方がいい時期
・休職や 退職して会社から物理的に距離を置くことができればすぐに動悸や 冷や汗などの症状がなくなる人もいる。

「耳鳴りがする・ 耳が聞こえにくくなった」
・体が危険を知らせるサインには、耳鳴りがするようになったり、急に耳が聞こえなくなったりする、耳鼻科系の危険サインもある
・「急性低音障害型音感難聴」
   若い世代でも発症する可能性が高い難聴
   主な症状
    耳の中に飛行機の離着陸時の時に気圧の変化で起きるような圧迫感がある
    ずっと耳が詰まっているようで気になって仕事に集中できないなど
・「突発性難聴」
   40から60代の働き盛りの世代がかかりやすい難聴
   国内では 年間 3から4万人が発症している
・難聴 まで至らなくとも 耳鳴りが強くなったり、めまいが起きやすくなったりするケースは数多くある。
・精神的なダメージが蓄積していると、体の感覚が過敏になりやすいため

【私の感想】
私は休職前に、不眠、食欲不振、めまいが3か月くらいみられ、最終的にはひどいめまいで起きられなくなり、休職にいたりました。引継ぎには夫にいってもらいました。
不眠についてですが、無理をしてうつ病になってしまってから服用する抗うつ薬よりもずっと睡眠薬のほうが、副作用や依存性がないと思いますので、まずはお薬の力を借りてぐっすりと眠ることが必要だと思います。
体は本当に、サインを出し続けていたのですが、早い段階で気が付くことができなかったのが、今の私です。
体のサインのほうが心よりわかりやすいので、すこしでも症状がでたら、心療内科か精神科を受診してほしいです。
また、最近の心療内科・精神科は新規受付をしていなかったり、診察まで1カ月を要する場合がほとんどなので、早めに予約を取るためにも、体のサインの早期発見が必要だと思います。

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