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【40冊目】転職が僕らを助けてくれる
ジャンル:キャリア
読了時間:2時間
刺さり度:★★★★☆
心に残った文TOP3
何よりも先に、自分の本心を知る。この優先順位を忘れないようにしてください。自分の本心がわかっていない人に転職の相談をされたとき、僕は「ゴールは3択です。3つから希望するものを選んでください」と答えています。その3択とは
①年収を上げる
②やりたいことをやる
③ワークライフバランスを優先する
です。「3つとも大事で選べない」あるいは「2つの間で葛藤する」という場合は「でも」や「だけど」という言葉のあとに出てくるのが、あなたの本音です。例えば「この仕事はやりがいもあるしチャレンジしてみたい。でも子どもがまだ小さくて手がかかるんだよな」と思ったとしたら、優先事項は「仕事<子ども」。本心ではやりがいよりもワークライフバランスを優先したいと思っているはずです。
まず現在の仕事内容でひと言でまとめてしまっていた内容にぐっとフォーカスして、現職の業務の詳細化を行います。次に、やりたい仕事の業務の詳細化を行います。こちらは求人票やネット検索、本から求められるスキルの分解を行います。そして、二つの仕事の共通点を見出し、紐付けを行います。こうすることで、未経験だと思い込んでいた仕事に対してもアピールポイントとして強調できるエピソードが生まれるのです。
企業側が採用で成果と同じくらい重視するのは「何を考えて行動してきたのか」、そのプロセスです。日々の仕事をするときに
・思考:どんな「思考のプロセス」で成果を出したのか
・行動:その成果のために、どんな「自分なりの工夫」をしたか
を記憶、記録して言語化しておくと、職務経歴書や面接の段階になったとき、しっかりと伝えることができます。そのために、僕は日々の仕事で「1日ひとつの振り返り」を実践しています。
一言コメント
転職関連の本は多々あれど、もし少しでも将来転職する可能性のある人には一番に読んでほしい。かなりオススメ。
そういえばこの中で紹介されている業界の選び方で、コンサル業界への転職を本格的に決意した気がする笑
戦略的なキャリアの変え方、日々の仕事への取り組み方がクリアに書かれているので、まだすぐに転職を考えていなくても、長期的な目線で一度読んでおくことをお勧めしたい。どんな人にも学びがあると思う。
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