見出し画像

幸せになりたいなら手を伸ばせ【THE GOOD LIFE】感想

こんばんは、レイです。

今すぐに幸せになりたいのに、何故この本を手にしないのでしょうか?一度読んだことがある僕からすると、意味が分からない。

これは、ハーバード大学の研究結果をもとに作成された本で圧倒的な確度の高い情報と分析が大本にある。その研究によれば、「金だけでは幸せになれない」と分かったのだ。

人間の本質には、社会性があり脳が仲間を求めている。つまり、君が本気で幸せになりたければ、今すぐに「人間関係を構築する」ということが重要なんだ。

最高の人間関係を構築できれば、君は一生幸せだ。孤独に怯え、自己肯定感に悩み、幸せの意味を求めることもない。


内容

ハーバード大学による史上最長、
84年にわたる科学的「幸せ研究」が解明した
幸福で健康な人生を送るための鍵
――それは「よい人間関係」

THE GOOD LIFE

「THE GOOD LIFE」を読んで

本書を読めば、「幸せになるための唯一の方法」がわかる。それは、「良質な人間関係を構築する」ということだ。確かに、人間関係以外にも人間が幸せに、よい人生を送るために重要な項目はさまざまにある。

それは、運動や社会的成功はもちろんのこと、健康だって重要だ。だが、それらを差し置いて、「人間関係が充足している」ということは、よい人生に重要だ。

人間関係の構築がうまくできれば、健康に長生きできる。それは、無駄なストレスがなく生きていけるからだ。ストレスを抱えると、心身ともに弱くなる。そして、不健康な状態になり、決して良い人生を送ることはできない。

だが、誰もが経験している通り人間関係は維持管理が重要だ。それは、一度構築して放置していては、薄れて無くなってしまうものであるということだ。だから、「煩わしく感じる」とい人もいる。

だが、「何もしなければ人間関係は衰える」ということは事実だ。だから、むやみやたらに人間関係を構築する必要はない。自分にとって重要だ、大事だ。そう思える人を数人作って、その人たちと長く太くつながる。それが、僕らが幸せになる為には重要なことなんだと思う。

「THE GOOD LIFE」の学びを最大化する

この本からの学びを最大化して、定期的に読んでいく。読んで、「私は今幸せに向かっているか」「よい人生に向かっているか」そんなことを、缶上げなくて済むようにする。

本当に手軽に、この一冊で君は自分の人生を最高のものにする事が可能になる。よい人生とは何か。幸せとは何か。自分が幸福で満ち足りた生活をする為の必要十分条件を洗い出してみよう。

そのために考えるべき視点は、「よい人生に必要なもの」「金は重要か」「よい人生とは」という、本当に僅か三つの事実だ。

よい人生に必要なもの

人が幸福で満ち足りた、よい人生を送るためには重要な項目がいくつかある。それは、今回最大重要案件である、人間関係を除いても、3つは挙げられていた。それは、「社会的成功」「運動習慣」「健康的な生活」である。

この三つも重要であり、確かに蔑ろにすると精神や肉体の不調を招くから。だが、それよりも「人間関係」のほうが重要である。それは、無駄なストレスから解放され、心身を健康な状態に保てるからだ。

人間というのは、脳と体が仲間に協力を求めている。誰かとつながり、必要とされ、助け合いながら生きていく。そこに、人は生きる意味や理由を見出していく。

その社会的なつながりを持ち、その中で確固たる自分をもつ。自分らしく生きながら、「誰かとつながりを維持し続ける」ことが重要だ。
このように記述すると、本当に難しい行為に思えて仕方がない。

だが、少し振り返ってみてほしい。君は、これまでの人生で本当に常に孤独だったか?誰か、気の許せる人はいなかっただろうか?
君の人生が本当に孤独でさみしい思いでしかなければ、君は本当に強い人間だ。孤独とは病気だ。心を蝕み、知らず知らずのうちに、僕らを不幸の連鎖と沼の底へと引き釣り混んでいく。

そこから脱却するために、まずは安心できる場所を作ろう。安心できる場所、人を探すんだ。一人でいい。たくさんの人なんて、必要ない。まずは一人でいいから、作ってみる。これが重要なことなんだ。

金は重要だろうか

金は重要な要素である。「金があれば幸せになれる」と思っている人もいる。だが、それは「よい人生を送るための一側面」に過ぎない。大事なのは、そこからさらに一歩踏み込んで考えることだ。

思うに、「幸せになるために必要なものは何か?」が大事なんだ。この問いの答えを探していけばいい。もちろん、先述した要素も大事だ。そして、今回話題のお金という要素も、大きな割合を示すだろう。

お金がなければ、生きていくことが不可能だからだ。ただ、忘れないでほしいのは、人間が最も幸福だと感じる年収は800万円台であるといわれている。これ以上稼ぐと不幸になるし、これ以下の収入では、そもそも生活が厳しくて大変である。

金はあれば幸せになるが、ありすぎると人間の価値観をゆがめて不幸にする
。自分の人生に必要な幸福に必要な金額というのを明確に定めて、「金と幸福」を天秤にかけてみればいいだろう。

忘れてはならないのは、「金があっても幸せになれない」ということだ。

今何をしたらいい

本当に幸せになりたければ、君は今スグに「相手に興味を持つ」「自分から行動する」という行為を始めなければならない。それは、『幸せになる』という決意をし、『行動する』ということに他ならない。これでダメなら、今君の周りには、いい人がいないんだ。だから、環境を変えてくれ。

環境を変えるといっても、仕事を無理に変えなくていい。オンラインサロンを受講したり、何か技術習得したり。ワークショップや、新しい趣味でもいだろう。なんでもいい、自分にできる何かがないか、それを探してみてくれ。

新しい人と出会い、関係を構築し、維持する。本当に自分に必要だと思える人に出会ったら、自分から離してはいけない。相手に誠実であり、自分も素直に接する。

そうして相手を理解していき、長く深く対話することが重要なんだ。今、君がしなければならないことは、「幸せになる」という決意を決めること。そして、今すぐに「誰かに話しかけること」の二つである。これで足りなければ、今説明したように環境を変えてみればいい。君のことを本当に親身に考えてくれる、最良のパートナーを発見できるだろう。

感想

この本を読んで思ったことは、「人間関係って大事だな」ということだ。このような本は何度も読んだことがあるが、ここまで説得力があり力説されたのは初めてだ。
ハーバード大学、という単語だけで説得力があると思うのだから、僕の脳みそは単純だなと思う。

そんな冗談は置いておいて、なぜ人間関係を大事にしないといけないのか。その本質は「人間は社会的な生き物である」ということだろう。社会性とも呼ばれるこれは、非常に厄介で不可解な問題だ。ただ一つだけ言えるのは、「孤独に耐えられる人間はいない」ということだ。

孤独である、誰とも分かり合えず理解されず。そして、信頼できる人間も信用できる人間も、誰一人としていない。そのような環境では、ストレスが過大すぎて、頑張るよりも先に折れてしまう。これは、単純で明確な真理だろう。

だから、適度な人間関係を構築することが重要だ。そして、お互いを真の意味で尊重して分かり合うことができる人間を探す。一般的にはパートナー(恋人/家族)と呼ばれる存在だ。そして、自分が幸せになるよりも優先している些事が多いことも問題だ。

自分が幸せになりたいと思っているのに、どうして君たちは別のことを始めるんだ?今すぐ幸せに手を伸ばすべきだ。そこにあるんだから。今、目の前に垂れ下がっているのだから。

僕は、「今すぐに行動したい」と思った。幸せは、目に見えていないだけで絶対にそこにあるから。だって、僕は今一人でも孤独でもない。その今あるものを、大事に育むだけなんだ。だから、できる。行動していけば、できると、僕は確信している。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?