人を増やすだけでは解決しない!現代経営における効率化と変革の秘訣がここに
こんにちは
本の案内人『HIRO』です。
生産性を上げるために企業のDX化を!といった言葉をよく聞きませんか?
プログラミングのコードを書ける人材をたくさん増やしても生産性が上がらないことが多い。ということをこの本では細かく記載されています。
なぜ、急がせても生産性は上がらないのか?
なぜ、新しい機能をすぐに追加できないのか?
なぜ、ちょっとした修正に時間がかかってしまうのか?
そのような悩みを持っている方はぜひこちらの方を絵にしてください。
事業生産性向上に向けたソフトウェアの本質が学べます。
【どんな本?】
「人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~」は、現代経営における生産性と効率化の課題に鋭く切り込む一冊です。単純に人数を増やすだけでは効果が出ない理由から、どのように組織変革を進めるべきかを、豊富な事例とともに解説します。
【オススメポイント①】
経営課題の洞察:単純に人数を増やすだけでは生産性が上がらないという現代の経営課題について深く洞察します。
【オススメポイント②】 変化への対応:組織が変化を迎える際の戦略と心構えを示し、読者が自身の組織に適応させる方法を提供します。
【オススメポイント③】
実践的なノウハウ:具体的な組織変革の事例を基に、具体的なステップとアクションを解説します。
【どんな人に読んでほしいか】
組織の効率化や生産性向上に取り組むリーダー、変化を効果的に管理し組織を成功に導きたい経営者、経営の問題解決法を学びたい経営学生におすすめです。
【最後に】
「人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~」は、組織の効率と成長を見直すための新たな視点を提供します。この本を読んで、組織の変化と向き合う力を身につけましょう。
著者について
倉貫義人(くらぬき よしひと)
株式会社ソニックガーデンの創業者で代表取締役社長。1974年生まれ。京都府出身。
小学生からプログラミングを始め、天職と思える仕事に就こうと大手システム会社に入社するも、プログラマ軽視の風潮に挫折。転職も考えたが、会社を変えるためにアジャイル開発を日本に普及させる活動を個人的に開始。会社では、研究開発部門の立ち上げ、社内SNSの企画と開発、オープンソース化をおこない、自ら起業すべく社内ベンチャーを立ち上げるまでに至る。
しかし、経営の経験などなかったために当初は大苦戦。徹底的に管理する方法で新規事業はうまくいかないと反省。徐々に管理をなくしていくことで成果をあげる。最終的には事業を軌道に乗せて、その社内ベンチャーをマネジメント・バイ・アウト(経営者による買収)することで独立を果たして、株式会社ソニックガーデンを設立。
ソニックガーデンでは、月額定額&成果契約の顧問サービス提供する新しい受託開発のビジネスモデル「納品のない受託開発」を展開。その斬新なビジネスモデルは、船井財団「グレートカンパニーアワード」にてユニークビジネスモデル賞を受賞。
会社経営においても、全社員リモートワーク、本社オフィスの撤廃、管理のない会社経営などさまざまな先進的な取り組みを実践。2018年には「働きがいのある会社ランキング」に初参加5位入賞と、「第3回ホワイト企業アワード」イクボス部門受賞。
2018年から「北欧、暮らしの道具店」を運営する株式会社クラシコムに社外取締役として参画、2022年のグロース市場への上場に貢献を果たす。
著書に『管理ゼロで成果はあがる』(技術評論社)、『ザッソウ』(日本能率協会)、『「納品」をなくせばうまくいく』『リモートチームでうまくいく』(日本実業出版社)がある。
プログラマを誇れる仕事にすることがミッション。
「心はプログラマ、仕事は経営者」がモットー。
口コミ(「楽天」レビューより)
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おそらく、ITに関与している人からすると「ふーん、そんで?」と感じる本だが、ハードウェア主体の製造業的思考だと、「え?どゆこと?よくわからん」と感じる本のような気がする。
ちゃんと読めば後者も理解できるのだが、そもそも本を読むことに慣れていない人にはハードルが高そうかも、、、でも、ちゃんと読むと世界が広がるので、どの章でもいいから、真剣に読んで欲しい。それだけで読後の解像度がむっちゃ上がります。
とりま、真剣に読んで欲しい一冊!
人を増やす→コミュニケーションコストの爆発→納期遅れ、納期・工数見積もり→受発注関係→部分最適化→価値の出せない成果物…
本書を手に取る方々は著者の見解にすでに同意しそうな人、ある程度の変革リーダー候補、ボトルネックではない方々なのだろうと思う。
残念ながら、本書を一番読んでほしいミドルマネジメントや経営者の目に入ることはないだろう。過去の思い込みや周囲との新たな葛藤に目を向けざるを得ないから。
これは非エンジニアの方(経営層やビジネスサイド)にぜひ読んでほしいです。
内容も専門用語は少なく、平易な単語で書かれています。
・人が増えても速くならない
・人に依存せず同じ品質にはできない
・プレッシャーをかけても生産性は上がらない
・工程で分担しても効率化につながらない
など、エンジニアサイドからすると「あるある」なことが満載です。
何か揉めごとがあった時は、これを読んでもらえばよいので、
切り札として持っておいて損はないと思います。
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