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ヒゲダンの曲を聴き続けることによる効能について

7月24日に発売されたOfficial髭男dismのアルバム「REJOICE」。
ビルボードジャパンのダウンロードランキングで2週連続で1位を獲得したそうです🎉

7月27日に公開した記事でも書かせていただきましたが、未だに私のヘビーローテーションです。

これだけずっと聴いていると、四十路の私には効能が出てきたことをお伝えしたく、再び筆を取った次第です。

で、どんな効能かというと、記憶力が良くなった!というか、回復した、という感じがするのです。

どういうことかというと、何度も何度も繰り返し曲を聴いているのですが、何と歌っているかわからない、認知ができない箇所をよく聴いたり、歌詞を見たりして、曖昧な部分を無くしていく作業をしているのです。(もちろん楽しんで聴きながらですよ。)

藤原さんの歌詞は素晴らしく、自分の中で曖昧であった部分がクリアになっていく毎に、意味が分かっていく毎に喜びが生まれていくのです。

思えば十代の頃は歌詞を覚えるのが速かったような気がします。ただ数回聴いているだけで8割がたは覚えて、残りの2割を歌詞カード(当時の読み方)を読んで補完すればいいといった感じでした。

最近の歌詞は当時よりも文字数がおそらく多くてメロディが速く、かつ藤原さんの歌詞はその美しい曲に乗せるという感じではなく、曲の中に巧みに組み込んでいっていると言う感じです。いや、歌詞に曲を組み込んでいるのか?

まあ、曲も歌詞もよいと、脳は楽ができる曲に引き寄せられてしまって歌詞はなおざりになってしまうような気がしたのです。こんなにも素晴らしい歌詞がそこにあると言うのに‼️

特に歳を重ねると、より脳の容量を減らさないように、多くのことを曖昧に捉えるようになってくるような気がするのです。

その結果、物覚えが悪くなってしまう・・・というメカニズム。

漫画の「キングダム」というタイトルが出てこず、頭の中に「エンペラー」という言葉が響き渡って言葉が出ない始末。(実話苦笑)

ヒゲダンの曲を聴きながら、歌詞をじっくりと掘り出していき、その曲の真意を確認していくというのはその脳の慣れに抗う作業であるのではないかと思うようになりました。

実際続けていると左脳をマッサージされているような気分になるし、言葉を脳内から引き出すスピードが速くなっている気がします。

で、ふと思い出したのですが、出張中のホテルで観たNHKの番組「ヒトはなぜ歌うのか」です。

この番組のなかで、男性が認知症になり、色々なことを忘れていっているのだが、大好きなビートルズの曲は何故か忘れない、というエピソードが紹介されていました。

言葉を集めすぎて、言葉に飽き、言葉を失っていく脳と、メロディがその脳にもたらす効能。

名曲であるが故にもたらすことができる効能なのではないでしょうか。
聴いていない特に四十路から歳上の方はぜひ。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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