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YouTubeのファミリーチャンネル、「ぶーちょこチャンネル」の制作担当。 音楽、表現活動大好き!週末は自然農、パーマカルチャーを実践する電気通信技術系サラリーマン。 https://youtube.com/channel/UCk2d9V7f2F-36w3YoPob40w

マガジン

  • くらしの自由研究

    現代社会でよりよく暮らしていくための自由研究をしています。それらのレポートです。

  • 食・呑・レ・シ・ピ

    食べたもの、飲んだもの、自分で作ったものなど、集めてみました。

  • 詩集

    日々生きている中で生まれた詩たちを綴っています。 2014年〜現在までに出来た作品をランダムにアップしていきます。 是非、毎日の隙間に読んでいただければと思います。よろしくお願いします。

  • 私が携えている音楽たち

    私が愛し、今まで携えてきた音楽たちについて語っているマガジンです。

  • 地方中小企業サラリーマンの自然農によるお米づくり

    地方中小企業サラリーマンである私が毎年繰り返しているお米づくりについてレポートしたマガジンです。

最近の記事

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お酒と表現について

スコット・フィッツジェラルドはかの有名な、「グレート・ギャッツビー」を書いたアメリカの作家さんです。 ぼくらが青年期を過ごしたいわゆるロストジェネレーションという時代の、さらにひとつ前のロストジェネレーションである1920年代に大ヒットした作家さんなのですが、彼は大量のアルコールを摂取しながら、次々と作品を生み出し、ヒットさせたそうなのです。 一方、後の方のロストジェネレーションを生きた私としてはとてもそんな芸当はできません。 20代の頃、バンドをしていた私は調子に乗っ

    • 夏休みスタート!ゆるゆるの朝

      今日から子どもたちは夏休みがスタート! さっそく我が子は豪快に寝坊。 夏の草達は足が速いので、田畑に向かわねばならないのですが、図書館の返却期限が今日まで、ということで、私も今日は本を読む日と決め込み、朝6時から簡単な掃除と洗濯物を終えてからコーヒーを淹れ、読書を始めました。 読んでいる本はポール・オースターの「ブルックリン・フォーリーズ」(柴田 元幸さん訳) 残り170ページくらい。 20年以上前の作品で、ブルックリンというところに行ったことはないですが、当時のその街

      • イチゴ畑よ、永遠に

        The Beatlesの曲、ストロベリー・フィールズ・フォーエバーの、「ストロベリー・フィールズ」とは戦争孤児院がモデルになっているそうです。 確かに、「イチゴ畑よ永遠に。」という爽やかな雰囲気の曲ではないことは確か。 じゃなかった「イチゴ畑」はどうやって永遠を手に入れるか、手に入れてきたか、みなさんはご存知でしょうか? その答えがこれです! 昨年成長し、今年の春に身をつけたベランダのイチゴ親株から長いランナーと呼ばれる細長い茎が伸び、その先に子苗ができました!(スピン

        • 【詩】アイスコーヒー

          仕事を終えて コンビニでアイスコーヒーを買い それを持ってバス停に向かう ほんのちょっとの距離なのに 西陽は容赦なく 氷たちを溶かしていく バス停に着き ベンチに腰掛ける 僕の側に置いたアイスコーヒーは 僕よりたくさん汗をかいている その時不意に風が吹く 夏の夕方に吹く涼しい風は 我々に何とも言えない快感を与える そんな幸せを感じている間もなく バスは来る 僕のアイスコーヒーはその汗で 古い木造りのベンチに 丸くて黒い染みをつくる 拭くすべもなく ごめんなさいね

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        お酒と表現について

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          5本

        記事

          【詩】朝顔

          暑さの気配が漂い始める朝 通勤途中に 雑居ビルの横を通りかかる そのビルの歩道に面した壁際には コンクリート造りの花壇が 備えつけられていて 夏のつる性の植物を育てるために 支柱が立てられ ネットが張られている そこにはゴーヤや朝顔が ふと見ると あまりみたことのない模様の朝顔の花が 一輪だけ咲いている くっきりとした藍に近い紫色で 花の中心から白いラインが5本程度 放射状に走っている きっとこの夏初めて咲いた一輪なのだ とても美しい 花の脇を見ると 花壇の世

          【詩】朝顔

          【詩】ねむい

          ねむい   低反発のベッドに横たわり 目を閉じると からだはぐにゃりと二つ折れになり 先端になったお尻から ずーんと地球の中心部を目指して 沈みこんでいく その様はパフェのクリームに沈み込む チョコレートさながらに 際限なくその身を伸ばし マットレスと混ざり合い 最後にはわずかに私の色をした マットレスのような 混濁した意識だけが 在るのだろうか ねむい

          【詩】ねむい

          大葉がたくさんとれたのですが・・・

          畑で大葉がたくさんとれたのですが・・・ めぐみを十分にいただく、というのも力が試されるものです。 そんなタイミングで夕食係になった私。 そうだ、パスタにしようと思いつきました。 妻から余っているサワラを使って欲しい、とのリクエストをいただいたので、シソとサワラのパスタにすることにしました。 さっそく春にとれたニンニクを使ってオリーブオイルに香りをつけて、サワラ2切れを敷き並べ、蓋をします。サワラに火が通ったら、一旦身をほぐして 事前に切っていた玉ねぎ、しいたけと一緒

          大葉がたくさんとれたのですが・・・

          【詩】長距離ドライヴ

          星のない高速道路で 長い時間に渡り 車を走らせる フロントガラスはスクリーン ヘッドライトはスポットライト 流れる白線や反射鏡 時折前や後ろに流れるテールランプ めくるめく風景を映し出す それらのシーンは次々と向こうからやってきて 僕らをすり抜け 後ろに通り過ぎていく その繰り返し 時折ハンドルを右や左に動かし アクセルの足を踏み込み緩める それらだけが 僕らの画角を決める 最大限の動作 未来は次々と向こうからやってきて 僕をすり抜け 後ろに通り過ぎていく 目的

          【詩】長距離ドライヴ

          【ショートショート】虫の知らせ

          私は畑の世話がしたかったのだが Eさんから 田んぼの水がオーバーフローしているので畦の嵩上げをした方がいい と言われた しかし やはり畑の世話がしたかったので 畑の道の草を刈り トウモロコシの収穫をし シソを収穫して サツマイモの周りの草を刈っていたときに スズメバチがわたしの周りをホバリングした スズメバチがわたしのことを刺すことはないと思ったが 田んぼに行こうと思い立った 田んぼに移動したついでに 昼食用に買っていた弁当を食べ すぐに田んぼの畔の嵩上げを始めた 田

          【ショートショート】虫の知らせ

          凝った子のコロッケサンド

          朝、我が子が 「パパに朝食を作ってあげる」 と言い出した。 その前の夜、 「コロッケサンド食べたいー。」 「コロッケサンド食べたくない?」 とやたらと聞いてきたので、 「夕飯も食べたし、寝るよ!」 と言って就寝。 あくる朝になったわけなのだが、なるほど要するにとにかくコロッケサンドを作りたかったようなのである。 一枚しか残っていなかった食パンを丁寧に十字切りにし、2日前に一緒にお弁当のおかずを買いに行った際に買ったこぶりの冷凍コロッケをレンチンしている。 それと並行し

          凝った子のコロッケサンド

          【詩】ボヌス

          我々は豊穣を祝う 今日のよき日を祝おう! 酒を酌み交わす 自由と引き換えに 位置を与えられ 金を手にして 手に入れた酒 こう言っちゃ聞こえは悪いが だからなんだというのだ 今はただ ボヌス・エヴェントスが与えたもうた 美酒を飲み 明日の英気を養おうじゃないか! ※ボヌス・エヴェントス(Bonus Eventus)・・・ローマ神話における豊穣と成功、勝利の女神

          【詩】ボヌス

          夏なんです

          夏です。 夏なんです。 先日、日傘がいいよ、と、我が子に教えられて、使わせてもらったら、けっこう涼しい。 最近は男女問わず日傘を使っている人を多く見かけるようになったような気がします。 「夏なんです」は、はっぴいえんどの名曲。 はっぴいえんどというバンドをご存知ない方も多くおられるかと思いますが、メンバーは、細野晴臣さん(ベース、ボーカル)、大瀧詠一さん(ボーカル)、松本隆さん(ドラム)、鈴木茂さん(ギター、ボーカル)、とレジェンド級の方々ばかり。 それでも若い世代の

          夏なんです

          【詩】ガラム

          自転車に乗った僕は 自転車に乗った老人とすれ違う そこで香ったのは 予測だにしなかった 薄い赤みのかかった 紫の煙 その香りは一気に僕を 20年前のライブハウスに引き摺り込む その辺りに漂う 甘く強い香りと ミラーボールの光 ゆらめく人影と 轟音 振り返ると いつもの帰り道 老人は振り返らず 走り去っていく -------------- 補足 ガラム(GARAM)は独特の香りのするすごく強いタバコです。 かつてのライブハウスではこの香りが漂っていたものです

          【詩】ガラム

          地球温暖化に抗う!

          暑い、暑すぎる。 ※見出し写真は本日の太陽です。写真で見ても暑そう。 空を見上げて、どうにかできんのか。 と、呟く私。 広大な土地を買い上げて、樹木を植えまくる。 等考えるが、そんな財力はない。 そうだ、こんな時は先人の知恵を借りて、 と思い浮かんだのが、「打ち水」。 ヒートアイランド現象の対策としても注目されているらしい。我が家の周りだけでも少しでも涼しくしてやる。(負け惜しみにしかならんかもしれませんが,,,) しかし、我が家はマンションであるので、玄関先に水

          地球温暖化に抗う!

          イングリッシュマフィン!

          いつもより遅く起きた朝。 上の子が塾に行くため、昨日残っていたご飯とお惣菜を食べさせる。 と、ご飯がなくなってしまった。 朝食の主食にできそうなのはパントリーにある半額シールを貼られたタカキベーカリー「イングリッシュマフィン」のみ。(妻が買ったが、食べる暇がなかったとのこと。) イングリッシュマフィン! なんともテンションが上がる響き。 イギリスの音楽は馴染み深いけど、食べ物の文化はあまり知らないなー。 知らないからこそ、テンションを上げてくる彼。(彼女?) マフィン

          イングリッシュマフィン!

          【詩】くしゃみ

          朝ごはんを食べていると どこかの家からだれかのくしゃみの声が こんなとこまで聞こえるなんて 滑稽だねえ と、思うのだが こんなに大きななにかを その内にかかえていたのかあ とも思うと 出てきてよかったねえ だれかの大きななにか

          【詩】くしゃみ