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Missionが「らしく」定義されていれば、 プロダクトマーケットフィットは自然に決まって拡大する

こんにちは、BONXのManagement Teamです!

コロナ自粛期間中、幸にしてBONXのチームメンバーと雑談する機会が多かったので、色々な話をたくさんしました。そこで気がついたのが、「プロダクトマーケットフィットが自然に決まって自動的に拡大している」という点です。

2020年5月、BONXはプロダクトマーケットフィット(PMF)を下記のように変更しました。同時にプロダクトコピーもVoice Communication ToolからTeam Growth Platformに変更しました。なお、この変更に関して、BONXは特に集合してミーティングしたり、市場調査したりということは一切しませんでした。

むしろ会社が定めた「Mission」に照らしてプロダクトとマーケットが、環境変化に応じて適切かどうか、それを雑談の中で話して出来上がったという形です。

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振り返れば、創業者のスノーボード中に会話ができれば、もっと楽しくなるのではないか、というアイデアからOutdoorマーケットが始まり、そこからユーザー発の要望で、飛行機の機内や病院、建設現場などのField Workまで広がっていたのが、この2020年5月までの歩み。

そして、2020年5月からBONXはそのPMFを、リモートワーク マーケットにまで拡大し、プロダクトの目指すべき姿もTeam Growth Platformとなりました。

では、この新しいPMFの拡大を決める決定打になったのは?
ユーザーの声?マネジメントの意思決定?それともメンバーからのボトムアップのアイデア?

それらの要因もあったのですが、決定打になったのは、Missionです。


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このMissionを随時眺めていたことが、そしてこのMissionに共感してくれるメンバーがいたことが、自然にPMFが決まって拡大する最大の決定打でした。

リモートワーク環境の中で、本気で人生を楽しむ人に向けて貢献するにはどうしたらいいか?、という、Growth Managerからの雑談の振りが出発点。そこから、どんな機能があって、どのようなUIUXにすればいいのか?まずはフルリモートを実践するBONXのメンバーが使いたくなるようなプロダクトにすればいいのではないか?そんな議論が自然発生的に湧き上がり、結果として、PMFをリモートワークマーケットに拡大することになりました。

仮に、BONXのMissionが「世界中のトランシーバーとインカムから人々を解放する」とかであれば、オフィス領域には広がらなかったでしょうし、そもそもOutdoorマーケットから始まるBONXのストーリーはなかったと思います。そして、違うMissionであれば、違うメンバーが集まってきていて、このような議論も湧き上がらなかったと思います。

僕たちは、「Missionは人を集めるためにも、ユーザーをMake Smileするためにも」とても重要と考えてます。もちろんユーザーの声や、メンバーの声も聞きます。ただ意外と見過ごされがちなのがMissionです。

もしPMF、はたまた人の採用で悩むことがある場合、テクニカルなロジックだけではなく、Missionに立ち返ってみることも一考の価値があると思います。