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離婚した1ヶ月後にパニック障害を発症してしまったかもしれないお話


私の結婚生活はどれくらいだったと思いますか?


正解は、




1年半

です。


もう6年近く前の話になる。
27歳の夏、結婚生活1年半に終止符を打ち、離婚して実家に帰ってきた。


お金の心配はもちろんあったけど、お金の心配より、夫婦仲が悪いことによるストレスの方が大きかったからだ。

産後うつになってしまい、わけもわからず涙が出てきたと思えばヒステリックになったり、自分でコントロールが出来なくてワンオペに耐えられなくなってしまった。
ふと、包丁片手に止まってしまうこともあった。
産後うつを理解できない元旦那との生活は辛すぎたけど、実家に帰ってきてからは母が一緒に家事と育児をしてくれたのですごくありがたかった。

離婚して1ヶ月。
『たまには気晴らししておいで』と、好きなアーティストのライブに行かせてくれた。

都内までは地元から高速バスで90分。
久しぶりのライブが楽しみで、ルンルンで出かけた。

トイレが近いのでいつもはトイレの近くの1番後ろの通路側を指定するのだけどその日はなぜか忘れてしまって前から5番目の窓側。
補助席も埋まるくらい満席だった。

『発車します』

ドアが閉まって発車すると同時に、血の気が引いた。

(あれ?貧血っぽいのかな…
何か倒れそうな感じだな…
冷や汗かいてきちゃったどうしよう、とりあえずトイレに行ってみよう)

補助席を倒してもらいながらトイレに行く。

動悸もしてきて、ちっとも治まらない。

(私このままここで失神しちゃうのかな…)

トイレから戻ると、満席で自由に身動きが取れないバスの中が息苦しくて冷や汗とその”変な感じ”
はずっと続いた。

(途中で降りても誰も迎えに来れないし、会場まで行けば友達がいるからとりあえず頑張ろう…)

池尻大橋で下車。
力が入らずにふらつく足で会場まで向かう。

友達に会えてホッとした私は、なぜかその後は普通に過ごすことができライブを楽しみ、帰りはなんともなく帰ることができた。

(産後で疲れてるし貧血っぽかったんだな…)

迷走神経反射でよくぶっ倒れる体質で大学生の頃脳神経外科に通っていて薬を飲んでいたから″変な感じ“のことはいつものことかくらいに思っていた。

(でも昔のこともあるし心配だから、何もなければそれでいいし脳神経外科行ってくるか。)

思ったら即行動。

脳神経外科でMRIと脳波をとることに。

(あれ?MRI始まったらまた”変な感じ“がする…早く出たいな…ブザー押そうかな…)

なんとか20分過ごせた。

診察に呼ばれると、

『んー脳波もMRIの結果も異常ないね』

「でも先生、この間バスで前みたいに血の気が引いて倒れそうな感じになったんです。で、またなったら嫌だな…どうしよう…って思うんです」

『それ、パニック障害じゃない??心療内科に行ってみて』

「えっ??なんですかそれ??パニック???」

その時パニック障害なんて言葉すら知らなくて、パニックって言ったらキャーキャー喚くようなそんなイメージだったから、先生は何を言ってるんだ!と少し怒り気味で帰った。

その時の母とのLINE。×以上→〇異常


家に帰ってググってみる。

パニック障害の症状の特徴は、繰り返すパニック発作と予期不安です。まずパニック発作は、突然前触れもなく、動悸、息苦しさ、めまい等の症状が出現し、そして同時に「自分がコントロールできない」「死ぬんじゃないか」「気が狂うのではないか」という絶えがたい恐怖を伴うことが多いのです。そのため、患者さんは「何か重大な病気ではないか」と思い、ただちに救急外来を受診します。しかし、病院に着いた頃には発作は治まり、パニック障害は身体の病気ではないので、検査値にも異常はありません。にもかかわらず、その後もパニック発作はおきるため、「また発作がおきるのではないか」と過度に不安な状態になります。これを予期不安といいます。さらに、パニック発作が起きた場所や起きると助けが得られないような状況、たとえば渋滞中の車の中、電車やバスなどを避けるようになります。そうなると、ひとりで外出することが困難となり、学校や会社にも行けなくなります。このような状態を広場恐怖と呼んでいます。診断については、専門医の診察を受けることをお勧めします。

ながうしクリニック


ええええええええ

当てはまってる!!!!!!

わたし、パニック障害ってやつになっちゃったの…?!?!?!?!

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