形状と思考の類似性についての考察

1.形状の類似性

Twitterを見てたらタトゥーの事を呟いている人がいて、それを読んでふと「僕がタトゥーを入れるとしたら何の図案にするか」について考えた。
答えはすぐに出た。

鳥取県(の形)しかない。

今でも魂を置いてきている僕の故郷であり、さらになんとなくPUMAのロゴにも似ていてカッコイイからだ。

昔、会社の同僚に「今朝、駅で向こうからプーマのでかいロゴの入ったTシャツを着てる奴が歩いてきて、近くで見たらヒョウじゃなくて熊の顔で、"KUMA"ってロゴだった」という話を聞いた。
僕も幼少の頃はそういうバッタもんをよく着ていた記憶がある。
が、僕がそこで思ったのは「そういえばプーマのマークって鳥取県の形に似ているな」ということだった。

お、これはすごい発見かも、と思っていたが、ネットで調べたら同じことを考えている人は結構いた(某掲示板ののスレにも”プーマのロゴは鳥取県の形のパクリ”というのがあった)。

2.思考の類似性

子供の頃から読書好きだった僕が、小3~4年の頃に座右の書にしていた本がある。
「こどもことわざ辞典」だ。
たくさんのことわざとその成り立ちはもちろん、ことわざクイズ、偉人が言った言葉など、盛りだくさんの内容であり、何度も読み返したものだ。
「風が吹けば桶屋が儲かる」のロジックもこれで覚えた。

この本の中に「世界のことわざ」という、日本のことざわと似た用法/比喩で使われる外国のことわざを紹介するページがあった。
たとえば、「鳥の歌よりパンがいい(ローマ)」は日本では「花より団子」といった具合だ。
国は違っても人間の考えることはそんなに違いはないのだと思ったものだ。
学問上の発見でも、ほぼ同じ時期にはなれた場所でなされた例はいくつもある。

きっとローマにも同じことを考えている人がいるのだろう。

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