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25卒内定体験記 Vol.24 なみ@25卒(@___halzion)

内定先:超大手広告代理店を含む広告代理店2社、一流日用品メーカー、一流食品メーカー研究職
学歴:地方国公立大学院


はじめまして、なみ(@___halzion)と申します。大学院で研究しながら就活を進め、ぼんじりさんには個別のコンサルや音声配信でお世話になりました。今回、26卒の方々の参考になればと思い、長かった就活を振り返ろうと思います。


【夏】

就活を始めた当初は「メーカーの研究職に進むんだろうな」と思い、食品、飲料、消費財と色々な企業を見ていました。ただ、夏は研究職のインターンがあまりなかったので選考経験を積むためにベンチャー企業やメーカーの事務系職種にエントリーしていました。
幅広く色々な企業を見ていく中で「マーケティング職」や「広告業界」と出会いました。

昔からイベント等を企画することが好きだったので、広告のエントリー課題が面白くて楽しくて、「こんな楽しい業界があるのか…!」と驚いたのを覚えています。同じく理系院生で広告代理店に進んだ24卒のはな🌷さんに初めて連絡したのもこの時期でした。
広告の相談はもちろん、この時期はメーカーの選考の相談にも乗ってもらっていました。

総合広告代理店、Web広告、PR会社など、複数受ける中で運良く一社、総合広告代理店のインターンに参加でき、広告業界の志望度がぐっと上がりました。食品メーカーでベビーフードを作りたかったはずなのに、夏が終わる頃には「広告業界やマーケ職に就けたら良いなあ」と思うようになっていました。


【秋】

インターンに参加し広告業界を目指すようになったは良いものの、
メーカーへの興味が無くなったわけではなく(選考を受けた研究職のインターンにも参加しました)、
先輩方(はなさんやベリンガムさん)のように頑張れる自信もなく、
「先が見えなすぎるしやっぱりやめとくか」と広告に行くのを半分諦めていました。

ですが、いざ研究職のESを書いたり志望動機について考えてみるとどうも腑に落ちなくて、本心の一段階浅いところで話しているような違和感がありました。
Xを見ると広告代理店を目指して大変そうだけど楽しんでいる同期がいて、「ここで諦めるのは正直逃げかもしれない」と言われ、結局自分が何をしたいのかも、これからどうしたら良いかもよく分からなくなりました。そこで、自分の頑張る方向をバシッと定めるために、はなさんにもおすすめされてぼんじりさんのコンサルを受けることにしました。


原体験コンサルでは、ぼんじりさんに「見ている25卒の中で一番迷走しそうで怖い」と言われました。
沢山の情報が流れてくる就活では、自己評価が低いあまりに、何が正しいかを判断できず、結果迷走してしまう人が多いみたいです。
実際、私は情報の取捨選択がものすごく苦手で、Xやサイトで見た情報全てを信じてぐるぐると考え込んでしまうことが多く、悩んでいました。

でも、ぼんじりさんのコンサルを通して、どうして自分の軸が定まらないのか、原因が分かってすっきりしました。「自分に自信がないから色々なことに心が揺れ動くのか」ととても納得しました。(「迷走しそうで怖い」と言われたことはショックでしたが)
そして、丁寧に話をしてくれて、私が理解できるまで原体験について説明してくれるぼんじりさんを信じて頑張ってみようと思いました。
「大手食品メーカーに行きたくて~」で始まった原体験コンサルは、無事にその後本選考までずっと私を支えてくれることになる「広告業界を志望する原体験」の発見(友人からもらった寄せ書きアルバム)で終わりました。



【冬】

広告代理店のインターン、本選考共に書類で落ちました。
(冬になってもテストセンターが完成していなくて、結局20回受けました。本当に理系院生?テスト対策について書くの恥ずかしすぎるので個別で聞いてください…笑)
それなりに落ち込んではいましたが、夏インターンに参加した企業の早期選考が進んでいたので、そちらの対策に切り替え、2月の頭に内定をいただきました。同時に、メーカーからも内定をいただきました。
広告の面接の前はぼんじりさんに模擬面接をお願いし、自信とテクニックをもらっていました。どこをどう直せばいいかを分かりやすく教えてくれるので、サブスク生との模擬面接や本番の面接ですぐ実践でき、短い時間の中で得られるものがとても多かったです。

春に始まる本選考に向けて、週2~3回ほどXにいる25卒の人やサブスク生と模擬面接や壁打ちをして、ぼんじりさんに教えていただいたことを自分のものにしていきました。


【春】

内定をいただいていたのもあり、本選考は2社しか出しませんでした。Xで知り合った内定者に相談しながら1ヶ月間じっくりESを書き直し、23年分の自分を詰め込んだ納得のいくESを完成させました。

3月から5月にかけて模擬面接を重ねましたが、模擬面接をするたびに周りの凄さに圧倒され、自分の思考の甘さに腹が立ち、不安でいっぱいでした。
ですが、せっかく見つけた広告という場所を諦めたくなかったので、ぼんじりさんとのコンサルの録音を聞き、毎日模擬面接での自分の回答の文字起こしと向き合い、「この言い方の方が分かりやすそう」「この話は蛇足だったかもしれない」と振り返りながら話し方を少しずつ修正していきました。(面接準備と振り返りについては後述します)

ぼんじりさんや25卒の友達との模擬面接、自問自答を繰り返す毎日を経て、だんだん自分を伝える話し方が身につき、第一志望の最終面接は自然な会話を楽しむことができました。ESを提出したうち一社は途中で落ちましたが、第一志望から内々定をいただき、納得して就活を終えることができました。


【面接準備と振り返りについて】

いわゆる想定質問集で、イメージとしてはgoogleドキュメント上での面接です。
一問一答ではなく、自己紹介、強みや弱み、それらが表れているエピソード等を文章としてしっかり書いて、なぜ?どうして?とどんどん自分で深堀りました。
全ての考えや価値観とエピソードを結びつけることで話に具体性を持たせることができました。

また、面接の録音や文字起こしを何度も聞いたり見返して、話し方の癖や分かりにくいところを見つけ出しました。つい専門用語や普段はしない言葉遣いをしてしまうことがあったのであくまで「会話」を意識しながら、少し年上の先輩に話すイメージで言葉を選び直しました。
合計50ページ近くある思考整理のドキュメントは、面接前に見返して自信をもらえるお守りのような存在になりました。

こんな感じ。


【色々な方と模擬面接をする中で学んだこと】

①とにかく楽しい会話をすること。

「20分じゃ足りない」、「もっと話を聞きたい」と思ってもらえるよう第一印象からのギャップや具体的なエピソードを話すこと(具体的に話すの最後まで苦手でしたが…)を意識しました。

どんなに面接官の反応が薄くても笑顔で「研究って正直めっちゃ大変なんですよね~」と面接よりもおしゃべり、の感じで話していました。うまくいったのか、面接官からも「ずっと楽しそうだった」とFBをいただきました。みなさんも、敬語云々よりも自分のキャラクターに合った話し方や、自分という人間に興味を持ってもらえるようなエピソードの選択を意識してみてください。


②一貫したキャラクターを持つこと。

ガクチカでも、自己PRでも、挫折経験でも、雑談でも
全てのエピソードを「私はこういう人間です」という一貫したキャラクターに収束させるようにしていました。

そのために、「思考整理」というgoogleドキュメントの中でESに書いた内容とエピソードが伝えたいキャラクターにどのように繋がるかを言語化し、飛躍がないよう繋ぎ目を確認し、面接前に見返していました。モチベーショングラフや自分史よりも私にはこの方法が自己分析として合っていました。自分がどういう人間なのかを把握できていたのが面接官にも伝わったようで、「自身の強みと弱みをしっかり認識できている」と面接後に言っていただけました。

ぼんじりさんに初めて模擬面接をしてもらった時、私は聞かれた質問に対する正解を言うことに気をとられて、楽しくもないし、人柄も伝えられない回答をしていたのですが、
「エピソードから人柄を伝える大切さ」を学んでからは話す時間が少し長くなったり、すらすら話せなくても大丈夫、という自信がつきました。
「こんな風に話すと良いよ~」と教えていただけるので、本番の面接ではそのまま、同じように話しました。


【超不器用で不安症な私が大切にしていたこと】

①頑張ったのスタンダードを高く持つこと。

度々口にしていたので、一緒に模擬面接をした人は聞き覚えのある言葉かもしれないです。
テストも面接も、まずは質よりも量が大事だと思います。
質はついてきます。私は周りに同じ業界を志望している人がいなかったので、Xを使ってポストに反応してくれた方に片っ端からDMを送っていました。模擬面接や壁打ちをして、一人の時もずっとどうしたらもっと良くなるかを考えて、最終面接ギリギリまで思考整理ドキュメントを更新し続けました。
「あー頑張った」と思わず、「まだまだやらなきゃ」と不安でい続けたからこそ第一志望内定まで来れたのだと思います。


②「迷惑かける…」等思わなくていい。

「先輩も忙しいだろうに、何度も壁打ちしてもらうなんて迷惑だろうな…」
「承諾の期限を延長して人事の方に迷惑をかけていて申し訳ない…」
などと考え込んで時間を無駄にしてしまうことが多々ありました。
ですが時間が限られている中、気を遣って後悔するのは本当に勿体無いです。どんどん人を頼り、全てが終わってからしっかりお礼しましょう。
25卒の方も、24卒の先輩方も皆快く引き受けてくれるはずです。もちろん、最大限のリスペクトを持って、お願いする側であることを忘れずに!

私も内定承諾について泣きながらぼんじりさんに相談したことがあったのですが、ぼんじりさんは笑って「まあ最悪俺が辞退の連絡入れるからさ〜」と言ってくれました(ちゃんと自分で電話しました)。
沢山悩んで見つけた進路や自分の気持ちを大切にしてください。


【最後に】

個人的に、「ぼんじりさんのこのコンサルがおすすめ!」というのはなくて、「とりあえず一人、ついていく人を決める」、「話して自信をもらう」という使い方が自分に合っていました。
私のように情報の取捨選択が苦手だったり、メンタル面で不安がある人には是非一度、コンサルを受けてみてほしいなと思います。
お金が発生することなので私もかなり悩みました。24卒の先輩方の内定体験記を全部読んで1ヶ月くらい悩みました。
あの頃の自分、よく決心したなと思います。

どうしてぼんじりさんを信じてみようと思ったか、過去の先輩方の内定体験記や感想ツイートを参考にしてみてください。もちろん私も相談に乗ります。


第一志望の最終面接直前、ぼんじりさんに
「具体的に話すことができたらまじで鬼に金棒って感じ。今、なみさんは鬼なのよ。」
「あなた鬼だから大丈夫。自信もって金棒を振り回してきて。」
と言われました。
鬼はあなたですよと思いながらも、振り切って笑顔で面接に臨めたのはぼんじりさんのおかげです。
改めて、就活のテクニックはもちろん、自信と金棒(?)を与えてくれたぼんじりさんに感謝です。本当にありがとうございました。

長々と失礼しました。
偉そうに語れる立場ではありませんが、何か悩み事や不安なことがあったらいつでも相談してきてください〜
応援しています!

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