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外資系企業の常識!日系出身者に驚かれる常識とは?

こんにちは。外資系の企業歴も長くなってきました凡人の秘密の部屋です。新卒では日系の企業に入社した私ですが、段々と外資系企業に染まりつつあります。外資系企業では常識なのに、日系出身で転職してきた人に驚かれる点について紹介します。

上司・先輩でも下の名前で呼ぶ

上司・先輩でも下の名前で呼ぶ外資系では名前の呼び方は上司でも下の名前で呼ぶことが多いです。例えば上司が「ジョン・スミス」なら「ジョンさん」もしくは「ジョン」です。課長・部長など役職は関係ありません。

先輩後輩という概念も薄いので、先輩も同じような呼び方です。下の名前でばかり呼ぶので、名字をたまに忘れてしまうほどです。

日系企業では「佐藤課長」のように名字+役職名で呼ぶことが多いのではないでしょうか。外資系では役職名を付けて呼ぶことはほぼありません。

会議もカジュアル

私は日系企業にいる時は、会議で上司が話している時は頬杖をしながら聞く、というのはありえませんでした。ダラッと座っているのも駄目で、しっかり背筋を伸ばして聞いていました。

部長以上が話す時は、お話の途中では水を飲まないというのも暗黙の了解でした。ブラック感…。

外資系では会議の内容をきちんと聞いていれば姿勢で怒られることはありません。タイミングがよっぽどまずくなければ、飲み物を取りに行っても大丈夫です。会議によってはコーヒーやお菓子を飲み食いしながら実施することもあります。

英語・日本語ともに細かい敬語や言葉の使い方で注意されるようなこともありません。英語・日本語でネイティブスピーカーでない社員が多いからです。よっぽど単語自体が失礼な言葉を使わなければ大丈夫です。(そんな人いませんが)

年賀状という概念は存在しない

日系勤務のときは年末の苦痛といえば年賀状でした。社内の多くの人に年賀状を出すので年賀状代金もかかるし、用意するのもとても時間がかかっていました。誰まで年賀状を出すのか?も悩みごとでした。

外資系では日本人以外も多いですし、本社が外国だとそもそも年賀状という概念がありません。年末に休暇に入ったらそのまま年始まで特に何もありません。年賀状という重労働から開放されて、年末は毎年外資のありがたさを感じます。

ちなみに年始も変なイベントはありません。仕事初めの日は上司や同僚に「Happy new year!(=明けましておめでとう、みたいな感じ)」と言って通常通り仕事が始まります。

皆すぐに転職する

外資系は社員がほぼ中途者で構成されており、皆転職に慣れています。外資系企業で働いていて、前提が終身雇用ではないので転職する社員が多いです。

企業とのマッチ度や評価されているか?で勤続年数は人により違いますが、遅かれ早かれ転職していきます。早ければ数ヶ月や1年で転職する人がいるので、同僚が転職により退職するのは頻繁に起こります。

仲の良い同僚だと残念に感じることもありますが、本人にとって幸せな選択であればそれで良いと割り切れます。まあ、会社の外で会えば良いですからな。

元同僚が様々な企業に転職するので、友人ネットワークで「〇〇の外資系は結構良い」「〇〇の外資系はあまり良くない」といった転職情報をゲットできるのも役に立ちます。

年下が先に昇進したり上司になる

外資系では実力主義なので、年齢や勤続年数は関係ありません。できる人が上にいく、それだけです。そのため、後輩として入社してきた人がすぐに自分のランクを追い越して上司になる、なんてこともありえます。

外資系企業で生き抜くためには年齢というプライドは全て捨てたほうが良いです。年齢にこだわっているとロクなことがありません。

私は処世術として後輩だとしてもとても丁寧に接するようにしています。将来どのようなポジションで、後輩と仕事をすることになるかなんて分かりません。年齢やランクで態度を変えずに、周囲の人みんなに優しく接することが重要です。

最後に

いかがでしたか?外資系勤務の人にはあるあるだったかもしれません。日系勤務の人にはびっくりするポイントもあったのではないでしょうか?知られざる外資系企業の世界。日系企業と違って面白いですね。

今日も読んでくださりありがとうございました!



サポート頂いた際には、英語や他のスキルを磨くことに使用させていただく予定です。そのスキルはnoteの記事で皆様に還元できればと思います!