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【観劇レポート】ディズニーミュージカル『アナと雪の女王』@ロンドン

2024年6月27日、イギリスのロンドン🇬🇧で、ディズニーミュージカル『アナと雪の女王』を観てきました。

劇場内の様子


会場内は、アナとエルサの衣装展示や、グッズ売り場、写真スポットなど、観劇前に楽しめる場所がたくさんありました。

子どもアナと大人アナの衣装。
エルサの衣装。細部まできれい…。


イギリス1歴史ある劇場『ドゥルリーレーン・シアター・ロイヤル』

上演されている場所は、ロンドン・コヴェントガーデンにある『ドゥルリーレーン・シアター・ロイヤル』。1663年に作られて以降、再建や改修を繰り返しながらも続いてきた、伝統ある劇場だ。『アナと雪の女王』以前は『ミス・サイゴン』や『42ndストリート』などが上演されてきました。
現在は上演以外にもアフタヌーンティーなどを楽しめる場にもなっています。

劇場外観
客席へ向かう途中


大盛り上がりの衣装チェンジ『Let it Go』

実を言うと、私はアナ雪の大ファンというわけではないのです…。そんな私が、ミュージカルを観にきた理由…。それは
エルサの衣装チェンジ!

コロナ禍で家にこもっている時に、ブロードウェイの映像を観て、そのスペクタクルさに大感動。何回再生したかわかりません…。

▲衣装チェンジは3:15あたりですが、ぜひフルでお楽しみください。

▲衣装チェンジのシーンまとめ
どの映像も大盛り上がり。「いえーい」の歓声が最高に好き。

舞台における衣装チェンジ


映画と違って編集が許されない舞台。
裏で全速力で着替えるものもあれば、あらかじめ内側に仕込んでおくものもあるそう。

アナ雪は内側にブルーのドレスを着ておいて、外側を紐で一気に引き抜いてます。

▲メリーポピンズでは、一度袖にひっこんで、大急ぎで衣装チェンジ。お見事✨

▲5:21あたり。早着替えはミュージカルだけのものではなく、日本の歌舞伎においては「早替え」と言うそう。

映像やアニメーションでは驚かなくなりましたが、生の舞台で瞬く間に衣装が変わると、本当に魔法を見ているようで、大好きです。

プライド月間とアナ雪

今回観劇した6月のロンドンはプライド月間。街の至る所がレインボーで装飾されていました。

前日には、プライドver. の特別上演が行われていたそう。LGBTQの方達の権利を尊重する活動のことではありますが、『Let It Go』では「ありのままで良い」と解放された様子が歌われていて、プライドの活動と通づるものがありました。

レインボーの旗
フォトスポット


まとめ

公式もファンもSNSを通じてたくさんの舞台映像を発信してくれてるので、中身を知ることはできるのですが、舞台セットや俳優の生歌、そして劇場の熱量は、やっぱり生でないと味わえないものでした。映像で何十回も観たはずなのに、衣装チェンジでは大号泣でした。

この秋に、上演が終了してしまうとのことなので、ロンドンに行かれる方はぜひ観てみてください!

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