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人生がちょっとだけ前に進むなら〜ヴァイオレット・エヴァーガーデンより

起業家になってからもう4年もくすぶっていることに気づいたのはつい最近のことだ。
といっても純粋に起業家として活動している期間のが短く、だいぶ色んなとこで、でっち奉公してきた。
ただ4年経ってようやく起業家としてのスタート地点に立った感じで、恥ずかしくて仕方がないたらありゃしない。

それどころかいつも思い返すと涙が出てくる。
いつも夢みて、叶わず期待を裏切られ、そして数日寝込んで、また違う夢を描いて、叶わず、寝込んで...
というのを繰り返してきた。
もちろん束の間の幸せを噛み締める瞬間もあったし、
今でも別の選択肢を選び普通の生活で幸せを噛み締めていても良かったんじゃないかと後悔することも多い。

ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンをみると、
彼女のそんな気持ちが自分の中でリンクし、インストールされるような気がする。

ただ、作品が伝えているように、過去は戻って来ない。
その傷の疼きのようなもの抱えながら、その悲しみの意味を見いだし、救済されるように、我々は日々何かを学ばなければならない。

才能=性格→運命なのであれば、我々の身にふりかかるあらゆることは必然であり、経験し、乗り越えなければならない。

他人と比べて不幸だとかそんなものは考えることから間違っている。

自分の人生を少しでも前に進めるためには、不幸になることを恐れちゃいけないんじゃないかと私は思う。

となれば少しくらい絶望を味わったって、
そんなのは大したことはないのだ。

少なくとも私ができることは、このヴァイオレット・エヴァ―ガーデンという名作を作ったスタジオでさえ、(我々が事件で目の当たりにした通り、重厚なオフィスビルにスタジオを構え・防備へのお金をしっかり出せる状況にさえなかった)収益に苦しんでいるし、存続が危ぶまれるものに少しでも貢献できるように努力することしかない。
できるかどうかは、結果をみないとわからない。
私にできることは、コミットするかしないか、行動するかしないかのみである。

もし人生が少しでも前に進むなら、失敗や絶望を恐れずに、冒険への一歩を踏み出そうじゃないか...

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