東博にて
先日、久しぶりに東京国立博物館へ行きました。今回は、常設展をメインに堪能いたしました。今回も、全体を楽しめましたが、中でも一押しは良寛の「詩書屏風」です。
書について学んでいる訳ではないので、完全に感覚ですが、とても素晴らしかったです。観られて良かったと思いました。
良寛だと気が付かずに「この屏風は何かしら?気になるわ」と思っていたら良寛でした。「ですよね」と思うと同時に「やはり凄い!」と感じました。小さめの作品は東博で幾つか観ており、あとは工房にございます、図録を参考に師匠から説明して貰ったりしつつ...という経験値でしたので、今回のような大きな屏風は初めてでした。
インパクト、存在感の凄まじさ。しかし脅しつけるような様子はなく、軽やかに踊っているようでもあり、羽根が舞うようでもある筆の動きは観ていて心地よかったです。
良寛の書を観る度に思うのは、「親方の紙の作品に似ている!」という事です。親方の作品が良寛の書に似ている...の方が良いでしょうか。。。
屏風と師匠↑
師匠の紙の作品の一例↑
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