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ボクともぐらと 57_「1/fのゆらぎ」を持つ仲間と音楽でステキな職場

ボクはやさしいひとになることが夢で、そうありつづけるのが夢。ちょっと恥ずかしい夢と思っていたけど「ぼくモグラキツネ馬」という絵本から、それは立派な夢じゃないかなと勇気をもらい、ついでに、やさしいリーダーになろうと決めた。その学びのお話。同僚のもぐらさんも同じ夢を持ち、一緒に学びに付き合ってくれている。

リモート流行り。月額200万円の賃貸オフィスから、85万円のシェアオフィスへ、そして1年後には15万円のシェアオフィスへ。この2年間、コスト削減と引越の連続。で、気づいたのは、シュアオフィスって過ごしやすい。今日は仲間の誰に会うかな?!の偶然の楽しみを求め、オフィスに行くようになったが、シェアオフィスの心地良さもその理由。

オフィスという空間は、30年、20年、10年前と比べ、とても”過ごしやすい”環境になっている。昔は、外資の日本法人オフィスがおしゃれで、自由とリラックスな雰囲気。憧れ的な思いを感じた。が、今は、日本の会社でも、いわゆる島がなくフリースアドレス、こじゃれたフリースペースにアメニティ。デスク、チェアもデザイン性高く、どこもおしゃれ。オフィス空間の居心地がとても良い。

オフィスの見た目はステキになっているが、耳的にはどうだろうか。外資系の会社に勤めている時に、ほぼ常時、音楽を流していた。仲間が音楽かけるのどう?とのことでBGMが始まった。ラジオだったり、リラックスできる曲だったり。ボクは特に違和感はなく、単純作業の時も、思考する時も、集中できて効果的。ただ、気になるという人もいて、彼がいる時はBGM無し。

オフィスにBGM、良いと思うのです。「1/fのゆらぎ(エフぶんのいち)」を求めて。個人的にはロックやポップでも良い気もしますが、ま、クラシックだったり、いわゆるリラックスミュージックですかね。「1/fのゆらぎ」を持つ曲が良いのですかね。「規則的ながら、突発性があって、予測できるけど逸脱もあって」。この組み合わせがゆらぎをもたらし、人の心に心地良いみたいです。シーンとし過ぎていると、集中できないですものね。「閑さや岩にしみ入る蝉の声」です。ゆらぐ音があると集中できるように思います。

音のみならず見た目のゆらぎもありますね。身体への直接のゆらぎ体感も。たまに友達に連れられて海に行くのですが、太陽が水面にきらきら(見た目)、引いて寄せての波の動き(見た目)と音(耳)、ゆらゆら揺れている(体感)、とぷかぷか本当に気持ち良いです。まさに規則、予測、突発、逸脱の心地良さです。地球の偉大さとともに、人間のちっぽけさも感じます。

オフィスに、身体のゆらぎも見た目のゆらぎも、将来は実現されそうです。今でもあるかも、ですが。

音楽を聞くときに、セラピー的には、「同質の原則」というのがあるのですって。ちょっと調べると色々検索されますが、気分が落ち込んでいるときは、静かな、哀愁ある、バラード的な曲が良いのですって。元気なときは元気な曲。イライラしてたらヘビメタかしら?アップテンポですかね。

職場だと、イライラしている人、怒られたり、上手く行かなくて沈んでいる人、鈍感力満載でいつも元気な人、色々です。誰に合わせてBGM流せば良いか悩みますね。多数決?輪番制?リーダーの独断偏見?

ボクの目指すやさしいリーダーの、やさしく強い組織では、イライラ、怒りは無しにしたいです。でも、いつも元気満載、ということは無理だろうし、落ち込むこともあります。イライラ・怒りの無い職場であったとしても、プライベートの悩み・アンハッピーなどが影響します。だから、3種ぐらいの傾向の曲集があるといいかな。1.ちょっと落ち込んでいる、2.可も不可も無くリラックス、3.前向きで希望に満ちている。みたいな。

で、ふと思うのですが、「1/fのゆらぎ」さん、って、いないかしら。心地よいゆらぎを持つ”ひと” 。いるように思うのです。で、ボクの今のオフィスにはいるのです。この人としゃべっているとなごやか。いつもやさしい言葉をかけてくれる。ちょっと一緒にいるだけでなんだか安心、落ち着く、元気になる、気分が良くなる、希望を運んできてくれる、みたいな。

「1/fのゆらぎ」さんがいなくても、「同質の原則」に従うのもありですね。落ち込んでいる時は、いつも静かなやさしい感じの彼女とおしゃべり、元気なときはいつも元気な彼のところへ、と取捨選択もいいですね。

だから、仲間って大切ね。いろんな性格の仲間。で、そんな仲間と力をあわせて助け合って、ビジョン・想いの実現に向けて一歩一歩進む。あ、自分もやさしく「1/fのゆらぎ」を持つリーダーになりたいな。ひとつ夢が増えた!けど、どうやって自分が持っているとわかるのだ???

最後はいつも「ぼくモグラキツネ馬」より:

「”ときどき、まいごになったきぶんになるよ” ぼくがつぶやくと、オイラもそうさ、とモグラがいう。”でもしんぱいしなくていいよ。オイラたちはきみのことがだいすきで、それにきづいたらかえるうちはすぐみつかる”」

「”ただいっしょにいるのは、いみがないこと?” ぼくがたずねると、モグラはこたえた。”そんなことないさ”」

「”みんなといっしょでうれしい!” ”ぼくたちもさ!”」

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