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ボクともぐらと 67_クマは偉大?ナウシカも言うやさしいリーダーの素敵なクマ

ボクともぐらさんは、まだ会社の同僚。でも、9月からもぐらさんが転職だからそれまで。2人は偶然、やさしいひとになる、という同じ夢を持ち、「ぼくモグラキツネ馬」という、やさしさの強さを伝えてくれる絵本が大好き。組織はやさしさで強くできると信じ、やさしいリーダーを目指そうと約束。その気づきの綴り。

8月。新しい月が始まり全体会議。zoomで。みんなの顔は見えるけど、直に会いたいものです。で、もぐらさんは転職前の最後の挨拶。転職前の有給休暇の消化期間は全てを忘れて心底リラックスできる時間。お客様からの電話も、上司からのスラックもなし。これを経験すると転職がやめられなくなります?!?!

で、もぐらさんからチャットが。「のっくのっく。こんにちわ、ボクさん。最後の挨拶でしたー。焼き菓子、食べてくださいねー。本当にお世話になりましたー。しかし、私の顔のクマがすごーすぎー。リラックスの1ヶ月でクマ無くしますー。またいつかー。」

ところで、ボクは映画を映画館で見るのが好き。小学5年生ぐらいから1人で行きだし、毎年何回も映画館へ。ところが感染症騒ぎで、この2年以上もの間、一回も映画館に行かず。6月のトップガン・マーベリックで久々。

で、映画は見た順番によって好き度合いが変わると思うのです。自分の性格や価値観、人生観への影響をポジティブに与えてくれる映画はたくさんあるかと思うのですが、たまたま同じテーマでも最初に見た映画の方が心に、記憶に残る。

で、ボクはジブリ映画が好きです。中でも「風の谷のナウシカ」がより大好きです。ボクの人生観、価値観に、その他の素敵なジブリ映画より前に影響を与えてくれたから。ナウシカという名の、やさしくて、勇敢で、信念のある、女性?少女の冒険話。

で、そのナウシカという映画にはステキな言葉がたくさんあるのですが、ナウシカの住む風の谷のお年寄りの方々が、こう言うのです。年老いた、長い間がんばって働いてきた、汚染されて、使えなくなっていく、自分達の手について、ナウシカが言ってくれた言葉:

「この手を見てくだされ。ジル様と同じ病じゃ。あと半年もすれば石と同じになっちまう。じゃが、わしらの姫様(=ナウシカのこと)は、この手を好きだと言うてくれる。働き者のきれいな手だと言うてくれましたわい」

もぐらさんは、立つ鳥跡を濁さず、で行きたいです、とのことで、最後まで色々がんばっていました。残るみんなに迷惑かけるかな、かけたくないな、と考え・考え・悩み・悩み、いろいろと。最後の最後までお仕事頑張ってました。

人間、これが自分にとってはベターアイデアだと思って決断して行動しても、その結果をなぜかうまく受け入れられないことは多々あります。結果が出る前には予想できなかった感情が生まれるんです。だから、一生勉強だと思うのですよね。自分がわからないから。ま、経験積んでも、結局わからないような気もします。

だから、クマができちゃったんです。立つ鳥後を濁さないように、後悔の気持ちもありながら、新しい挑戦に不安もありながら、でも希望もありながら、複雑な気持ちと、最後の最後まで仕事も、プライベートも頑張るから、ちょっとしたクマが。。。ナウシカで言うところの、”がんばるひとの、働き者の「きれいなくま」”ですねとてもとてもきれいなものですね。

もぐらさんでなくても、仲間のみんなの顔のあちこちに、きれいな何か、がありますね。

やさしいリーダーの信じるビジョン、夢、想いに乗っかって集った仲間が、その実現と個々の成長のために、助け合いながら、悩みながら、壁にぶつかりながら、愚直に前に進む。クマの一つや二つはできますね。みんなありがとうですね。

なお、ボクなんか生まれた時から髪の毛たくさん真っ白です。むむむ、生まれた時からだから職場の苦労じゃない、か?

もぐらさんは、それにプーさん好きだからです。

ちなみに、このクマはzoom経由ではこちら側の参加者では確認されませんでした。。。

最後はいつも「ぼくモグラキツネ馬」より:

「”とてもきれいなものを、みのがすな”」

「”いちばんのおもいちがいは” モグラがいう。”かんぺきじゃないといけないとおもうことだ”」

「”じぶんにやさしくすることが、いちばんのやさしさなんだ” モグラはいった。」

「”涙がでるのはきみが弱いからではない。強いからだ”」


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