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人類はなぜこうも髪の毛に振り回されるのか?

仲間と飲んだのです。4人の40-50代の男。この年代の男が集まると頭髪の話になる。

ひとりは、てっぺんが薄くなってきているのを気にする。明らかに薄い。

ひとりは、幼稚園から白髪がある。若白髪。小学校の卒業アルバムの「クラスの何でもNo.1」コーナーでは、白髪の数No.1とされた。今の時代ならイジメ!?。若白髪に苦しめられた思春期。若白髪のひとはハゲない説もよく耳にする。だから絶対にハゲたくない。頭皮への負担を減らすため短髪。

ひとりは、髪を生やす薬を飲んでいる。処方箋が必要。月5000円ぐらい。4,5ヶ月ぐらいから生えてきた。が、他の部分も濃くなる。顔の毛も。特に眉毛。ということで、「副作用」で顔の毛の処理が面倒。でも、頭に生えてくるのはありがたい。薬に頼るのはやめられない。

ひとりは、俺は何もしてないけど、大丈夫だよ、とニヤリ。

なんで頭の髪の毛だけ人類には残ったのか? 他の体毛はだいたい失ったのに。
頭も失ったら平等なのに。気を揉まなくて良いのに。それは、体毛が無くなり、頭の毛が残る方が人類にとって生存力が高まったから、ですね。

体毛が減る。汗をかける、体温を調節できる。結果、長時間活動ができる。脳の発達も長時間の活動や服づくりを可能する。こんなが長い間に相互に影響し合う。その結果、体毛が無い方が生存力が高まる。だから人類はそう進化。

一方で、巨大化し発達した脳みそを守る頭髪は残す必要があった。同じく生存のために。頭髪は直射日光(紫外線や熱)から、守ってくれる。衝撃から守ってくれる(衝撃は頭蓋骨も守ってくれるけど)。知り合いが、建設作業中、ヘルメットを外してしまったタイミングに、2階からコンクリートの床へ後頭部から落ちてしまった。数ヶ月意識不明。でも復活。障害は多少残るも髪の毛と頭蓋骨が無ければどうなっていたか。

ということで、頭髪は残り、体毛は減った。

そうすると、現代の人類を考えると、ヘルメットも帽子もあるから生存のための髪の毛は不要。100年後、200年後、1000年後?に人類から髪の毛は無くなっていくのか? でも、子供を産むという観点では、髪の毛がある方がモテて遺伝されえるとも言える。。。

頭髪、一体、どうなっていくのか。

そんな話を4人でするも、正直、将来なんてどうでもいい。問題は、今の俺はこれ以上、薄くなりたくない。それだけ。

頭髪ってなんでこんなにチカラがあるのだろうか。その存在感は異常に強過ぎる。良くない話だ。髪なんて、あっても、なくても耳たぶ同様に無意味な存在にならなければならない。意識変化が起きるにはまだまだ将来でしょうが。。。


(読んで頂きありがとうございます。
(最近出会った素敵な気づきフレーズv7_46)


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