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マイナス感情を回避するコツ。言葉と行動とその目的の3要素の捉え方

待ち合わせに「つきましたー」と友達から連絡が。あれ、1時間早くない? 結果はボクの勘違い。そうとわかると急ぎ家を飛び出しダッシュ。

ごめんなさい。1時間勘違いしていた、とはぁーはぁーしながら謝罪。別に急がなくていいのに、カフェにいるんだし、と言われ、ま、そうなんだけど、遅刻は嫌いだし、走る機会があったら運動になるかなと走ることにしていて、と最近のポリシーを伝え、再度、ごめんね、と。

ウソ無く自分の勘違いを謝罪する「言葉」と、急ぐという「行動」と、それらの「目的」はなるべく待たせない・不快にさせない、ため。

「目的」も「言葉」も「行動」も相手のため。

ホットカフェオレと食べ物を注文。混んでいて、ちょっと時間がかかって飲み物が先に届く。注文時にはぁーはぁーしていたからかアイスカフェオレが。友達が「あれ、ホットだったよね」と言ったけど、「あ、大丈夫です、今はアイスの方が良いので」、と訳分らない嘘で受け取った。忙しそうだし、ボクが息切れしていて滑舌が悪かったかもしれない。。。

「目的」も「言葉」も「行動」も相手のため、だけど、「あ、大丈夫です、今はアイスの方が良いので」という言葉は「ウソ」。「目的」が相手のためであれば「ウソ」は有り、と思って、軽くウソを。

食べ終わり、引き続きぺちゃくちゃ。しばらくして店員さんがキレイに片付ける。で、戻って来て「何か飲まれますか?さっきはアイスにしてしまったし」とのこと。ホットを今度こそ頼むか、と思ったけど、友達はもういいかな、って感じだったので、「あ、大丈夫です」と言うと、店員さんは玄関の方を見て去って行った。玄関には順番待ちの列が。「早く出ろってことかね」ということで、店を出た。

キレイに片付けた「行動」も、何か飲みますか、という「言葉」も、ボクらのためではあるけど、早く出て行って下さいの「目的」ですね、おそらく。「言葉」も「行動」も善意的だけど、「目的」が利己的な損得も思え、気分が良くはない。もちろん長居は良く無いし、「お待ちの方がいらっしゃるので、早く出てください」なんて直接は言えないけどね。。。

「目的」と「言葉」と「行動」。人間関係をつくる大切な3つ。で、「目的」が最も大切かと思うのです。次に「行動」。「言葉」ももちろん大切だけど、「ウソ」でも良いと思うのです。常に「真実」である必要は無い。傷つけずに鼓舞させたり、心配させない、などの「目的」で相手を想っての「ウソ」、相手が望む未来を実現する「目的」での「ウソ」。「ウソ」も方便です。

でも、「ウソ」を考えて言葉にすること自体は難易度が高い。事実・正直の方が簡単ですもの。「ウソ」は無限のバリエーションだけど、事実は一つですから。程度をどうするかの思考力が付きまといます。

だから、実は頻繁に「ウソ」はつけない、と思うのです。だから、ここぞと言う時に素敵な「ウソ」をつく。人間関係に大切です。相手を陥れるための「ウソ」は「目的」が腐っているから、ダメだけど。「行動」もその「目的」が相手のためのであれば、本来の逆を行うこともありますね。「ウソ」に整合した「行動」をとることもありますし。

ということで「目的」が重要と思います。例え、言葉ベタでも、ウソつくことがあっても、行動がスローだったり、おっちょこちょいであっても、「目的」がいつも相手思いであれば良き人間関係につながる。これが「誠実」と呼ばれる根源かな、と思うのです。

ただ、難題は、誰かのための「目的」が、その他の誰かを傷つける「目的」になってしまう場合も多々ある、ことですね。うーん、人生難しいのだ。

こんな時の「言葉」と「行動」はどうしたものか。。。答えはない。行き当たりばったり。その結果で経験する色んな「感情」。人生は、自分と周囲の「目的」・「言葉」・「行動」が生みだす「感情」の繰り返し、かしら。

で、ここでも大切なのはやっぱり「目的」。もし他者の「目的」を善意に捉えられるならば、そんなチカラを身につけられたら、そこから生み出される「言葉」・「行動」に対して一喜一憂する必要はないですね。自分の「感情」を相手の「言葉」・「行動」でマイナス感情に踊らされることは、なるべく避けたいですものね。

自分の「目的」は相手想い。つまり「誠実」であるということ。「誠実」はストレスを減らすは科学的に正しいらしいですよ。Be just, Fear notです。そして、相手の「言葉」・「行動」は自分を想っての「目的」から発生している、とこう思うこと。こう思えると人生は勘違いにも前向きになれ、他人にあまりコントロールされなくなるかな、そう思います。

読んで頂きありがとうございます。
(職場を/人生を良質にするコンセプトv6_69)



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