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介護サービスの価値を迫る

韓国料理が好きで、キンパがたべたい谷村かいごです。

ということで、今回は介護サービスの価値について
迫っていきたいと思います。

介護を生業とするかた、介護サービスを利用しているかたは、
介護サービスの価値について考えておくことができます。

そうすることで、なんとなく介護をしていたり、
流れに任されて、介護サービスを利用している

ということを避けるために、少し日常から立ち止まって
整理しながら考えてみることにします

もし介護サービスがなくなれば...

介護サービスが無くなるということは、
訪問ヘルパーや、高齢者施設がなくなることを意味します

そうなると、
家で過ごせないけど、家で過ごさないといけない高齢者
が立ち往生することでしょう。

車椅子生活の方々は、家族介護を余儀なく受けることになり、
家族介護が受けれなければ、ボランティアを募るしかないです

また、両親の介護をするご家族は、仕事の継続は困難になるでしょう

これらにより、介護サービスが無くなると家族介護で働けなくなる人。
介護が必要なのに、介護を受けれない人が溢れることになります。

映画館や、カラオケが無くなったとしても、
最悪、生活に支障をきたさないでしょう。

ですが、介護サービスがなくなると、様々な人が立ち往生し、
経済活動は一部ストップし、社会問題となります。

こうした意味で、介護は社会のインフラだと言われるわけで、
当然ながら、介護サービスは社会にとって必要なものであります。

結局、介護サービスの価値とはなに?

そんな介護サービスはどんな価値があるのか、

以前、介護は、みんな等しくもたらされる幸せを支える仕事だと、
下記の記事で述べさせていただきました。

そんな介護サービスを提供する中で、介護の価値を生み出している瞬間、つまり、利用者さんの幸せを支えている瞬間とは、どんな瞬間なのか。

消極法でいきましょう、
・たくさんの職員が集まって会議している瞬間
・申し送りをしている瞬間
・記録を作成している瞬間
これらは、本質的な価値を生み出している瞬間ではないと、考えられます。

そういえる理由は、この瞬間に「利用者さんの幸せを支えれているのか」と問うことで答えがみてます。

では、どんな瞬間が「利用者さんの幸せを支えれているのか」

これの僕なりの答えとしては、「その人らしい生活を支えている瞬間」です。

例えば、タバコを毎朝吸う習慣を20年続けられているタバコ好きな利用者さんが、朝にタバコ吸いにいきたいと、おっしゃったときに、介護職が「その人らしい生活を支える」という意味で喫煙所まで移動介助を行う。

この瞬間が介護の本質的な価値を生み出していると考えます。

他にも、毎朝40分トイレに座る習慣のある方が、朝トイレに行けるよう介護職が介護をする。買い物が大好きな人が毎週、買い物をしている楽しみを継続できるよう、介護職が外出介助をする。こうした介護を提供している瞬間こそが、介護サービスの価値を生み出している瞬間です。

それ以外に関しては、準備であり、会議や記録作成は、介護における必須業務ですが、本質的な価値を生み出してはいない。なんて風に僕は思います。

まとめ

ということで、介護サービスの価値を生み出している瞬間とは、
介護職が「その人らしい生活を支える」ための行為をしている瞬間だ
という僕なりの結論でした。

まだまだ、道半ば
谷村かいごでした。

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