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失恋の苦痛からの解放

 前回は「友達のままでいるか恋人となるか」について書きました。これと言って正解が無い難しい問題であり、私の記事でも結論は出していません。ただ私の経験が何かしら参考になればと思います。そしてなぜか過去一番読まれる記事になりました。

 今回は「失恋の苦痛からの解放」について書こうと思います。恋愛をする以上必ずと言っていい程、経験するのが失恋です。注いだ愛の大きさだけ苦痛が強くなると思います。この苦痛から解放されるにはどうすれば良いのでしょうか。

失恋とは


 「失恋」とは「告白して振られる事」です。あるいは「恋人と別れる事」です。
 
私の記事を読んで頂けている方には前者はあまり無い事だと思います。なぜなら交際がほぼ確定するまで告白しないからです。その代わりに二人の関係性がいつまでも進展しない、進展する見込みすらない絶望感を感じる事となります。
 
 一方で後者の「恋人と別れる事」は交際した以上、そのまま結婚までいかなければ誰もが経験する事です。こちらは絶望感と言うよりも、心を半分持っていかれたような喪失感が強いのではないでしょうか。

告白して振られる失恋


 先ほども書いた通り、私の読者様には「二人の関係性がいつまでも進展しない、進展する見込みすらない絶望感」を感じて諦める事がこの場合の失恋になります。これまで記事で様々な内容を書いてきましたが、人間関係である以上100%はあり得ません。私の記事でもなるべく人口が多いであろう層をターゲットに定めています。当然イレギュラーな性格の人、少数派な性格の人には効果が薄まってしまう恐れがあります。だからこそ誰にでもチャンスがあると思うのですが・・・。
 
 話は逸れましたが、二人の関係性がいつまでも進展しない、進展する見込みすらない、そもそも許容範囲に入っていない場合のどうしようもない絶望感はきついものがあります。恐らく自分の全てを否定された感覚、どうする事も出来ない無力感、うまくいった人への嫉妬心が胸中に渦巻いていてるでしょう。
 
 ただこれは正直精神へのダメージとしては軽いものです。この後に書く恋人との別れが苦しすぎるのです。それに比べれば大したことはありません。特に私の記事で示している手法ではなるべく駄目だった時に傷がつかないやり方をしています。そのため告白自体も最後にしているのです。
 
それでも初めて経験する時にはこれまでに感じたことが無いような苦しみでしょう。ただ経験を積めば段々と慣れていきます。そのうち流れ作業のような感覚になり、じゃあ次とすぐに切り替えて行動できるようになると思います。
 
私個人としてはここで振られてもノーダメージですね。と言うよりも自分の手法が確立してからはここで振られた事はありません。二人の関係性が発展しない場合でも許容範囲外というどうしようもない事なので諦めが付きます。また付き合う前という事で同時進行している人もいると思うのでそちらに移行します。

恋人と別れる失恋

 本当にきついのがこちらの「恋人と別れる失恋」ではないでしょうか。多くの場合ははっきりと別れを切り出される前になんとなく察していると思います。そのため別れる少し前から徐々に精神を蝕まれていきます。この状態も心をほんの少しずつ削り取られているような感覚になります。そして別れます。別れた直後は悲しみや後悔が一気に押し寄せて瞬間的には最大の苦痛です。そして問題はここからです。別れた後からは孤独や不安、後悔、悲しみと言った様々な感情が思い出と共に押し寄せます。そしてそれが数日~数か月、長い人は年単位で続きます。
 
失恋は自分ではもう吹っ切ったと思い込んでいても、ふとした瞬間の匂い、光景、音などにより急にフラッシュバックして再度発症します。次の相手を求めてデートを重ねている時でさえフラッシュバックすることもあります。特にディズニーランド等の有名なデートスポットは被りやすいので、当然以前の恋人と訪れた事があると思います。そんな時に無意識に比べてしまいよりダメージを負う事もあります。
 
特に交際を経ての別れというのは自分本来の姿を否定されたという事になります。自分の本質を否定されると心が折れそうになります。次の恋愛にも影響します。私個人としてはダメージを負いやすいタイプなのか、最初の3か月くらいは24時間ひたすら辛いです。食事もほとんど喉を通りません。おかげで失恋すると10kgぐらい痩せるんですけどね。

失恋の苦しみから解放されるには

 では失恋の苦しみから解放されるにはどうすれば良いのでしょうか。私が思う一番の解決策は次の人と交際することだと思います。失恋の苦しみというのは、まだ好きだから苦しむのだと思います。ならば単純にそれ以上に他の誰かを好きになれば解決です。特に以前交際していた人よりもスペックが上の人との交際です。成功すれば逆に「なんであんな人と付き合っていたんだ?」と思うはずです。個人的にはこれが一番早くて確実です。
 
 その他としては何か別の事に熱中することです。失恋の苦しみとは孤独を感じたり、過去を思い出した時に感じます。それらは特に暇な時に感じやすいです。そのため暇な時間が無ければいいのです。勉強に集中したり、趣味に熱中したり、友達と会ったり、仕事に打ち込んだり、忙しくしていれば自然に考える時間が無くなります。
 
 逆によく言われる「時間が解決する」や「愚痴を言う」はあまり効果が無いと思っています。それどころか逆効果なんじゃないかとすら思っています。
 
「時間が解決する」というのは恐らく時間が経過して、次の人と交際すれば解決するの略なんじゃないでしょうか。ただ何もせず時間が経過する事で傷が癒えるとは思えません。過去は時間が経てば経つほど美化されてしまいます。人間の記憶の性質上、嫌な事は忘れて良い事が残るからです。そうしてどんどん美化されてしまうと、自分の中で元交際相手が神格化してしまいます。もし他の人にアプローチされても神格化された交際相手と比較してしまい動けなくなってしまいます。
 
 同様に「愚痴を言う」ことも、むしろ傷口を広げてしまう要因だと感じます。例えば「毎回遅刻してくる」「プレゼントがしょぼかった」「わがまますぎた」など散々悪口を言った所で、結局「でも好き」という言葉が最後に付いてしまいます。「毎回遅刻してくる。でも好き」「プレゼントがしょぼかった。でも好き」「わがまますぎた。でも好き」そうなると悪い点を大量に並べる事ができるのに、それでも好きという事になり、自分の中でやはり特別な存在として再認識してしまうのです。

終わりに

 今回は「失恋の苦痛からの解放」について書きました。失恋は誰もが経験したことがあると思いますが、想像を絶する辛さですよね。ある程度苦しむことも、けじめとしては良いかもしれません。そこで別れてしまった理由を反省して、今後の恋愛に活かすのも大切です。ある程度反省したら次の恋に進んで過去を切り捨てていきましょう。
 
 今回もお読みいただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。


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