僕が思うitsuki。

この文章には精神的に不安定な表現や自傷的なテーマが出てきます。
苦手な方は閲覧せず画面を閉じてください。
閲覧は自己責任でお願いいたします。
 

 今晩は。イツキがうとうとしているところを起こされて、怒り狂ってそのまま眠れなかったようで、何故か俺です。うちは睡眠時間が体調にダイレクトヒットしてくるので、明日の朝は覚悟しなければなりません笑。
 今回は新人・イツキについて、僕の視点を書こうと思います。

[イツキという人物像]

 本人はアルファベットで名乗っているけれど、申し訳ないが変換が難しいので、今回の記事ではカタカナで名前を表記させてもらう。

 イツキはかなり精神的に不安定な存在だ。解離の症状が酷く、少し前の事がすぐに思い出せなくなるらしい。また離人感により、普段ならきくはずのブレーキがききづらく、簡単に命をなげうとうとする。ノートに、アイツが発作的に書いたであろう短い遺書が残っていた。
主治医が間違って処方した一ヶ月分の薬を飲もうとしたらしい。
幸い電話相談で主治医のミスも分かり、信頼度はマイナスになったが、何とかこうしてながらえている。
 また、怒りの感情や捻くれた思いも酷く、あまりにも理不尽な事で怒り、その行動には幼さを感じる。駄々っ子のような。恐らく正常な判断が出来れば絶対にやらない事をしてしまう。人生や命、またそれらを記録する事に価値を見出せず、「命なんて宇宙の塵」「日記なんか死んだ後資源ゴミになるんだからゴミをこれ以上増やすな」というので、仕方なく日記を一時的に止めている。感情の起伏が激しい人、と言えるかもしれない。少しの事で爆発する。
 人の些細な言葉に、それも“単語”に影響されやすく、同居人が「ゴミが増えるのが嫌だから物を買わないでくれ」と言ったのがきっかけで、彼の中で「家にあっていいもの=肉体の生命を維持するもの」というルールが出来てしまったらしくて、このままいけば家のものが、記録や作品を含め、今までの人生の全てが捨てられかねない。
 自傷的思考も持ち合わせている。安定錠のODは日常茶飯事だし、「こんな人間破産しちまえばいい」と諭吉を飛ばされた。
 被害的な思考も酷く、何かアクションを起こそうとする度に自分の病状が軽んじられたり、自分の環境を羨ましいと皮肉る声が浮かぶらしい。何かするたびに嘲笑われる、怒られる、馬鹿にされる、叱られると思っている。思考が安定していないので、当然明後日の方向に飛んで人間関係にモヤモヤしているのが窺える。

[分離元であろう人]

 恐らくネーミングから考えて、分離元はMayで間違いない。本人が「双子のようなもの」と書いていた。Mayと言えば、うちを代表するムードメーカーの元主人格。今の友人は大体コイツの友人で、一見イツキとは真反対に思える。
 ただ、コイツは幼い頃から「両親は私を一番に優先してくれない」と言う思いが強固に、根強くあった。ずっと、ずっと。それでもコイツは笑顔でいた。そうでないと心配をかける。心配をかける事は悪いこと。泣いたり怒ったり不機嫌になれば怒られるから。

[『愛してくれないなら愛さない』]

 この言葉はイツキを象徴する言葉だ。「今まで愛を注いできたのに捨てられてきた。搾取されるだけで使い捨てされてきた。だからもう愛してくれる人しか愛さない」。この思想は、最近の人間不信の断片達を請け負ったAにも通づるところがある。
 幼少期からの歪みである「自分は優先してもらえない」「自分は軽んじられる」という思想がキーと思っている。また、最近の人格の動向からしても、人間関係で何かストレスを抱えている事は間違いない。今は俺も含め、Mayも協力しながらSNSとの距離を模索している。 
 イツキと真反対の事を言う人格がいる。toolと言う。人間ではなくただの道具だから、名前はいらないとのこと。彼のようなタイプの人格は定期的に現れるのだが、要は「自分の意思などいらない、必要とされていない。みんなの望むお人形であればいい」という思想だ。
 幼い頃から「いい子」でいなければいけなかった。朗らかで、相手を慈しみ、当たり前に相手に服従し尽くす。攻撃されないため、愛されるために。勿論本人の純粋さもあるの。その行動や思想が、May自身を押し潰していたのではないか?その反動が、Mayが自身で一生懸命、相手に順応しようと抑えていた部分が、今イツキとして暴発しているのではないかと感じている。
 もしそうならば、俺も考えを悔い改めなければならない。俺だって、アイツをただ強くて、いつも笑顔で、例え血だらけでも笑っている奴と思っていたから。

[過去に押さえつけられていたものを]

 「幼い」と前述したが、俺の目にはイツキは、Mayが幼い頃から抑圧してきた「我儘」の部分が暴発しているように見える。この人間が、かも知れないが。もしそうであれば十分に話を聞き、やりたい事を、やりたかった事を、言いたかった事を言わせてあげたいと思う。それで人生で殺してきた自分が昇華されるのであれば。勿論、危険では無い方法で。買い物がストレス発散になると言うのであれば、予算を決めてやらせようと思う。一定のルールは必要だ。イツキだけを特別扱いはしない。
 あとはネックなのは、家族との関係だ。どうもイツキは家族とソリが合わないらしい。俺も思うところは充分にある家族ではあるが、そこに愛がないわけではない。それだけといえばそれだけだが、愛がないわけではない、悪気がないわけではないというのは大きい。家族との関わり方は、これからも模索していこうと思う。上手い方法が見つかると良いのだが。こればかりは人格によって感じ方が違うので、何ともうまくいかない。この家を離れるのが一番いいのかも知れないが。

一気に長々と書いてしまった。眠気と眩暈で上手い文章が書けた自信はないが、自分のためのまとめとして、ここに置いておく。

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