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聖本物川語りまとめ


 僕が2014年11月12日から2016年2月9日まで、
twitter上で連載していた漫画が聖本物川語りです、
ほとんどの人が追えないくらいの枚数書き進めたので、
恐らく知ってる人はわずかでしょう。

 ですが、僕にとって欠かす事の出来ない、
長期連載記録の作品なのでとりあえずまとめて、
noteに解説を上げておこうと思います。

 先に断りですが、実を言うと、twitter上の、
アカウント持つ人達をモチーフに描いたこともあって、
完全なオリジナルというわけではありません。
 また本物川に至ってはデザインをした人は別に居て、
それを自分なりに模写して動かしてみているという具合なので、
二次創作に近いところが有り、読むのが難しいのは、
とにかく同じです。
とりあえず知っておいてほしいのは、
聖本物川語りをするにあたって現代アート騒動という、
ちょっとしたお祭りのようなものが背景にあったこと。
 これは覚えておいて欲しいです。
では、各回、タイトルからざっと見ていきましょうか。
※星物川の殺陣を見たい方は目次から、21、激闘エヴィルカイゼルを!


1、描けるに描けない本物川物語

聖本物川語りのはじまり、色々なキャラクターの登場、
様々な世界観設定などとりあえず色々あるが、
おおまかにオークの住む大陸と、人間の住む島国に、
別れていて、オークの大陸の覇権を人間達が狙っているという、
そういう内容の話なのだが、ついてこれない人は多いだろう。

2、本物川語りオークシャー邸までの導線、定まらぬ物語

オークシャー邸という所についた、本物川から頼まれごとをされた、
複数人というのが地上で物語を転がす登場人物なのです。
そして同時に現れた人間型のゴーレム君もまた、主要キャストの一人、
また、物語の総括的なことをしてくれた一つ目のあくまさんは、
これも元になったtwitterアカウントの人がいて、
本当に感慨深いものである。
 ほとんど、創作時のメモのようなものに近く、
まだストーリーは本格始動とはいってない、
数ページで終わる物語が単発的に始まって即興で終わる、
それをあとでひろう、そう考えていた時期だったので、
とりあえず交流のある人を求めていた。
 しんかい(山川賢一)さんもそんな人の一人である。

3、本物川語りモノリスの待ち人

ゴーレム君はもともと、長髪イケメン好きな人が、
本物川さんと会話していて、その流れから、
本物川に触れたものとして貢物として産み出されたキャラクタなので、
割にオリジナルに近い、名前はナガイケである。
 そして最後のほうで、物語の今後の展開が延べられるが、
とりあえず本物川さんが戦うギリ10代美少女であることを、
皆に知ってほしいというところから、
勇者バブルドーザーという謎の概念がまた生まれ、
我々はのちに、概念と概念のぶつかり合いを見ることになる。

4、タロット本物川の出現

ここでタロット本物川という、謎の組織が登場する、
絶大な個性で現れた彼らはオークの世界にどのような影響を与えるのか?
それは、のちの話になる。
とにかく本物川概念を語るにあたって雑多に渡った、
作者当人の思念と、本物川概念のマッチングをするのに、
とてつもない時間が掛かるのは確かだった。
のちにタロットの星物川がとても活躍するのが見ものである。
それ以外のタロットはスタンドアローン本物川ックス編まで待とう、
1000ページ位の隔たりがあることになる、が。

5、バブルドーザー戦よりか月に行くが?本物川語り

ペン先の状態によって左右される作品というのが、
聖本物川語りの特徴であって、
つけペンがあまり長く持たず、長続きしないことから、
作画がところどころ荒れたり、急に繊細な線になったりと、
安定しないのが伺える。
これはひとえに作者の癒やしの為に描いてるところがある、
落書きをすることによって、また自分の小さな夢である、
いつか本を出したいという思いの発露が、
聖本物川語りの全体の流れを遠ざけて色々と、
イメージを表現していってるだけになることが多々ある、
そう、僕らは、聖本物川語りを読むとき、
とりあえず、内容をスルーするスキルも必要になる。
必要になるんだ。

6、その世界曖昧になりバブルドーザー戦へと

ほとんどクロワッサンの話しかしてねえけど、
本物川さんは月まで行って、バブルドーザーとの、
直接対決を避けてたんだ。
 だが本物川さんが月から帰ってきたと言うことは、
何か月か越しの、年またいで、勇者バブルドーザーと、
戦うことになったってことなんだ、それは凄いことなんだ。
僕らの本物川さん、戦え!僕らの本物川さん!
勇者バブルドーザーを倒せ!
ナガイケと一緒に本物川さんがんばれ!
というのが次回になるはず、
お分かり頂けたかどうかは分からないが、
この本物川語り行き当たりばったりである。

7、【戦う本物川】勇者バブルドーザー篇前編

 聖本物川語りはここら辺からストーリーを転がす意思が生まれる、
要するにバトルマンガに仕立てられることで、
対立関係が分かりやすく描かれ始めるってことで、
今までのような視点の混乱から避けられてるのが、
勇者バブルドーザー篇の功績の一つである。
 なので、適当に考えた設定でも転がして寝かしていくうちに、
最終的には立派に成長するという好例を得たところなので、
僕らは落書きを馬鹿に出来ないってことがよく分かっただろう、
というかここまで流し読みしか出来ない漫画ですまなかったな!
仕方ないんだ! これは作者が自分なりに、
本物川という概念とその周りにある諸々を描くにあたって、
どうしてもストーリーをひらめく頭になってなかったからさ!
聖本物川語りは、群像劇に近くもあるのです!

8、【戦う本物川】勇者バブルドーザー篇後編

 正直なところ勇者バブルドーザー篇によって、
この物語がバトルものになったということであり、
バブルドーザー篇の貢献度は大きいのだが、
同時にバトルにつきものの忍耐力が必要になって、
読者がごっそり置いてけぼりになるという流れ、
要するに簡単に読めない、連続ものになって、
単発的に終わってくれなくなる、
そのしつこいのが月明新政府編の本物川小隊篇である。
 私的には終始無言で戦力の応対だけで行う話なので、
政治的なものを無しに戦争だけ楽しめたということで、
100点満点なのだが、いかんせん長い、
1000ページ越えの超大作故に、まず正気な人は読まないだろう、
なので、僕からオススメできるかというと、
分からないのが、本物川語りの特徴なのだ。

9、【本物川語り】童貞中学生~なんにでもなれる?~

 童貞中学生というワードに反応して即座に作画を始めた作品、
確か、コンテもあったような気がするが、とにかくペン先が、
細い線を引けるうちに一気に書き進めた作品だけあって、
非常に繊細な線が引けたので満足している。
 これだけで短編としてオススメできる謎のオーラがあるが、
実を言って、本物川語りのオチも決まってない段階で、
彼だけが浮いている、謎の存在であったことから、
どうやら彼の問題こそが、この歪んだ世界の現れとも、
なるらしい、だがそれを知るまでに、我々は、
多方向に及ぶ戦いを目撃しなければならず、
相当、伏線としては回収までに時間が要ったのである。

10、七十二項海賊退治篇

 そういえば思い出してもらいたい、
暫くバブルドーザー篇などでお話が飛んでいたが、
地上篇の主人公である松下響さんがまだ、行動できずにいた、
この物語は地上を地道に冒険する彼らと、
飛翔するように戦地を転々とする謎の概念、本物川が、
出会うまでかなり時間を要する物語である。
 で、地上篇の主人公達は船を一応手に入れて、
一躍、海の警備を厳重に行えるようになったわけだが、
それでもまだお話は片付かない、何せ、
本物川の意向が分からないでいるから、
待機時間のほうが長くなり、何となく、
オークたちの国の海岸警備をしているという具合だから。
海賊退治後の続きの展開をまたれい。

11、タロットの面影と女王の姿、月面帝政篇への流れ

バブルドーザー篇で重傷を負ったナガイケことゴーレム一号くんは、
かなりのダメージが祟ったまま、海賊退治編も働いたので、
暫しお休みとなります、そして我々は目的である、
この物語で最も長く、最も無言で、終始無音の、
長い戦いに赴くことになるのです。
 その名も、本物川小隊篇、これを読んでいる人は、
恐らく少ないでしょう、知ってる人も少ないでしょう、
ですがオススメしたいのは、僕が最も長く書き続ける事の出来た、
物語であるからです、よく忍耐が持ったもんだと当時の、
自分を讃えたいのです。

12、聖本物川語り本物川小隊篇01!月の枯川岩壁防衛戦!

 戦争に興味がある人ならなんとなく、見ているだけで、
銃撃戦や砲撃を楽しめるという作品に仕上がっているのが、
本物川小隊篇の良いところであるが、月面新政府軍の、
字一応トップである本物川さんが自ら本物川小隊を率いて戦うという、
とんでもなこの月面での一幕をなんとしたらいいだろうか?
しかし、トップである本物川が前線に出ていることで、
敵も本物川を狙って攻勢に出てきたというので、
本来、かなり無茶な作戦であったが、戦闘を両者行うという流れとなる、
なにより、月面に増えすぎたエビが月の貴重な資源である地球からの、
水の恵みを使い過ぎる恐れがあることから、始まった戦であり、
対する、エヴィルカイゼルヴィルヘルムは月面のエビの保護を、
大義名分にして月面新政府軍を排除しようと乗り出した、
だが皇帝である敵はもともと、太陽系外にまで行こうとして、
その計画が失敗して太陽系に戻ってきて、
とりあえず月面の敵が最も技術的にも危険だと悟り、
地球攻略の前哨戦として月面新政府軍に挑んでいるのであり、
これ、下手すると、エヴィルカイゼルヴィルヘルムの、
地球侵略にまでつながるかもしれないことなので、
本物川さんを応援しなきゃならない理由が出来たわけである。

13、聖本物川語り本物川小隊篇02!ホッピングキャタピラー!

 もともと、本物川さんがWotという戦車ゲーを始めたというだけで、
急ごしらえの軍隊であって、月面での作戦上必要になるだろう、
陸上戦艦など持っていようがないという具合で、
月面においてはひたすら劣勢の本物川軍、
とはいえ対するエヴィルカイゼルヴィルヘルム軍も必死の攻撃から見るに、
ここで本物川を落とせなければ、補給が絶たれてる模様であり、
両者の戦力は微妙な一戦で拮抗している、
ここに本物川の未知の力が現れた時、恐らく、この一戦大きく変わる。
 今のところ本物川が乗っている立脚台レールガン砲戦車は、
エビスマルク戦艦の艦砲射程と比較した時、充分は射程距離を、
持っていないようだ、何せ、動力が本物川という具合の戦車であるから、
艦砲のように充分なスペースがまず戦車自体に無いのである。
 その結果として、艦には匹敵できないことは、わかりきっての、
この戦線配備であるから、本物川はどうやら捨て身覚悟で、
本来文民であるエビミーンの死を乗り越えての作戦遂行の様である、
果たして、吉と出るか?凶と出るか?

14、聖本物川語り本物川小隊篇03!代替えへのフルアタック!

抽象的な絵と図解された戦線が描かれているが、
第一防衛線が突破され、クレーター湖にむけて、
エビスマルク戦艦が、星の枯れ川を迂回するルートを取ったので、
どちらにしても敵の侵攻は止まらない、
そして本物川の行方と安否が不明だが?
 時々、現れるタロットの柄と月面で起きるイベントは、
月面に現れた各タロットの持つ力を如実に表しているものでもあり、
また、松下響、地上ルートの一行が、博物館で、
見ている物が、タロットの柄とリンクして月面の戦いと並行して、
地上の物語がちょっとずつ進行しているという事である。
 何にせ、相当の熱量を持って描かれる戦記の火ぶたが、
切って下ろされてから結構な時間が経過したのに、
まだまだ戦いは続くところ、勇者バブルドーザー篇が短く感じる、
勢いである。 たいがい、勇者バブルドーザー篇も長いけどな!

15、聖本物川語り本物川小隊篇04!援軍イナゴとカニ戦車!

 イナゴ、と、カニ、と、若干ネタバレを含んだタイトルであるが、
実を言うと前段階ですでにどちらも登場しているので、
今回の展開を熱心な読者諸兄ならば簡単に予測できたはずである。
 が、そんなわけあるかってところ、
私的に陸上戦艦にどんどんと視点が迫っていく手法が好きで、
巨大な敵をとてつもない行程を強行軍で飛んで来て強襲!
ってなやり方が通用するとやった! とガッツポーズを決めたくなる!
だが、これはすでに戦車戦の領域を越えている、
一戦車が陸上戦艦と激闘するという謎の構図が生まれだし、
もし戦艦の艦上で戦車が暴れまわったらどうなるのかということを、
我々は目視することになる、そしてなにより、
宇宙イナゴの恐ろしさについても押して測ることになるのだ!
我々はまだ見ぬコズミックホラーを求めている!
求めていることは確実なのだ!

16、聖本物川語り本物川小隊篇05!突撃蟹戦車!

 戦車って対防衛陣地用には作られてるけど、
戦艦とか海の要塞とかになるやつらとガチンコでなぐりあったり、
できないじゃんよ? さらにいうと、
月って水とか無いじゃない、戦車と戦艦の需要ある?
という話だが、戦車を艦艇の装甲を切れるだけの力と、
混戦状態の時に航空運搬できる技術さえあれば、
敵は月面の陸上戦艦ってことで、一気にリアリティのある戦いが!
リアリティのある戦いが出来る!? いや出来ないとか許さない!
こっちは例のコースター(名前忘れた)も使って、
敵戦艦を正確にとらえて、戦艦に戦車を着弾させた!
そうさ、戦車は戦艦に匹敵する平気なんだ!
なにが陸上エビ戦艦だ! 蟹光線を喰らえ!

17、聖本物川語り本物川小隊篇06!戦線引き継ぎて!

ここで、敵の残存戦力が分からなかったが、
どうやら敵の旗艦は陸上戦艦エビスマルクに先行させて、
月の軌道上から監視していたようなのである。
 狡猾さは本物川と同等であり、一応捕虜として、
敵軍を殺さないだけ本物川は恩情にあふれてるのだが、
それさえもぶっ飛ばそうという敵旗艦に対して、
本物川の力をお見舞いしてやれ、というわけでタロットは、
星、そして敵旗艦が独走状態のを追走するこの月面レースを、
制するものはだれなのか?
 何にしてもエヴィルカイゼルヴィルヘルムの軍拡を、
止めなければ、我々、地球人は彼らの軍勢、
オキアーミーに支配されてしまうことだろう、
人間以外の生物だから、もう宇宙人の侵略ってことだ。
おそるべしエヴィ軍団!

18、聖本物川語り本物川小隊篇07!竜巻に光奔るクレーター湖!

本物川の舞を見て貰えばわかるとおり、
本物川さんはピョンピョンしてる存在である、
よく舞うし踊るので、その生態は明らかではないが、
我々は本物川が戦っていると信じることで、
精神の安定を測ることができるのは確実であり、
エビミーンも本物川の死を彼女が戦い続けるということで、
受け入れずに、何もかもをかなぐり捨てて戦い続けることが出来る。
とにかく、本物川の為に、全てを捧げて戦う、
エビミーンイナゴ連隊は、エヴィルカイゼルヴィルヘルムの旗艦に、
止めを刺すべく、必殺の蟹戦車を本物川姫のために輸送してきたのである。
激戦、誰が制するのか!?

19、聖本物川語り本物川小隊篇08!突撃爆発ダブルクロー!

旗艦に対して明らかにサイズ差がありすぎる、
本物川の乗る蟹戦車であるが、艦船の装甲を切り捌ける強力な、
クローを保有しているのはかの蟹戦車のみである。
ともなると、この戦闘においてこの戦場において、
右にも左にも、蟹戦車の雄姿を語ることが何よりであるのは確か、
その圧倒的な戦力によって、我々は思い知ることになる、
蟹戦車は艦艇を解体するのに必要な兵器であると、
というより、艦艇を解体するのには普通で考えて、
かなりの爆薬が必要になるはずだが、それを十分に有している、
蟹戦車は艦艇の動力部を破壊するためにひたすら侵攻する。
 その様をとくと見てほしい、
我々にいかに蟹戦車の必要があるかが分かるはずであるから。

20、聖本物川語り本物川小隊篇09!連戦、星に託す!

本物川が、敵艦のコアを破壊してから、
ようやく敵の皇帝と出会うという流れが描かれている。
何にしても本物川と皇帝は初めから敵対する流れの中で、
であったようであり、和解の道は最初からない、
拮抗する殺陣の本気度から、本物川が出した切り札とは?!
さあ、その眼で見てくれ!

21、聖本物川語り本物川小隊篇10!激闘エヴィルカイゼル!

実はこの回は抜けがあるので、
登場した星物川の戦いを、このnote上で特別に復元しようと思うので、
この章だけ他の目次と違って長くなる予定。





































































































































とにかく、星物川と皇帝の殺陣が一連終わって、
新たなる戦いの火ぶたが切って落とされる事だけは、
理解してくれたと思う! 有難う!

22、聖本物川語り本物川小隊篇11!エヴィルロブスター!

ここの流れは比較して、安定している、
というのも、抜けが無いということだが、
とりあえず星物川という新しいタロットの力によって生まれた、
概念が、敵の皇帝エヴィルロブスターが発射した、
円盤カッターによって攻められてる様が伺える、
その事によって艦艇はどんどん破断していき、
実を言うと旗艦の破壊を一番しているのは、
エビ皇帝なのでは? という疑いさえ生まれるほどだが、
それは星の海の魔女、星物川が操ったという事で、
この戦い、結果が見えてきたか!?

23、聖本物川語り本物川小隊篇12!崩れゆく旗艦!

皇帝も愚かなもので、攻撃を継続しなければ、
ここまでの惨状にならなかったのであるが、
それを敢行したのは星物川を円盤カッターで充分攻略できると、
ふんでの事である。
 かくして、エヴィルカイゼルヴィルヘルムの旗艦は陥落し、
残る激闘も少なくなったという所で、
爆発が辺りを覆う。

24、魔女狩り

童貞中学生の回を覚えていらっしゃるだろうか?
そこに登場した坊ちゃんがこのたび、刑を執行されるということ、
いかんせん、この世界の世界観は中世暗黒時代ダークエイジさながら、
なので、かの坊ちゃんも魔女狩りに多く用いられた、
火あぶりの刑ということになる。
彼が本物川の格好をしているのは前の話に引き続きのちの伏線となるが、
何にしてもこの物語はとにかく伏線を回収するまでが長い、
そんな物語である、では本物川小隊の話に戻ろうか。

25、聖本物川語り本物川小隊篇13!煙に巻き込む戦い継いで!

蟹戦車の最後の雄姿が伺える、その戦いである、
蟹戦車は戦車のキャタピラ部分が無くても自立できる、
高度なAIを搭載した存在であり、本物川のエネルギーを、
動力にするだけでなく、独自のエネルギー貯蓄機関を持っていて、
それがようするに蟹戦車がエヴィルロブスターと、
互角に戦い得る力を有してる証拠となるのだが、
いかんせん、エヴィルロブスターは旗艦の装甲全てを、
凝縮したような特殊装甲を持ち、蟹戦車の、
必殺のクローアタックも聞かなかった模様である。
さて、蟹戦車の命運はいかに? というところで、
星物川も復帰し、戦いの決着に向かうのか?

26、聖本物川語り本物川小隊篇完 月面平定

長かった、長いようで短い本物川小隊篇であったが、
作者からすると半年以上を要して描く超大作になったわけで、
月面を無事に本物川の手に取り戻して結末を迎える、
そのダイナミックさ? エンターテイメント性は、
なかなか、一興のもので価値のあるものだったろう。
だが、これで物語は終わるわけではない、
本物川の物語を進めるにあたって、
数々の伏線が為されてきたが、ようやっと、
それを全て回収するフェーズへと我々は入ることになるのである。
ああ忙しい!

27、≪タロット本物川≫スタンドアローン本物川ックス

ここから一気に展開を早巻きにすることを覚えたという感じだが、
コマ割りにして送るというよりも、絵の圧縮によって、
それぞれのコマが融和しているという具合なので読解が難しい、
またそのガイドとなる文章も最低限のガイドにしかならないので、
とりあえずそれぞれの動きの流れを示してはいるものの、
全体を把握するのはまだまだ難しいところが結構難解にさせてる。
が、とりあえず読めるようにはなっているので、
このタロット篇は人に薦めるにしても何となく、
分かりやすいお話しではある。
何よりタロットカードを集めるという、
どこかワクワクする要素と、各タロットの効果などを妄想すると、
結構たのしい一幕だったことは明らかだろう。
松下響地上専門チームの働きが伺える。

28、≪本物川と女騎士≫女騎士艦強襲篇

この物語は割りに、作者が影響を受けた、
現代アート騒動というものをモチーフに、
あとは7000人の女騎士にもモデルが存在している。
 僕は口だけ達者な絵描きみたいなもんなので、
人様のやってることに口出しとかをする気は無いけど、
この世界が混沌とした流れをとりあえずでも、
100ページに渡って文章つきで描けたのは良い機会だった。
タロット篇も女騎士編も、両方、
先に、文章を書いた紙を用意して、それを印刷して、
あとで絵をつけるという具合だったのだが、
どちらともコンテを切るということを意識したこともあって、
特に女騎士編は作画の荒れ具合もあるが、
一日に40枚位かけたとかそういう乗りで描いていたところはあった。
40枚本当に描いたのかは今ではわからないが、
twilogで自分の言葉を検索してみれば、
40枚なのか30枚なのかは明らかになるだろう。
なんにしても大幅なページ数を要求される作品なだけに、
短縮のために文章を使うことが求められるのは確かなのだ。

29、【本物川五つ目】邪聖体の五つ目「一つ目」

もし僕の体力が持ってくれたのなら、この邪聖体の五つ目篇は、
すべて一つ目篇のように結構なページ数をそれぞれの目に割いて、
お送りするはずだったのだが、その当時、
僕は自殺未遂までするほど精神衰弱状態だったため、
急きょ五つ目篇は早巻きにして物語をお送りすることに決めた。
その結果として、僕は、かなりの代償を受けたが、
それでもお話を組み立てる力のようなものをここから手に入れたし、
まあ、とにかく五つ目篇の他の篇がとてつもない圧縮率になるから、
次の章を見てくれと言ったところだが、
本当なら、五つ目篇は全てタロットをふんだんに使った、
冒険活劇になって楽しかったはずだったのですが、
その時間は無く、僕の自殺未遂からの回復期間に充てられました。
 この時執筆した本物川ラストバトルと並行して、
ヤスモリとはかせの一カ月間ロボットバトルの構想が大体出来たから、
人間の死にかけの死にかけの力は舐めたもんではありません。

30、五つ目編

体力が無い状態でコンテと文字列だけ出来上がった、
絵の無い文字だけ描いてあるものを目視した時、
それに対応できるだけの体力は作者には無かった。
 なぜなら当時、淀川に橋から飛び込み自殺を図って、
そこから生還してって流れがあったため、作者の情緒が非常に不安定で、
どちらかというと躁状態と鬱状態を繰り返しており、
たまたま反省する心が出てくれたので執筆に至ったが、
もし自分が躁状態で全てを本物川さんが悪いとぶつけていたら、
今頃、ただじゃすまないことになってただろう、
何にしても、本物川さんに悪いことをしたのは確かである。
僕としてはちょっと満足いってない、
せっかくの偽典とはいえ本物川さんを描いた物語、
もうすこしきちんとした精神状態で描き切りたかった、
今言っても仕方のないことなのだけれど。
 まあその名残だけでも楽しめるので、
本物川語りの各編の楽しさと言えよう、
ちなみにもし僕が自殺を図らなければ、
ラストバトルはもっと単調なものになっていただろうから、
やっぱり運命の巡り合わせというものはあるのである。

31、本物川語り聖鯨胎海篇その1

聖鯨胎海篇は正直、作者の心理状態を如実に表した結果である。
当時、躁状態と鬱状態を繰り返していた作者は、
とにかく癒やしを求めていた、創作の世界に、
そして表現によって自分の封じていた想いを解放する、
感情解放を無事行えたというわけであり、
一発一発の攻撃ごとに発散されていく鬱屈した想いと、
それに対して、今まで誰も発してくれなかった叱りや、
作者自身の状況に対しての発言をキャラクタにさせることで、
結果として僕の心理状態を劇的に安定に向かわせていった。
分かりやすい話、絵を描くことで癒しを得るというやり方を、
自力でやっていたのだから、かなり頭がいってるのは確かだ。
それでもこの戦いは癒しに繋がっていく、
そう、戦いとは血が流れることで終わるものばかりではないのだ、
誰かが解放される、それが答えにあることもある、
そんな納得を得れるなら、戦いも悪いものばかりではないだろう。

32、本物川語り聖鯨胎海篇その2

くどい、本当にくどいのです、未練がましいのです、
ですがそれが戦いに現れなければ、どうして悪をきちんと、
制すことが出来るでしょうか? 善とは時に、相手の全てを、
受け入れることで成り立つものだと私は考えます。
 故に、行動に移した、悪を単純な悪として倒すのではなく、
癒し全てを吐き出させるために、毒を抽出するために、
その為だけに、生かしている、その感覚を大切にしたい、
そう、混沌因果と名乗ったかの敵はかのシステムこそが、
どの存在よりも癒やしを求めていたのです。
この聖本物川物語に。

33、本物川語り聖鯨胎海篇その3

 少年の悩み、希望、焦り、何もかもに憑りつこうとして、
少年を急成長させようとした存在、それが混沌因果だったのかもしれない。
多大な成長を求める昨今、あらゆる人は、
もう少年時代に帰れないと、いつしか、
成長させる存在を探し求めトロフィーのように象徴の様に、
それを高く掲げるようになります。
 でも間違っています、子供の時間を子供の遊び場を、
そこに干渉して人間の全てを埋め込んで完璧さを求めることは、
思い通りの人形を産み出すことに似るのです。
 うまく言えませんが、
少年が逃れたかった全てを否定して、
行動だけを与えたような作品だった童貞中学生と魔女狩りは、
おおよそ、少年がしたいことではなかったでしょう、
おそらく大人が支配したい欲求を最大限子供に体現させようと、
操って生まれた悪意から描かれたのかもしれません。
 それを晴らすには、世界の理自体を捻じ曲げて、
悪い流れを断ち切らなければならない、
それがたとえ世界の意志だとしても、
反抗しなければ、そんな世界を認めることになる。
 そういう怒りのようなものを今、感じました。改めて。

34、本物川語り聖鯨胎海篇その4


 少年が解放され、明るい世界に回帰していく、
それは素晴らしいことであり、始まりでもある。
少年の夢が無事に救われるのはいつの日か分からないが、
少なくとも凶行も魔女裁判も消えた世界でなら、
無事にやっていけるだろうね。

長かった、長い物語だった、
それから解放されて初めて人間をやれるというから、
描くだけじゃ人間いけないのは確かだと知った。
何にしても、甘えだらけの物語ではあったけど、
楽しい時間もたくさんあった。
というところで、この物語のまとめもお終いです。



 これで、終わりになる、全編通して34章あり、
その流れどれを外してもここまで長大にはならなかったが、
一部、ツイッターの画像において抜けがあるので、
僕がツイ―トしていた期間、
2014年11月12日から2016年2月9日までを、
調べてもらえると、どんな画像が抜けているか、
確かめることが出来ると思う。
twilogが便利なので、そちらからアクセスしてみてください。
本物川はオークの守護聖人なのか?
上記の言葉からtwitterでの連載を開始しています。
 その後、ツイ―トの数は相変わらず多くはありますが、
徐々に画像ツイ―トを中心とし始めるので、
そういうところを確認して頂けると幸いです。
ではとりあえず、語るのはこれくらいにして、
聖本物川語りよろしくお願いいたします。




おしまい




いただけるなら、どこまでもおともしますとも!