多賀大祐(ゆでたまごのすけ)

求人広告の制作を、フリーランスの立場で約25年にわたり手がけてきました。1000社超の…

多賀大祐(ゆでたまごのすけ)

求人広告の制作を、フリーランスの立場で約25年にわたり手がけてきました。1000社超の求人広告を手がけ、数千名の経営者や社員の方のインタビューに臨んできました。そんな経験の中でしか知り得ないことがたくさんあります。そんな「フフフ」な話を少しずつ、小出しにしていこうと思っています。

最近の記事

複数の媒体社同席の取材は嫌いです。

多賀です。久しぶりにnote、書きます。 ふと、思い出したのですが、求人広告の制作で企業への取材に行く際、時に応じて企業の方から「別の媒体社と一緒に取材・撮影でもいいですか?」というオーダーをいただくことがありました。若かりし頃の私は「えー?」と内心、思いつつも「はい、了解しました!」と元気よく答えていました。50歳も近くなった今ではきっと、「了解しました!別の媒体社さん主導で構いませんよ」などと、一歩下がった言い方をしながら、たいがい向こう主導で取材するとロクなことになら

    • 契約は大切、というお話。

      コピーライターの多賀です。今回は「契約」のお話をしてみたいと思います。 1. 契約書は結ぶこと「も」ある。巷の「契約」にはいろいろあると思いますが、私のようなフリーランスの場合、「業務委託契約」を結ぶことが多いです。「業務委託契約」とググるなり、ウィキってみるなりしていただければその詳細はわかると思いますが、まあ言ってみれば「あなたにだいたいこれだけの量のお仕事を、これくらいの期間でお願いするので、報酬はこの程度ね」ということが書かれた書類に、契約を結ぶ同士が印鑑をつく、と

      • 採用系ライター、やめようか。

        いや、本気でやめようとは思っていません。それほどエラいコピーライターではありませんので。いただける仕事は、たいがいお引き受けします。納期ばかりをうるさく言ってくるクライアント様でなければ。 そんなとんがった枕詞はさておき、なんで「採用系ライター、やめようか。」などというタイトルにしたかというと、やめるというより、少なくなると思うんですね、仕事が。厳密に言えば、求人広告で書くという仕事が、ということになりますが。 ご存知の通り、こんなご時世になりまして、たくさんの企業や個人

        • 私、意外と息の長い作品、つくってます。

          コピーライターの多賀です。今回は、自慢話をしようと思います。どんな自慢かというと、「息の長い作品、つくってます」という話です。 1. キャッチコピーも、パンフレットも、息が長い。「息が長い」というのは、一度つくったものを長いこと使ってもらっている、ということとご理解下さい。私、求人広告の制作という仕事を始めてから、なんだかよくわからないけどキャッチコピーをずいぶんと長いこと使ってもらっていたり、あるいはパンフレットのディレクションをさせてもらったら何年にもわたって増刷してく

        複数の媒体社同席の取材は嫌いです。

          賞を獲った方がいいのか、どうか。

          コピーライターの多賀です。今回は「賞」について、書いてみたいと思います。 1. 「TCC新人賞」受賞者が誰か、私は知らない。コピーライターの世界で栄誉ある賞といえば、まず「TCC新人賞」が思い浮かぶでしょう。「TCC」とは、東京コピーライターズクラブの略称。「TCC新人賞」を獲れば、コピーライターを肩書きとする人たちの間では一瞬のうちに有名になれるでしょう。まあ、私はコピーライターを始めてから「賞」というものに興味のない(フリをしていた時期もありましたが)人なので、ここ十数

          賞を獲った方がいいのか、どうか。

          もう一人の師匠は今、デイトレーダーらしい。

          コピーライターの多賀です。前回、勝手に「師匠」と思っているコピーライターのTさんの話を書きましたが、今度はもう一人、私が勝手に「師匠」と思っている方の話を書いてみたいと思います。 1. オランダとサッカーとWWEが好きだった。その方は、Sさんといいます。前述のTさんが私の常駐先だった埼玉・大宮の事業所に赴任する前の1年間、役職名は異なりましたがTさんと同じマネージャー的なポジションで働かれていました。コテコテの関西人で、常駐先の企業が世を騒がせたとある事件の発生した翌年に新

          もう一人の師匠は今、デイトレーダーらしい。

          コピーライターの師匠は「競馬好き」。

          コピーライターの多賀です。今回は、私が勝手に「師匠」と今でも思っている方のことについて、書いてみたいと思います。 1. ドキドキワクワクが止まらない。その方は、Tさんといいます。Tさんと出会ったのは、私が常駐していた求人情報大手企業の埼玉・大宮にあった事業所でのことでした。常駐先には制作チームがあり、私はその一員だったわけですが、Tさんはそのチームのマネージャーとして赴任されてきました。コピーライターをやっている方であれば、TCCというと「東京コピーライターズクラブ」とすぐ

          コピーライターの師匠は「競馬好き」。

          他では書いていない自己紹介、してみます。

          1. まずは私がやってきたことと、やっていること。初めまして。「ゆでたまごのすけ」こと、多賀大祐です。フリーランスの求人広告制作マンです。コピーライティングを軸としながら、ディレクションも手がけるスタイルで約25年、やってきました。大手求人サイトに掲載を希望される企業様の原稿制作が中心ですが、そこから派生したホームページやパンフレットなどの制作にディレクションとコピーライティングで携わったり、採用広報にとどまることなく説明会の企画・運営から内定者フォローまでトータルにコンサル

          他では書いていない自己紹介、してみます。