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採用系ライター、やめようか。

いや、本気でやめようとは思っていません。それほどエラいコピーライターではありませんので。いただける仕事は、たいがいお引き受けします。納期ばかりをうるさく言ってくるクライアント様でなければ。

そんなとんがった枕詞はさておき、なんで「採用系ライター、やめようか。」などというタイトルにしたかというと、やめるというより、少なくなると思うんですね、仕事が。厳密に言えば、求人広告で書くという仕事が、ということになりますが。

ご存知の通り、こんなご時世になりまして、たくさんの企業や個人の方が、事業を継続するのが難しい状況に陥られてしまっているわけです。本当に、痛ましいことだと胸を痛めている次第ですが、そうなると人を採用する意欲も当然ながら失せていくわけで、そりゃあ求人広告へのニーズも落ちてくるのは必至、となります。だから「やめる」というより、「できる機会が少なくなる」ということなのかなあ、と。

そんな状況を、指をくわえて見ているわけにはいかないのが、フリーランスの切ないところでして、お仕事をしなくちゃ食べていけません。だからこの緊急事態宣言が発出されている状況を活用して、じゃあ何をして食っていくか、ということをいろいろと考えていたわけです。自省というのか、内省というのか、よくわかりませんが、はて、25年間、求人広告を中心とした採用広報向けのライターをフリーランスとしてやってきた、こんな私に何ができるのだろうか、と。

一言で言えば「25年間、積み上げてきたヒアリング力とクリエイティブを活かせるフィールド探し」をしよう、と思っているわけです。これまで1000社超の求人広告を手がけ、1000名ほどの経営者、数千名の先輩社員のインタビューをしてきたことで、ヒアリング力は相当鍛えられたなあ、と。それを踏まえて、ターゲットに伝わるようにそれぞれの企業や人の魅力を伝えることを積み重ねてきたことで、クリエイティブも仕上がってきたよなあ、と。人間、継続は大事です。財産です。

まあ、そんな積み上げを活かせるフィールドがどこにあるか、を考えると同時に、活かせるフィールドをどうやってつくるか、も考えているところです。アイデアはいろいろありますが、まだここで公表するほど煮詰まってはいないので、ヒミツにしておきます。知りたい?知りたい?あ、知りたくない。あ、そう。それなら仕方ないっす。

というわけで、採用系ライターは、やめません。やめさせられるまでは。でも、採用系ライターの枠をはみ出たことも、これからやっていきます。それは間違いないです。面白くなってきたら、公にさせていただきますので、どうぞお楽しみに。

ちなみに冒頭の写真は、以下よりダウンロードできます。

0829ktさんによる写真ACからの写真

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