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妄想してみる

今日は週例のパフォーマンス振り返りではなく、妄想がテーマ。

何を妄想するか?

「子どもNISAで株価40倍を達成し、先日NISA期間中最後の配当権利を得たベイカレントコンサルティング。この銘柄売却後の約500万円の資金の使い方について妄想する。」

妄想前の経緯整理

妄想前に、この銘柄にどんな歴史があるか少し触れよう。

これは次男のNISA口座の現在地。

ベイカレントコンサルティングは17/1/24に購入。
買値は1,201円。

きっかけはこの本(デジタルトランスフォーメーション)を読み、デジタル社会の到来が来ると率直に思ったこと。
当時つけていた読書ログを見ると、読んだのは16/12/31。

大晦日に読み終わり、DXの予兆世の中の変化の兆しを感じながら2017年を迎え買ったと思うが、記憶にあるのは、転職者の情報の持ち出しで某社と訴訟リスクを抱えており、株価は停滞していたはず。

途中、買い足ししたり利確したりはあったが、NISAの100株だけは将来の値上げを見通してもち続けた。

あと、DX銘柄はたくさんあるが私が着目したのはコンサル会社ということ。

DXの重要性を理解しつつ、実際にトランスフォームするのは容易ではない

技術が発展しても、人間や仕組みが追い付かないと意味がないし、アナログからデジタルに変える単なるIT化でするそんなにうまくいかないことを自身の仕事の実体験で感じていたことだ。

最近の事例でいくと、offic365という素晴らしいアプリケーションとクラウド環境があり、組織の生産性を各段に上げられるはずだけど、えてして組織・現場の中枢を担う、40~50代の部課長クラスがとにかくこういったツールに疎い。

断りを入れるがもちろんこれには企業や業種の差があるだろうし、本質的には年齢の問題ではなく、意識を向けられるかが問題であり、年齢が上でも変化や改善に対して柔軟・前向きな人もたくさんいる。

とにかく、私が直観的に感じたことは外部のコンサル会社がDXを行うにはお膳立てが必要であり、それがベイカレントコンサルティングに投資した最大の理由だ。

途中、踊り場で休息もあったけど、特にこの1~2年はとんでもなく会社も株価も成長をとげ、買い値に対してテンバガーどころではなく、40倍以上に跳ね上がった。


正直、今でもPER60程度なので、バブル価格とも思っていない。だから、売却タイミングが難しい。

あと半年弱でNISA期間も終了するので、8月の配当権利をもって、あとは60,000円を一つのターゲット・目安として売却の方針だ。

本題の妄想について

一旦、50,000円×100株で売却する想定とした際に、この5,000,000円を使って次の再投資をどうするか、自由に妄想してみる。

まず、最初に5,000,000円のうちどの程度を再投資にまわすか。

私の目安は2,000,000円。
3,000,000円は相場下落に備えたたくわえとして確保すること。

ちなみに、子どものNISA口座だから約13年は証券口座で保有する必要があるので現金化は不可、つまり、キャッシュとして使うことや定期預金等にも使えないことが前提だ。
しかし、次男のNISA口座は130万円を入れて運用しているけど、今は約740万円。親孝行な次男にはしっかり教育面でも投資してあげたい。


購入候補銘柄

私のポートフォリオでいくと、配当&優待銘柄が7割、あとは成長性を期待したアグレッシブな銘柄が妄想・イメージだ。
そして、キャピタルゲインのベイカレントとは異なり、インカムゲインをしっかりおさえていきたい。

候補①KDDI

かたい、つまらない、夢がないと言われようがここのキャリアの安定感をまずはおさえたい。

PER,配当利回り,優待の3拍子揃った銘柄だし、この1~2年で保有株の時価が爆上げした分、リバウンドに備えが必要でそういった意味でもかなりここはディフェンス力高めだと判断している。

候補②ゼンショーホールディングス

家の近くにすき家があり、完全なる優待狙いだ。

安くて、うまい、そんな牛丼をタダで食べたい

候補③エアトリ

自身のNISA口座で700株を平均1,600円くらいで取得しているが、5年後のテンバガーをひそかに狙っている。

そして、優待も魅力的。

ただ、500株が優待の権利獲得には必要だから、ここを買う時は一時的な乱高下で2,000~2,200円レンジに入った時に500株投入。

100株だけちまちまもつことはしないだろう。

候補④グッドパッチ

こちらも既にNISAで200株保有済だから追加購入の位置付け。

ポイントはPERがベイカレとそれほど変わらないこと。

正直、グッドパッチはDXがくるという直観と同じようにUIやデザインが求められる時代の到来を直観的に感じているのと、上場してまだ時間も浅いのでまだまだ成長ポテンシャルのある会社と見ている。

2,600~2,900円くらいでうごいているこの踊り場感もかつてのベイカレと同じ匂いを感じている。

テンバガー達成した資金でテンバガーを達成したら、・・・妄想楽しい。

ちなみに、5,000,000円を全額再投資して、テンバガー達成したら、50,000,000円。税金で10,000,000円ひかれたとしても・・・妄想楽しい。

買い値の目安ラインは2,500円。

候補⑤ハブ

今の混乱が終わったら確実にくるであろうと予測している会社。

元々、増収増益を出し続けてきた会社なので、下戸の私にとっては優待券は全く使う目途がない。しかし、配当だけでも業績が仮に回復したら、とても優良株だ。リスクはこのまま飲食が打撃を受け続け、倒産することだけど、その可能性は低いと見ている。

お酒を飲みながらパブでサッカー見る、そんな社会が戻ることを人々は待っているはず。

プレミアリーグをDAZNで見てても、アンフィールドにマスクなしでサポーターが熱狂しているのを見ると、やはりコロナ収束したらこれらの消費が復活するのは間違いない。

候補⑥キリンHD

ここも配当と優待が狙いだ。

下戸の私というよりはいつも家族のために献身的に家事を担ってくれる、妻に対して、敬意と謝意をこめて大好きな一番搾りを飲んでもらいたい。

子どもNISAでビール銘柄を買って、日々、自分の時間を削って子どものために時間を割いてくれる妻が優待使ってビールを飲むというストーリー性やネタ的にもよい。

候補⑦ビックカメラ

これは単純で、2012年に結婚して家電の買い替え需要がちょうどはじまったから。

優待、配当利回り、PERここも3拍子そろっている。

候補⑧魚力

優待の魚介がおいしそうだから。シンプルな理由だ。

PERとかは高めだけど、とにかく魚介がおいしそう、うん、やはりシンプル。

また、ここに限らず優待をお金に置き換えたら大した金額ではないけど、モノでもらう嬉しさ、これが優待の最大の利点だ。

経済合理的なディシジョンメイクではないかもしれないが、求めていることは経済合理性ではなく、あくまで幸福度を上げること。

候補⑨ソフトバンク

KDDIと同じく、キャリア特有のPER,配当利回りがここの魅力。

楽天モバイルの脅威や非通信事業がキャリアの成長のポイントと素人感覚ながらにとらえていて、そういう意味ではソフトバンクの方が、KDDIより上手ではないか。

候補⑩アイケイ

昔、注目していたけど株価上がりすぎて買いタイミングを逸してしまったけど、久しぶりに見たらほどよい株価に。

この会社のブランドは信頼感もある。
1000株の優待は1万円分のグルメセットもあり、これは非常に買いなタイミングな気がする。

約5年前、実はここも早めに着目して購入したけど途中で手放してしまった。もち続けたらテンバガー達成してた銘柄だ。

たらればだけど、今日のテーマは妄想だし、あの時もち続けたらな~と思うと惜しいことをした銘柄だ。

おまけ:

株ではなく商品=金。

完全なる防御策だ。

実は少し相場の大暴落を懸念していて、日経平均20,000円割れが仮におきたとすると、計算上6,000,000~7,000,000円の損失は覚悟が必要であり、どうせ現金にできないなら、こういうリスクヘッジでおさえにいく手もある。

以上が妄想で抽出した、10パターン+おまけ。

ベイカレの売り時と候補銘柄の買い時、また、今年と来年のNISA枠の使い方も含めながら売却後の資金がどう再投資されてどう推移するか、ここだけ切り取ってモニタリングしてもおもしろそうだ。

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