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【危険】赤身肉はがんの元？健康に悪いって本当？

MORITO

こんにちは。健康運動指導士のMORITO（もりと）です。
トレーナーを１０年やってます。
【Twitter：@kenkou1999】

今回のテーマは「赤身肉の危険性とがんについて」です。

おそらくあなたはダイエットや筋トレを頑張っている最中ですよね！

ジムなどに行くと、トレーナーから「たんぱく質をしっかり摂りましょう！」と提案されることが多いと思います。

たんぱく質で頭にすぐ思い浮かぶのって「赤身肉」ですよね！
（鶏肉って言う方がポピュラーですけど）

赤身肉はマクロ栄養素はとても優秀ですが、実は危険要素も兼ね備えているのです。

今回の記事では…

✅ 赤身肉でたんぱく質を摂取するのは危険？
✅ 効率のいい”たんぱく質摂取方法”を知りたい
✅ 赤身肉ががんの元？健康に悪いの？

そんな方にはぜひ読んでほしい！
最後までお付き合いくださいませ(^^)

■赤身肉はがんに元になると証明されている

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国際がん研究組織（IARC）の研究で「赤身肉はがんの原因になりうる」と断定されています。

2007年に世界がん研究基金（WCRF）と米国がん研究協会（AICR）による評価報告書で、赤肉、加工肉の摂取は大腸がんのリスクを上げることが「確実」と判定されており…（以下略）
【引用元：国立がん研究センター：赤肉・加工肉のがんリスクについて】

ここでは細かい研究の内容には触れないので、気になる方はリンクから飛んで確認してください。

以下は、がんの危険性をステージ別に表した図です。

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「加工肉」がグループ1。
「赤身肉」グループ2。

とりあえずヤバいのが伝われば幸いです。

国際がん研究組織（IARC）の発信内容をざっくりまとめると…

✅「加工肉」はタバコやアスベストと同じランクでヤバい
✅「赤身肉」はその1コしたのランクに位置づけ
✅ 加工肉は食べないで
✅ 赤身肉はMAX500ｇにしないと健康に悪い

これが“がん”を減らす為に重要だということです。

健康に悪いのはほぼ間違いなさそうです。

■赤身肉のポテンシャルは高い

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「危険性」はご理解いただいたとして…。それでも赤身肉ってポテンシャルがめちゃくちゃ高いんですよね。

マクロ栄養素は素晴らしいです。

【マクロ栄養素】…糖質、たんぱく質、脂質の割合

高たんぱく、低糖質で、ダイエット、筋トレには強い味方ですよね。

あらためて、「何を加工肉、赤身肉と分類しているか」が重要になりますね。

【加工肉】
　・ベーコン
　・ハム
　・ソーセージ
【赤身肉】
　・牛
　・ラム
　・馬肉

豚はグレーなので、今回は外して考えてくださです。
（ちなみに私の中では豚肉はOKと考えてますが賛否両論です）

赤身肉のメリットをざくっと挙げると以下の通り。

・アミノ酸スコア100
・鉄分、カリウムなどのミネラルが豊富
・ビタミンB群もいい感じ
・カルニチン
・てか、めっちゃ美味い

そーなんです。
とても優秀なので、どうしても頼ってしまいがち。

私も絶対食うなとは言いません。
（美味いからね。健康に悪いと分かってても食べたいですよね。）

■赤身肉の危険性はがんだけではない

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先ほど赤身肉が健康に悪い理由についてはお伝えしましたが、あらためて3つにまとめてみたいと思います。

ダイエット中の方や、赤身肉のおかげで筋肉モリモリになってきたトレーニーの方には耳が痛いかもしれませんが、知っておくのはいいことです。

・飽和脂肪酸が多い
・IARCが認定している
・牛のエサがヤバい

それぞれ解説していきます(^^)

・飽和脂肪酸が多い

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飽和脂肪酸は脂質の種類の一つですね。

飽和脂肪酸は絶対摂るなよ！ってワケではないんですが、過剰摂取になりがちな脂質です。

既にたくさん摂取しているから、更に摂らない方がいいよね。って事です。

もちろん健康に悪い点もありますが…。
（動脈硬化とか、炎症しやすくなったりとか…）

肉以外では、乳製品（牛乳、バター）や卵黄、チョコレート、ココナッツ、パーム油などに含まれています。

・国際がん研究組織（IARC）が認定している

これは冒頭に説明した”国際がん研究組織”の発表のことです。

がんのプロフェッショナルが集まっている機関で「ヤバい」って言ってるんですから間違いなく危険だよね。って話です。

健康に悪い事が証明されています。

・牛のエサがヤバい

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純粋な赤身肉の話から少し逸れますが、牛さんが食べてるエサも結構ヤバいことが多いです。

・遺伝子組み換えのエサ
・最悪の場合、廃棄される牛さんがエサ
・ホルモン注射の可能性もあり

ちょっと書いてて怖いくらいですが、グラスフェッドなどの健康的な牛さんでも発がん性があってヤバいのに、エサにも嫌なニオイがプンプンします。

遺伝子組み換えのヤバさは、また今度語るとして、安い牛肉を食べようものなら上記のリスクを一緒に考えないといけません。

■和牛ならOKじゃないの？

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和牛ならなんとなく良さそうですが、「OK！」とは言いがたいです…。

和牛だから「遺伝子組み換えのエサ」を食べてないとは限りませんし、そもそも赤身肉自体が健康に悪いリスクのある食品なので例外はありません。

遺伝子組み換えのエサを食べた牛肉に対し「遺伝子組み換えのエサを食べてます」と表記するルールはないので安い牛肉ならもしかすると…とは思います。（真実は分かりませんが少なくないと思います）

しかも、海外の牛さんを日本に連れてきて、一定期間日本で過ごしたら「日本の牛だよ」って言えてしまうんです。

私たち消費者が100％牛さんの情報を分かった上で食べるのはほぼ無理だということですね…(^_^;)

■赤身肉は腸で腐る…！？

「腐」この漢字…よーく見つめてください。

…「肉」って文字が入ってます！(>_<)

「腐る」という文字の通り、赤身肉は腐りやすい食品です。
腸の中で長い時間滞留してしまうと、そのまま腐ります。

口臭に現れるくらいならマシですが、腸に炎症を起こしたり、下痢になったり、最悪、がんの原因になるかもしれません。

若い方、腸や肝臓の働きが活発な方は、症状なしでしっかり消化できるかもしれませんが、加齢と共にそれも難しくなってきます。

身体の何かしらの不調があるときに赤身肉をやめると、良くなることもあるくらい影響がでかいので、もし心当たりがあれば試してみてください。

■たんぱく源は何を食べればいいの？

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赤身肉ががんの原因になることを知った今…

「何でたんぱく質摂ればいいんだよ！」

って感情が渦巻いていると思います。

ざっくり挙げると…

・魚
・鶏肉
・プロテイン

この辺りがベストじゃないかな…と思います。

魚も水銀やら海の環境やらの問題がありますが、エビデンスでは健康に前向きな研究が多いです。

赤身肉より全然安心してOKです。(^^)

■ダイエットで赤身肉に頼るべからず

ダイエットや、筋トレで赤身肉に頼るのは一旦やめましょう。

もちろん様々な意見があるので、これは私の見解となります。

「赤身肉ががんの原因でも気にしない！」という方にとやかくは言いません。

私のクライアントさんや、友人、家族には赤身肉は「嗜好品」という認識で付き合ってもらっています。

楽しい時、お祝い事、美味しい肉を食べたい時に、その時を幸せの過ごすために食べます。BBQとか焼き肉とか最高じゃないですもんね♪

赤身肉や加工肉との付き合い方はきちっと情報を把握した上で、あなた自身で決めてください！(^^)
（無責任に聞こえますが仕方ない！笑）

■まとめ

まとめます！

✅ 赤身肉、加工肉はがんの原因になることがほぼ「確実」
✅ たんぱく源はこれから「魚」と「鶏」
✅ 楽しい時に赤身肉を食べよう♪

ざっくりまとめるとこんな感じですね。(^^)

美味しいものには必ず何かありますよね。

本当、困ったもんです。

赤身肉は低糖質で高たんぱくで健康的で美味しい最高の食材と信じていたのに…。辛い現実ですね。

でも、知らないより知っておいて損はないと思いますので、今回紹介させて頂きました。

別の記事ですが

＞＞＞マーガリンがプラスチックと呼ばれるワケ｜トランス脂肪酸の危険性について

こちらもおすすめです(^^)

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それでは今回はここまで。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。(^^)

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