見出し画像

血管を健康な状態に保つ食べ物

こんにちはbody∞infinity(@body8infinity)の
中野です。

今回は「血管を健康な状態に保つ食べ物」についてです!

血管の働き

血管の重要性は私たちの健康に大きな関わりを持っています。血管は血液循環の要である「心臓」から始まり、身体の隅々まで巡り、酸素と栄養を身体に行き渡らせ、老廃物の回収にも働きます

これらの重要な働きをするのが「毛細血管」になります。毛細血管は約100億本あり、血管の99%を占めています。それを全て繋げると、約10万キロにも及びます!

毛細血管は40歳頃から、徐々に減少傾向になってきます。毛細血管の減少は、身体の隅々に栄養が行かなくなる可能性が出てきます

そして、毛細血管が減少する事で「髪の毛」や「肌トラブル」「肩こり」「冷え性」等を引き起こします

さらに、抹消に栄養が行き届かなくなると、心臓がより強い力で、血液を押し出すことをやります。これが高血圧につながり、動脈硬化や心臓病や動脈硬化等、血管の病気をドンドン加速して行くことになります。

血管の老化が色々な病気を引き起こすことにつながることは理解して頂けたと思います

血管を健康にする食べ物

「一酸化窒素」

血管内の血管の一番内側にある「血管内皮細胞」が作り出す「一酸化窒素」は血管を柔らかく、しなやかにする役割があります

血管内皮細胞が血管の元となる「一酸化窒素」を作り出す元となる食品を取れば、血管を健康に保つことになります。

しかし「一酸化窒素」と言っても聞きなれないでしょうし、何を食べれば一酸化窒素を作りだすか想像しにくいと思います。

一酸化窒素とは「酸素」と「窒素」が結合した「無機化合物」で、化学式では「N」「O」と表されます。一酸化窒素を生成するには「L-アレルギン」「L-シトルリン」という物質の摂取が必要であると言われています。これらは「アミノ酸」の一種で、いわゆる「高たんぱくの食事」に多く含まれています

特に「肉類」は「アルギニン」や「シトルニン」が多く含まれています。しかし、過剰な摂取は「コレステロール値」の上昇につながります

この「アミノ酸」を多く含む食材として「スイカ」があります。スイカは他の果物や野菜などと比較しても、多くの「シトルニン」を含んでいることが解かっています

「EPA」

「EPA」は青魚に含まれる必須脂肪酸の一種です。そのEPAがどのようにして、我々の身体に良い影響を与えているのでしょうか!?

特にEPAは血管細胞を作るのに高く関与していると言われています。青魚に多く含まれる「EPA」ですが、最も多く含まれる魚が「サバ」になります

「ビタミンE」

ビタミンは身体を動かす「潤滑油」のような役割を果たしています。ビタミンの多くは体内で合成できないために、食事から摂取する必要があります。外食やコンビニ食が多い現代では、このビタミンの摂取が不足してしまいます

ビタミンEは血中のLDLコレステロールの酸化を抑制する作用を持っています。LDLコレステロールとは血中の「悪玉コレステロール」です。LDLコレステロールが酸化してしまうと、血管の壁に取り込まれていき、動脈硬化を促進してしまいます。そしてビタミンEは血管内皮機能を改善する効果も見られています

ビタミンEが抗酸化作用によって血管をきれいにしてくれます。ビタミンEを摂取するには「大豆」「うなぎ」「アーモンド」などが上げられます。サプリなどで摂取する方法もありますが、過剰摂取には注意が必要です。

サプリメントなども出ていますが、ビタミンEを過剰摂取すると「下痢」「吐き気」「筋力低下」などを引き起こします。通常の食事から摂取する範囲で過剰症が起こることはほぼありません。

ビタミンEの1日の摂取目安量は、成人男性で6~7mg、成人女性で5~7mgです。これは、ヒマワリ油で摂取した場合およそ18g(大さじ1杯半)、アーモンドで摂取した場合およそ23g(約20粒)で十分な摂取量となります。

皆さんもこれらの食品を上手に摂取し、健康な血管を手に入れていきましょう!

<自己紹介>
こんにちは!
body∞infinityの記事に興味を持っていただきありがとうございます。
このnoteを通して一人でも多くの人たちが自分の体で自分らしい人生を送れるようになることを目的に活動しています。
あなたの健康に関するお手伝いが少しでも出来れば幸いです。
〈著者情報〉
中野洋平
1980年 福岡県生まれ
2004年 理学療法士免許取得 
     回復期リハビリテーション病院
     同財団の総合病院・訪問リハビリも勤務
2008年 保健医療学修士号取得
2014年 神奈川県整形外科クリニック
2019年 メンタルトレーナー資格取得



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?