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何流ですか?『我流』です

空手はじめました

息子の夢の一つ「仮面ライダーみたいなヒーローになる!」のため、まずは戦い方を学ばねばっ!とのことで、空手はじめました。最初は同伴で付き合っていくつもりでしたが、親子入会の場合、親は月謝免除とのことで…

パパ、空手はじめましたっ!

バレエとピラティスから培ったカラダの知識、感覚のすべてを注ぎ込んで、拳を奮っております。いくとこまでいきますっ!

もはや息子を見ていない…おいおい。

どこで習ったの?

さて、バレエの話に戻ります。僕がバレエを習いはじめたのは小6の時(だったかな?)で、それまでもダンスはやっていたのですが、あまりにも「なんちゃってレベル」でしたので、基礎なんて知らない次元で頑張って来ました。

バレエは世界中でロシア、フランス、イギリス流と様々なスタイルで踊られていて、みんな小さい頃からそれぞれのメソッドで基礎を体に叩き込まれ、バレエ学校としてちゃんと就学して、本流のスキルを身に付けていきます。

もちろん僕には素晴らしいことを伝授してくれた恩師がいます。ですが、やっぱり中途半端に始めたくせに、早く上手になりたいと生き急いだせいか、「基礎をぶっ飛ばしてきた」感じは、その後の人生にも大きな影響を与えることになりました。

トップダンサーなのに基礎知らない

そうして留学して卒業して、ストレートにプロのバレエ団に就職して、スピード昇進して、一気にプリンシパルダンサーになりました。

どうしてそんなことができたのか?というと「とにかく頑張ったから」だったと思います。でももしも、誰かが僕の頭の中の「基礎の教科書」を引っ張り出して見ることができたりなんかしたら…冷や冷やものです。

だってやっぱり「基礎なんてよく分かってなかった」から…

そして大きな怪我をしました。僕がまじめに基礎を学び直したのはそこからです。

で、どうしたの?

そこからはもう「我流」です。言ってみれば元からそうだったかもしれませんが…とにかく自分に投げかけられるもの「何がそうなる?なぜそうなる?何をすればいい?」すべての疑問や質問を奥深く追究して、試行錯誤を繰り返し、なんとか答えを見つけ出して、一つずつの答えを積み重ねて…

ようやく今日の自分になってます。

でも言い方をシンプルに変えてみると「一歩ずつ前に進む人生」って、きっと誰にとってもそんな感じ。

はい「我流」です。だからこそそれを「本流」と信じて、次の世代へと惜しみなく提供していきたいと願っております。


to be continued...

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