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マインドフルネスに基づくコンパッショントレーニングを振り返ります③

みなさん、こんにちは。菩提樹の広場です。
続いています、振り返り第三弾です。

今日は暗雲が立ち込めている感じです。そう、私がなかなか手ごわいと感じた「バックドラフト」についてお話します。

バックドラフトってなんだ?


「バックドラフトってなんだ?」火災が起こった部屋で、部屋の酸素がなくなったときに、窓やドアが開いて空気が入ってきたときに、炎が急に燃えあがる現象のことをいいます。

セルフコンパッションで、今まで閉じていた心の扉が開いたときに、起きるのです。誰にでも起こるわけではないけど、普通のことなのです。

安全な場所が分からなくなった

これは、あくまでも私に起こったことです。
はじめに、「くつろぎモード」を見つける練習で「安全な場所」をイメージする瞑想を行っていました。
はじめは出来ていたんです。山を歩いて、緑の葉の間から木漏れ日が届くイメージ。砂浜を裸足であるくイメージ・・・

それなのに、3日くらいすると、山を歩いていると、蛇が出てきて、その蛇がジェラシックパークで出てくる恐竜に変わって、食べられそうになるイメージがわいて・・・砂浜を歩いていると雨が降り出して・・・

次の日から安全な場所の瞑想をしても、イメージがわかなくなりました。

拠り所を失ったような落ち着かない感じ。
瞑想の練習をしていても、体にいやな感覚が出てくるようになりました。

自分自身への優しさ

コースの中では、たくさんの練習をします。
「自分自身への優しさの瞑想」のガイドを聞きながら練習しました。
 ~自分に優しい願いをかけてあげましょう
  私が、安全でありますように~

こんな言葉が並んでいます。
それを聞くと、体が硬く、吐き気や頭痛が起こるようになりました。

そればかりか、
瞑想の練習をしていない仕事中なども、「イライラ」「イライラ」
してきました。2年も前にあって、時間をかけて小さくした記憶が昨日のことのように出てきて、止まらなくなりました。

周囲の人に八つ当たりと分かっていても、八つ当たりしてしまっていた・・・

どんなことが起こっているか、何が必要かわかってあげるといい

瞑想中に起こっても、我慢比べのように練習していましたが「どんなことが起こっているか、必要なことをしてあげて」と教えてもらいました。

「今日は、もういいや」と練習を途中でやめること、
瞑想を腹筋にかえて、気持ちを切り替えること、
八つ当たりしている相手に「ごめんなさい」といって、「イライラしています」と伝えること

などをしました。

安全な場は、ここだ

自分への優しさの練習と並行して安全な場の練習は続けていました。

何も出てこない・・・が続きましたが、
「今の体の感覚」に気づきがいくと、ほっとする感覚を得るようになりました。
「あ、ここは安全」という思いがよぎるようになりました。

そうすると、日中のイライラも減ってきました。

私の場合は、マインドフルネスのシンプルな「今、この瞬間の感覚に意識を向ける」ことが一番優しさだったようです。

「優しさの瞑想」については、次にもう少しお話しますね。
もう、少しお付き合い下さい。


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