逆引きでスポーツのパートナーシップ提案を考える④

2020年5月2日 21:45

今日は21年前に合併消滅した横浜フリューゲルス最後の試合がテレビで放送されました。天皇杯優勝を最後に消滅し、それをきっかけに横浜FCが誕生。
誰もが想像しなかった世界を迎えるいま、日本サッカーの未来に向けて、これまでとはパートナーシップの形も変わる必要がある。

ウディネーゼ & ダチア（DACIA）

ダチアはルーマニアの自動車メーカー。

目的
家族のロイヤリティアップ
未来のファンの獲得
ダチアのターゲットへのブランディング（出産タイミングで車の購入を検討する人）

想定課題
クラブ→来場者減少（スタジアムの空席が目立つ）
スポンサー→赤ちゃんの生まれる家族をターゲットとし、比較検討期間の長い自動車購入へのプッシュとなるきっかけが必要。

手法
生まれてくる赤ちゃんにシーズンシートを付与する
応募した妊婦が入場時に選手をエスコート
※貴重な体験をした妊婦、スタンドで観る夫、生まれてくる子どもへ伝えられるエピソード
クラブへのロイヤリティが高まるアクティベーションであり、それを協賛するブランドへのロイヤリティも高まる。

※ポイント
多くの観客の目が集まる入場時のプロモーション
エスコートキッズとは異なる違和感を与えたことでの驚きによる話題化

発展
ブランディング→興味を高めることに成功した後の継続的なアプローチ策として出産時、退院時、お食い初め、1歳の誕生日の企画を行う。（DMやマスコットプレゼントなどグッズとしても展開）
当日のスタジアム来場者へのメール、キックオフイベントのLPへ誘導しリマケなどで店舗接客へ誘致。

よろしくお願いします🙇‍♂️