富士山の見え方が違う週末
今週末も、八ヶ岳に来ています。
トップの写真は、今朝の富士山です。
早朝、山梨県側から観ると、陽射しは富士山側から降り注がれます。
この風景がボクの、週末の風景です。
平日のの早朝、神奈川県川から観た富士山は、
陽射しを背に受け、富士山に積もった雪が反射して、
くっきりと見えます。
同じ、富士山なのに、こんなに違う姿を見せてくれます。
ボクは富士山には、過去4回登りました。
10年ほど前に登ったのが最後です。
体力的には問題がなかったのですが、何故か8合目を超えると、
酸素濃度が体調に合わなくなります。
高山病の影響で、毎回、頭痛や倦怠感が襲うのです。
毎回、山頂には立つものの、お鉢巡りはできず、
そのまま下山することが3回。
山頂も、霧や強風で全く景色が見えなかったことを思い出します。
ところが、4回目。
奇跡的に、山頂で、ご来光を拝むことができました。
そしてお鉢巡りもでき、山頂の最高点3776m地点にも立つことができたのです。
いつも富士山を見ると、「あの頂上まで登ったんだな・・・」
と、感慨深くなります。
「もう一度富士山に登りますか?」と質問されたら、
たぶん応えは、「NO」です。
登りたいと思ったときが、登るとき。
何でもタイミングがあり、
その機を逃すと、一生叶わないこともある。
ボクはそのことを、過去にたくさん体験してきました。
今は、今したいことに全力を注ぐ。
残された時間は、無限ではないと感じます。
だからこそ、今したいことをする。
その気持で、毎日を生きています。