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天皇杯決勝 川崎F0-0(PK8-7)柏 川崎F、天皇杯優勝!!

天皇杯決勝の相手は、柏レイソル。
12/9(土)14:00、国立競技場でキックオフ。

ボクは、この天皇杯決戦を、現地観戦した。

川崎Fは、スタメンに、宮代、ダミアン、家長、瀬古、橘田、脇坂、大南、山村、登里、山根、ソンリョンの先発。ベンチには、瀬川、小林、ゴミス、遠野、シミッチ、ジェジエウ、上福元が入る。

結果は、0-0で、(PK8-7)で、川崎Fが勝利!天皇杯優勝をつかんだ。

前半14分 柏は、小屋松選手が土屋とのワンツーで右サイドを突破してペナルティエリア右脇まで進入し、中の様子を見て意表を突いたシュートを右足で放つ。だが、チョンソンリョン選手に左手でパンチングされゴールを割ることができない。
前半25分 柏は、前からの強気な守備でボールを奪い、小屋松選手がペナルティエリア右脇からマイナスへクロスを上げる。この流れから細谷選手、高嶺選手、さらには小屋松選手が立て続けにシュートを放つが、いずれも相手のブロックに阻まれる。
前半40分 川崎Fは、Lダミアン選手が右サイドへ流れてボールをもらい、右足で中央にロングパスを送る。ペナルティエリア手前の左で瀬古選手が収めると、対じする小屋松選手を抜き切らず、ボールを右にずらして右足を振り抜く。しかし、シュートはクロスバーの上に外れてしまう。

前半:前半終了。0-0と、同点で試合を折り返す。

後半11分 柏は、片山選手が脇坂選手に倒され、左サイドの相手陣中央からのFKを獲得。キッカーのMサヴィオ選手は右足でシュート性の速いボールを右足で蹴り込む。ゴール右上をとらえていたが、チョンソンリョン選手に左手一本でセーブされてしまう。
後半19分 16瀬古OUT→17遠野IN、33宮代OUT→30瀬川IN
後半21分 柏は、古賀選手が自陣のセンターサークル付近から左サイドへ斜めにロングフィードを送ると、片山選手が山根選手に競り勝って頭でペナルティエリア内にボールをつなぐ。山田康選手が走り込んでいたが、チョンソンリョン選手にキャッチされてしまう。
後半24分 柏は、Mサヴィオ選手が自陣から大きく蹴り出すと、ボールが大南選手と山村選手の間を抜けてスペースに流れる。これに細谷選手が反応。大南選手の後ろからのチャージを受けても倒れず、チョンソンリョン選手との1対1を迎える。しかし、細谷選手のボールタッチがわずかに大きくなってしまい、チョンソンリョン選手にキャッチされて大きなチャンスを逃す。
後半32分 9LダミアンOUT→11小林IN。
後半34分 川崎Fは、瀬川選手がペナルティエリア手前の中央でボールを収め、斜め左へ浮き球のパスを送る。走り込んだ遠野選手がバウンドする前にボレーシュートを左足で放つが、松本選手に正面でセーブされてしまう。
後半42分 3大南OUT→4ジェジエウIN、14脇坂OUT→6JシミッチIN
後半54分 柏は、キッカーのMサヴィオ選手が入れたクロスは家長選手にクリアされるが、ペナルティエリア手前の左にいた仙頭選手がこぼれ球に反応し、ワンタッチで縦に送る。走り込んだ片山選手が家長選手との競り合いに勝ってライン際でボールを持ち、角度のないところから右足を振り抜く。しかし、ボールは無情にもゴール左のポストにはじかれる。

後半終了。スコアレスで延長戦に突入する

延長前半10分 柏は、片山選手が頭で最終ラインの裏へボールを送ると、細谷選手が完全に抜け出してペナルティエリア内に進入。細谷選手はチョンソンリョン選手との1対1を迎えるが、右足で放ったシュートはチョンソンリョン選手のビッグセーブに遭う。細谷選手はこぼれ球を拾ってペナルティエリア左から中央に折り返すが、これもチョンソンリョン選手にセーブされる。
延長後半0分 11小林OUT→18BゴミスIN
延長後半13分 川崎は、山根選手が右サイドの相手陣深くからピンポイントのクロスを送ると、ペナルティエリア中央でBゴミス選手がドンピシャのヘディングシュートを放つ。しかし、松本選手がはじいたボールはゴール左のポストに当たってゴールの前にこぼれる。家長選手が詰めていたが、これも松本選手に阻まれて今日最大の決定機をモノにできない。

延長後半終了。スコアレスでPK戦に突入する。

PK戦
川崎F 1本目:○家長。左足でゴール右にシュートを放つ。松本に触られるが、勢いが勝ってネットを揺らす。
柏   1本目:○Mサヴィオ。右足で強烈なシュートを放ち、ゴール右上の隅を射抜く。
川崎F 2本目:瀬川。右足でゴール左下へシュートを放つが、松本にセーブされる。しかし、蹴るタイミングで松本がラインより前に出ており、やり直しとなる。
    2本目:○瀬川。今度は松本の逆を突き、ゴール右に決める。
柏   2本目:○細谷。短い助走から右足で強烈なシュートを放つと、チョンソンリョンは一歩も動けず。ゴール左上に沈める。
川崎F 3本目:○山村。右足でシュートを放ち、松本の逆を突いてゴール左に決める。
柏   3本目:○戸嶋。右足でシュートを放ち、チョンソンリョンの逆を突いてゴール左上の隅に決める。
川崎F 4本目:○橘田。右足でゴール左へシュートを放つ。松本に読まれていたが、その上を抜けてネットを揺らす。
柏   4本目:×仙頭。右足で思い切ってシュートを放つが、ゴール左のポストに嫌われる。
川崎F 5本目:×Bゴミス。右足でゴール右へシュートを放つが、完全に読んでいた松本にセーブされる。
柏   5本目:○武藤。右足でシュートを放ち、チョンソンリョンの逆を突いてゴール左へ沈める。
川崎F 6本目:×登里。左足でゴール右下へシュートを放つが、これも完全に読んでいた松本にセーブされる。
柏   6本目:×片山。右足でゴール左上を狙ってシュートを放つが、クロスバーに嫌われてしまう。
川崎F 7本目:○遠野。歩いて助走を取り、右足でゴール左下へシュートを放つ。松本に読まれていたが、手の先を抜けてネットを揺らす。
柏   7本目:○山本。右足でゴール右下へシュートを放つ。読んでいたチョンソンリョンに触られていたが、脇下を抜けてゴールに吸い込まれる。
川崎F 8本目:○山根。タイミングをずらす助走で松本の逆を突き、右足でグラウンダーのシュートを中央に決める。
柏   8本目:○川口。右足でゴール左下へシュートを放つ。チョンソンリョンに読まれていたが、コースが良く、ネットを揺らす。
川崎F 9本目:○Jシミッチ。左足でゴール右へシュートを放つ。松本に触られるも、勢いが勝ってネットを揺らす。
柏   9本目:○立田。右足のインサイドでシュートを放ち、ゴールど真ん中に決める。
川崎F 10本目:○チョンソンリョン。右足でシュートを放ち、ゴール右上を射止める。
柏   10本目:×松本。右足でゴール左を狙ってシュートを放つが、読んでいたチョンソンリョンにセーブされる。

PK戦:試合終了。0-0(PK8-7)で川崎Fが勝利。3大会ぶりの優勝を果たした。

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優勝おめでとう。涙が出たよ。。。

優勝した瞬間。何だか、一瞬の何の音も聞こえない時間が訪れた。
それは、ボクの耳にだけ起こった現象のかもしれない。
本当に、目の前で起きているのが現実なのか分からないくらいの瞬間だった。そのあとは歓喜が沸き上がる。
選手たちの目から涙。大きなビジョンで確認できた。
それを見ていたらこちらまで涙が出てきてしまった。
優勝おめでとう。川崎フロンターレ!

柏レイソルは、間違いなく強いチームだ

相手チームの柏レイソル。
本当に強いチームだと思う。リーグ17位で終わったことが信じられないくらい、良いチームであると思う。
ゲームは、ほとんど柏ペースだったことは、間違いない。
そして何度、川崎Fのゴールを脅かしたことか。
個々の選手も、すごくうまい。細谷選手はもちろん、マテウスサヴィオ選手はめちゃくちゃ上手く、対戦相手はすごく嫌な選手だった。そして山田選手、キーパーの松本選手も素晴らしかった。
このチーム、来シーズンは目が離せない順位になる予感がした。

勝敗は、まさに紙一重。

勝敗は、どちらかに決まる。
でも、これは紙一重だと思った。今回は川崎Fが勝ったが、逆のことも十分有り得たのである。
そう考えると、それはほんのわずかな差である。けれどもその差には、何かが存在するのだ。
正直、それが何なのかは分からない。
勝負とは無情である。

川崎フロンターレ、念願のタイトルをつかむ

川崎Fは、昨シーズン、タイトルを一つも取ることができなかった。
今シーズンのリーグ戦も8位。ルヴァン杯も敗れた。
そんな中、天皇杯を取れたことは、本当に大きい。
何よりも、今の選手たちの気持ちを考えると、優勝以上に大きな自信になるものはないとも感じるのである。

そういう意味でも、本当に良かった。

本当におめでとう。川崎フロンターレ!
そして、感動をありがとう。川崎フロンターレ!




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