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洗濯日和を、待ちわびて。フレディ レック・ウォッシュサロンにて


訪れたのは、シャンデリアがあるコインランドリー

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閑静な通りの中に佇む、ひときわ洗練された外観。

東京・目黒区にある「フレディ レック・ウォッシュサロン」は、コインランドリーという枠にありながら、それ以上の利用価値を提供するユニークなお店だ。

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巨大な洗濯機・乾燥機が立ち並ぶが立ち並ぶスペースの横には、広々としたカフェラウンジ。オリジナルブレンドのコーヒーや、ソフトドリンクのほか、マフィンなどの軽食も販売している。

そして、ガラス張りの明るい店内の真ん中には大きなテーブルが鎮座。洗濯が終わるまでコーヒーや軽食をとりながら、ゆっくり過ごせる作りとなっている。

ほかにも、日本の洗濯事情に合わせたオリジナルランドリーグッズを開発するなど、「洗濯が楽しくなる」仕掛けを次々と生み出すこのお店から、私たちが洗濯の質をアップグレードさせる術を学ぶ。

プロに聞く、心満たされる洗濯アイテム

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話を聞いたのは「フレディ レック・ウォッシュサロン」ディレクター兼商品企画の鈴木新さん。ジュニア洗濯ソムリエの資格と知識を生かし、洋服のケアグッズを開発している。いわゆる“プロ”の目線から、洗濯にまつわるあれこれで抑えておくべきポイントを解説してもらった。

秋冬アイテムの必須お手入れ「ブラッシング」

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まずは「ブラッシング」について。ニットやコートといった秋冬の衣類は、現在クローゼットにしまっていると思うが、このお手入れをしておくことは必須だと鈴木さんは話す。

「毛玉が取れるほか、毛並みも整いますし、花粉やホコリも減る。結果、洗う回数も減らせるので、これほど万能なケア方法はないと思っています。うちでは、“イノシシの毛”を使った毛玉取り用クロスブラシを販売しており、スタッフが実際に使用中。硬い毛並みのものを使うと驚くほど毛玉が取れます。ちなみにこうしたブラシは、“日本発祥の文化”です。というのも毛玉を気にするのって日本人ぐらいだからだそうです。」

スキンケアのように洗剤を使い分けてみる

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次に、「洗濯洗剤」の話題に。洗剤にはそれぞれ得意な汚れや使い方があり、その特性に合わせて使用しなければ、パワーを十分に発揮できない。

「たとえばニット系は、汚れが残っているとカビの原因になるので、タンスにしまうときは『ニット用洗剤』『おしゃれ着用洗剤』なんかで必ず洗ってほしいですね。」

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「同様に白系の服も長期間しまっておくと洗いきれなかった皮脂汚れが酸化し、黄ばんでいくので『オキシクリーン』などを使って、つけ置き洗いで念入りに。ただ、そこで気をつけてほしいのは、漂白剤や蛍光増白剤など、刺激の強い成分が入ったものをずっと使っていると、素材が傷んだり、肌がかぶれてしまう可能性があります。そういった意味では『スキンケア』を選ぶ感覚を持っているといいかもしれません」

バスケット一つで家族と過ごす洗濯時間に

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衣類が美しくよみがえるのも、洗濯を楽しくするモチベーションになるが、ここでは、さらにそれを高めるために、オリジナルのランドリーグッズを多数取り揃えている。

「『L.L.Bean』さん、目黒区中央町にあるセレクトショップ『millvalley』さんとコラボレーションしたランドリーバッグ、アイロン台の代表的なブランド『サイトウ・アイロン・ボード』とコラボレーションしたアイロニングボードなど、質とデザインを兼ね備えたコラボアイテムには力を入れています。そうするのも、皆さんに『洗濯をもっと好きになってほしい』との願いから。

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オリジナルアイテムで、やわらか素材の大きなランドリーバスケットも作っているのですが、お子さんがいるお母さまから『子どもがよく中に入って楽しそうにしている』との声をいただきました。ステンレス製だと危ないのでそれができないですし、子どもたちが洗濯に興味を持ってくれる可能性もある。アイテムによってさまざまな付加価値がつくのは嬉しいことです」

「入れるだけ系」アイテムで快適に

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いまや便利な洗濯アイテムは増えた。とくに手を汚さずに洗濯機に投入できるボール洗剤や、ネットに入ったマグネシウム洗浄剤など、「入れるだけ」で済むものの類だ。そうして無駄な作業を簡略化させるのも、日常の洗濯のストレスを減らすには大いに役立つ。

「私どものアイテムでも『入れるだけ』で洗濯に役立つアイテムをいくつか作っています。まず色移りを防止するカラーキャッチシート。これを他の衣類と一緒に洗濯機に入れることで、衣類などから出る染料をシートが吸着して、他への色移りを防ぐ効果があります」

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「ほかにも『ソフターシート』という乾燥機用の柔軟シートがあります。洗濯物の静電気を抑えて、ふっくらとした仕上がりに完成します。シート状ということもあり、持ち運びにも便利。コインランドリーでの使用に適しています」

“地域商売”だから生まれる居心地の良さ

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冒頭でも書いたように、「フレディ レック・ウォッシュサロン」はコインランドリー以外の要素もある、いわば「サロン」のような空間。カフェでWi-fi接続しながら洗濯が終わるまで作業するのもよし、持ってきた本を読みながらコーヒーブレイクするのもよしと、老若男女利用しやすい環境が整っている。

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「もともとコインランドリーは『地域商売』。最初の店舗もまず会社のある目黒区、すなわち“地元”から広めていこうという目論見がありました。

近くに住むお年寄りからは、店前に看板を立てていると他愛もないことで話しかけてくれたりと、外見の洗練された感じとは異なり、アットホームな居場所を提供できているのかなと。

来れない人たちには、さきほど紹介したようなアイテムをオンライン販売したり、いろんなツールを通じて『洗濯の楽しさ』を提供していきたいですね」

ベルリンの空気をそのまま東京でも

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そんな思いの源流には、ドイツ人のフレディ レックさんとの関係を説明する必要がある。

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「もともとは彼が2008年にベルリンで作った店舗が原型。1960年代風のレトロな壁紙や、アンティーク調のシャンデリアが良い感じの雰囲気の中で、待ち時間を退屈することなく過ごせるようにとカフェなどを併設させました。その後、私どもがブランド契約を結び、いまにいたる…という感じですね」

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最後に、コロナ渦を生きるいま、今後の展望をどう考えているのだろうか。

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「現在2店舗を目黒区で出店しているのですが、3店舗目も目黒区で開くことを予定しています。また、以前は洗濯のワークショップなどをお店で行っていたのですが、コロナでそれもなくなり、一気にお客様との“直のコミュニケーション”を逸してしまいました。

なので、もっと触れ合えることをしていけるよう、公式Webサイトで、洗濯のお悩み相談を行ったり、洗濯のときに流す『音楽プレイリスト』を共有したり、お店では、1組ずつご案内するイベントを開催したり、一方通行にならない取り組みを実施していきたいですね。

5月1日〜3日には、ウォッシュサロン トーキョーーで家庭でできるシミ抜き方法を無料で伝授する実験・体験イベントも開催します。」


SHOP DATA

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フレディ レック・ウォッシュサロン

【本店】
東京都目黒区中央町1-3-13
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営業時間 9 : 00  –  20 : 00
コインランドリー:24時間営業・年中無休
その他サービス:年中無休(年末年始を除く)

【目黒原町店】
東京都都 目黒区原町1-22-6
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営業時間 6:00-24:00
※コインランドリーのみ

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BLUE WELLMAGA(ブルー ウェルマガ)は「自分だけの心地よい時間」を追い求めるインナーウェルネスマガジンです。

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