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行くたびに惹かれる街、京都②

気づいたら今年も終わりますね。
今年は弾丸で2回も京都を訪れ、改めて京都の良さを実感しました。
前回に引き続き、京都で惹かれたことシリーズの記録を綴ります。今回は京都の惹かれポイント2つについて。
前回の記事に1つ目の京都①記録がありますので、よろしければそちらもご覧ください!


京都の惹かれポイント2
 〜深煎り珈琲文化を継承しているお店が多い!〜

京都の惹かれポイント3
〜アットホームな空気感のある素敵なこだわり個人店〜

今年2回の京都旅、食メインの旅だったので京都の最近できた珈琲屋を目的地に。

わたしは深煎りでとろんとまろみのあるネルドリップの珈琲がとても好きなので、
美味しいネルの深煎りが飲めるお店を事前にリサーチ。
すると、調べている中でも深煎り珈琲が飲めるお店が本当に多いことに気づいた。

京都は小川珈琲やイノダコーヒ、六曜社、スマート珈琲店など古くからの喫茶店も多い喫茶文化が根づく街であり、さらに夜珈琲が飲めるお店が多いのもいいなと思う。

サードウェーブ系のコーヒーが流行し、都内での新店は浅煎りやラテがメインのお店が増えている中、京都の昔ながらの喫茶文化を継承しつつ、こだわりの1杯を提供する珈琲屋がニューオープン店として増えている京都はカフェ、珈琲文化の独自性を感じる。

だからか、京都で飲んだ珈琲は「コーヒー」と表記するより「珈琲」と漢字で表記したくなります。
お砂糖もミルクも入れず、濃いめの深煎り珈琲を存分に楽しめる街だ。
今回は、左京区のwovenと珈琲み空の2店に足を運んでみた。
左京区のお店は自分の好き!に合うお店がたくさん。

1件目のwovenは、岡崎公園近くの住宅街にひっそり佇む珈琲屋さん。

8月の土曜日の昼下がり、先客はおらず静かな店内。
店内では店主さんが豆を選別しながらカウンターで注文を受け、わたしはネルドリップ、一緒に旅をしていた彼はハンドドリップを注文。

カウンターなので店主が丁寧に珈琲を淹れる姿を、静かに見守りなんだか一瞬緊張の時間だった。淹れた珈琲は和の器で提供された。店内はウッディで民族っぽいインテリアだったけど、珈琲豆を入れている木箱や珈琲カップは和のテイストで、わたしの好きな雰囲気にどんぴしゃだ。

お茶菓子として、メニューには手作りきな粉棒や羊羹などの和菓子があるのも珍しい。
その日はきな粉棒が売り切れてしまったとのことで、珈琲オンリーだったけどネルで淹れられたこっくりまろみのある珈琲を口にして、きっと和菓子とのペアリングも最高なんだろうな〜と思った。

woven ネルドリップ深煎り珈琲

珈琲を途中まで飲んだくらいで、店主さんが私たちに話しかけてくださり、この街のおすすめ、大阪や京都についてなどを話した後に、最後に店主さんの最近の面白い体験の話なども聞けた。
初対面のお店で、当たり障りのない会話はあるだろうけど、店主さんのパーソナルな出来事の話が聞けるなんて、珍しい。

京都や大阪を旅した際に、気づいたのが関西旅行では行った店のほとんどでお店の人から声をかけてくださりアットホームだなあということ。

わたしはよく行く古着屋、セレクトショップで店員さんと話をしながら買い物をしたり何気ない話などをすることが好きだ。なので、初対面のお店でこんなにも店員さんとコミュニケーションが図れる関西の文化がフィットするような感じがした。これが京都の惹かれポイント3です。

結局その日はランチ時間ということもあり、貸切でお店を利用できた。
珈琲1杯を求め、わざわざ岡崎方面まで歩いて本当によかったな、また来たいなと思いながらお店を出た。

wovenの看板


2件目は9月に京都の平安蚤の市前のモーニングとして立ち寄った、
間借り珈琲店の珈琲み空。
平日の朝、店内に入ると常連らしきお客さんたちがのんびりとモーニングを堪能していたり、仲間や時々店主と話を交わしていた。

珈琲み空の古民家店内

わたしたちは古民家の店内にある古い木の床のお座敷席で、ちゃぶ台を囲みながら
ネルドリップ珈琲とフルーツとゆで卵付きのシンプルなバタートーストを味わった。

珈琲を待つ間も、趣ある古民家店内をのんびりと見ていたらあっという間。
しばらくして珈琲とトーストが提供され、旅の醍醐味であるその土地の極上朝ごはんに感動した。
珈琲はwoven同様深煎りで喫茶店の珈琲のような安心感。トーストがシンプルながらもパンからとても美味しくて、それはそれは贅沢な朝ごはんでした。

その日は初めて平日の京都を満喫したのですが、平日のお店は常連さんたちがラフに話していて京都ローカルカルチャーの空気感を体験することができて、新鮮だった。

珈琲み空のトースト
珈琲み空の珈琲をちゃぶ台でいただく



このように京都の珈琲文化を若い世代の方々が受け継ぎ、街の宿り木となって
アットホームに観光客も迎え入れて文化をナチュラルに盛り上げている姿に、わたしは今回の旅で惹かれました。

まだまだ京都は行きたい個人店、珈琲屋がたくさんでGoogleマップのピンがひしめきあっているので、また2023年も定期的に京都の珈琲文化に触れに行きたいと思います。

今年はなかなかnoteに記録をすることができなかったので来年は自分が触れたことに関して、ラフに綴っていきたいです!
ではでは。

lemon

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