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夫と二人で東南アジアの旅⑤街を見て人と触れてその国を知る

こんにちは、住川晴代です。
2018年9月のシルバーウィークに夫と東南アジアを旅した時の旅行記を綴っています。

今までのお話はこちら。
夫と二人で東南アジアの旅④自分の目で見て、経験すること

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☆9/17 プノンペン1日観光

昨晩予約した新しい宿が9時からチェックイン可能だったので早々にチェックインすることにした。
地図通りに歩いても宿がなかなか見つからない。
ウロウロしていた私たち夫婦を見て、「今日の宿泊者だ」とおそらく察したホスト(自身が経営しているバーのテラスにいた)が声をかけてくれた。

ホストは黒人だった。

私は黒人と話すのが初めてだった。体格も大きく顔が黒いというだけで「この人怖いな…」と感じてしまうのは良くないことは分かっているが、最初は委縮してしまった。

話すととっても気さくな方で、すぐに気持ちもほぐれたが。

ホストに部屋を案内してもらったが、部屋がとてもウェッティだった。
そして説明が終わりホストが出ていった直後にキッチンで巨大なGを見つけてしまった。
私はすぐにホストを呼びに行ってGを追い出してもらった。

ホストは笑いながら対応してくれたが、きっと「なんでこんなGごときでギャーギャー言ってるんだ」と思っていたに違いない。

一息ついて王宮に向かった。

王宮の前には大きな広場があり大量の鳩がいた。
広場の横にはメコン川が流れている。

王宮は14:00にならないと入れない、と言われたのでワットプノンへ向かった。

ワットプノンには大勢の観光客がいた。内観を見ているときに4人の子供たちが寄ってきた。子供たちが何も言わなくても、お金が欲しくて寄ってきたことは分かっていた。

そこで私は「写真を撮るよ」と言って持っていたカメラを向けた。
子供たちはとびっきりの笑顔とピースを向けてくれた。
写真を撮って彼らに見せると喜んでいた。
お金ではなく自分の大切なカメラを使って彼らを少しでも楽しませることが出来て良かった。

ワットプノンを後にしてお昼を探しに回り高層ビルが立ち並ぶエリアに来て驚いた。

ここって本当にカンボジアなの…?

百貨店が入っている建物や立派な高層ビルが何個もあり、まさに大都会と呼んでも謙遜ない光景だった。
いつの間にか自分の中で「カンボジアには高層ビルなどない」と勝手に決めつけていたのかもしれない。その偏見が一気に崩れた。

とある高層ビル内のバーガー屋さんで昼食を取った。味は日本と変わらない。

またこのタイミングで今回の目標としていた海外キャッシングも無事に出来た。

そして王宮に戻り内部を回った。ゆっくり鑑賞した後は広場横のメコン川沿いを歩いた。

自分が思っていたよりもメコン川は赤土色だった。
そんなメコン川で泳いでいる子供たちもいる。

メコン川沿いでは綺麗な音楽が奏でられている中お香を焚いてお祈りをする現地の人が大勢いた。その音楽は聴いていて心地よく、夫と終始聞き入っていた。
現地の人がお祈りをする間はずっと音楽が奏でられているため、演奏者は途中で何回か交代していた。

その後は近くにあったAmazon Cafeへ入った。アマゾンにいそうな鳥のロゴが目印で大手流通業者のAmazonとは全く関係の無いカフェだ。

店内に入り注文をする。メニューは全てドル表示。
私はライチジュース、夫はコーヒーを注文した。ライチジュースは甘さを細かく調整出来る。

お会計はドルだがお釣りはリエルで返ってくる。

飲み物を受け取り席に着いてカンボジアの通貨について夫と話した。

ドルとリエルが使われているカンボジア。自国通貨はリエルだ。
ドル表記で書かれていてもリエルで支払うことは出来るし、また逆にリエルで書かれていてもドルで支払える。
しかしメニューなどではドル表記が多いことから国民はドルを信用していると感じることが出来る。

しかし、昨日の晩御飯前に乗ったトゥクトゥクのおじさんのように、リエルが欲しい人もいる。

正しい答えは分からないが、私たち夫婦は以下のように推測した。
古い人たちはリエル、最近の人たちはドルを信じているように見える。それには内戦が影響しているのか分からないが。

カフェの店内には多くの僧侶がいた。私たちの隣に座っていた僧侶にこの話を聞いてみたが英語が上手く伝わらず答えを聞くことが出来なかった。

次、カンボジアに行く機会があったらもう一度実際に現地の人に聞いてみたい。

また他にも本を読んでいる僧侶や友達と話している僧侶もいたが、なによりPCを操作している僧侶には驚いてしまった。
僧侶はあまりITを使用しないイメージがあったからだ。
僧侶がPCを使用しないことはないとは思っていたが、それでもプライベートの時だろう。しかし僧侶が正装のままPCを使用していたことには驚いた。

カフェを後にして、宿への帰路の途中にXの形の外観をしているセントラルマーケットへ寄った。
この時点で17時ごろだったのでお店はほとんど閉まっていたが、所々に貼られている注意書きが面白かった。

「銃、手榴弾、顔を覆うマスクなどは持ち込み禁止!」

内戦の影響が残っているのかな、と思った。

セントラルマーケット近くのペッパーランチで夜ご飯を食べ宿に戻り、今朝Gを見てしまったことで虫におびえながら眠りについた。


夫と二人で東南アジアの旅⑥疑いから入ってしまう私に続く。

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