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0139 自分にとって、それは職業じゃない

トップガンを見てきた。
内容はさておき、作中で主人公が言う。

「(戦闘機乗りであることは)自分にとって職業じゃない」

仕事で迷走を極めている私の心に刺さってしまった。

こんなに悩むのは、嫌なのは、ばかばかしく思うのはなんでだろう。
周囲の人たちが「みんなも同じ思いを抱えて頑張っている」「転職したってどこも大変だから、辞めるな」という。「またうつ症状が出てきているのだから、休めばいい」

私は仕事が大変だからこんなことになっているのだろうか?
さぼりたくて、違う仕事に就きたいのだろうか?
皆も我慢して働いているのだから私も我慢すべきか?

友人には、「我慢って時点でおかしいと思う。辞めることを薦めるわけじゃないけれど、我慢はおかしい」と言われた。
じゃあ何なのだろう。
そんな中でのマーベリックのセリフだった。

私は、今の仕事が好きだったし信念を持って今までやってきたのだ。
生活のためとかではなかった。そりゃ、お金は大事。生活をしていかねばなりません。

でも、お金なら、別にこの仕事じゃなくていいのだ。
強い責任感と、100年後の世界の為に、何を言われても頑張っていられたのは職業じゃなかったからだった。

悩みは尽きない。
こんなに強い思いを持ってしてきた仕事だけれども、転職の際に一切武器にならないことが分かったのだ。
今までの人生、何だったのだろうね。
理不尽に屈して、今を生き残ればよかったのか。
後任が何とかしていくと、無責任に場当たり的なことをすればいいのか。

できたなら、休んでなかったよね。

自分に少しだけ、頑張ってるね、頑張ったね。
もう弾のない銃は撃てないよね、とねぎらってあげたりした週末だった。

明日からまた同じ日々。
どうしたらいいのだろう。

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